食彩の王国 食彩の王国

毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第384回『鱧』

7月16日放送予定

■祇園祭はハモ祭り!

■祇園祭はハモ祭り!

京都では今年も祇園祭が始まりました。17日は祭りのクライマックス!絢爛豪華な山鉾が街を練り歩きます。そんな京都の夏に欠かせない食材といえば、なんといっても「ハモ」!梅雨明けとともに旬を迎えるハモは、ちょうど祭りの頃になるとほどよい脂がのって、その美味しさは格別です。京都の台所・錦市場では焼き立ての「ハモ照り焼き」を見つけました!なんともいえない香ばしいにおいが食欲をそそります。

■祭りを支える京都の包丁人

■祭りを支える京都の包丁人

京都には昔から、仕出し料理という独特の食文化があります。祇園祭は年に一度の大忙し!朝から晩まで骨切りするハモの数は1日200本~300本にもなることがあるといいます。切っても切れない「祇園祭とハモ」の関係。それを陰から支えていたのは、骨切りの技を持つ京都の包丁人たちでした。

■京町家での祭り支度

■京町家での祭り支度

創業260年以上の京町家「杉本家」でも祇園祭の準備が始まりました。年に一度、蔵から家宝の屏風や掛け軸を出して飾り、公開するのは江戸時代から続く風習の一つで「屏風祭り」と呼ばれています。普段は目にすることのできない屏風をなんと今回、特別に見せていただくことができました。さらに杉本家で代々受け継がれてきた伝統のハモ料理!母から娘へ伝えたい思いとは・・・。

■蘇る江戸時代のハモ料理

■蘇る江戸時代のハモ料理

山鉾町に店を構える京料理の店で気鋭の料理人に密着しました。果たしてどんなハモを選び、どんな料理に仕立てるのか?たどり着いたのは意外にも江戸時代に書かれたある書物。鴨川と高瀬川、京都の名所にまつわるなんとも風流な一品でした。
真っ白でふわふわの絶品ハモ料理をたっぷりとご紹介します。

取材先
制作担当

【ディレクター】吉井 みどり(ViViA)
【プロデューサー】加納 満(ViViA)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)