食彩の王国 食彩の王国

毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第402回『ブリ』

11月26日放送予定

■冬の海の王者「ブリ」

■冬の海の王者「ブリ」

寒くなるほどおいしくなる魚「ブリ」の季節到来です。上質な脂をたっぷり蓄えたこの時期のブリは、特に「寒ブリ」と称され、刺身はもちろん、ブリしゃぶ、照り焼き、塩焼き…どれも絶品!でも、それはブリのよそゆきの顔。庶民にとっては、やっぱり冬に食べたくなるのが「ブリ大根」ですね。ブリのエキスをたっぷり吸い込んだ大根と、ホロッと崩れるやわらかいブリ…黄金の組み合わせです。今回はそんなブリと大根の幸せな出会いの物語へとご案内いたしましょう。

■ほっこりブリ大根の魅力

■ほっこりブリ大根の魅力

東京・新橋の路地裏…昼時になるとサラリーマンで行列ができる定食屋があります。そこで大人気の「ブリ大根定食」は、大根の中までブリの味が染み渡っているのに薄味なんです。その秘密とは・・・??一方、赤坂の料亭では、大根を美しく炊き上げる秘伝の技を教えてくれました。ブリと出会う前に、大根にお化粧・・・?

■魚介の宝庫・富山湾の極上ブリ

■魚介の宝庫・富山湾の極上ブリ

「天然のいけす」と呼ばれるほど魚介が豊富な富山湾で行われるブリ漁の船に密着!400年前から行われているという「越中式定置網漁」を見せていただきました。陸地に近いところでも急激に水深が落ち窪んでいる「すり鉢状」な地形のため、魚場はなんと出港からわずか15分の場所。3隻の船で息ぴったりに網を上げていきます。さぁ、今日の獲れ高はどのくらいだったのでしょうか?

■本場のブリ大根は一味違う!?

■本場のブリ大根は一味違う!?

ブリ大根発祥の地・富山で出会ったのは、一風変わったブリ大根。秋篠宮さまが訪問された際にも召し上がったというそのブリ大根は、なんと煮こごり付きの「冷たいブリ大根」。気になるそのお味は?さらに、寒ブリで名高い氷見で受け継がれてきたのは「味噌味のブリ大根」。じっくりコトコト煮込むこと2日…骨まで食べられるブリ大根です。文字通り、「ブリを食べ尽くす」地元の知恵をご紹介いたします。

取材先
制作担当

【ディレクター】山本 裕美子(ViViA)
【プロデューサー】加納 満 (ViViA)
【プロデューサー】江野 夏平(テレビ朝日)