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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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第364回『寒天』

2月12日放送予定

■究極のスローフード「寒天」

■究極のスローフード「寒天」

ぷるるんっとした喉越しがたまらない「寒天」。あんみつなどの和菓子には欠かせない食材ですが、実は“羊羹”も「寒天」から作られているってご存知でしたか?江戸時代、「ところてん」を真冬に屋外へ置いていたところ生まれたのが「寒天」。偶然から生まれた日本ならではの食材「寒天」は、豊富な食物繊維やミネラルを含み、美容・健康食として愛され続けています。今回は“伊豆・長野・北海道”を取材、「寒天」が結ぶ知られざる「寒天物語」をご紹介します。

■最高級“伊豆の天草”

■最高級“伊豆の天草”

「寒天」は“天草”と呼ばれる海草から作られます。極上の天草産地、静岡県西伊豆町を訪ねました。ここでの“天草漁”は海女さん達の仕事。冬場は海岸へよってくる天草をすくいとる“寄り草漁”が行われます。また、夏場に採りだめた天草を仕分け、長野へと運ぶのもこの時期の大切な仕事です。『みんな、天草で生きてきました』と海女たちは語ります。

■お父、いつもありがとう!

■お父、いつもありがとう!

日本一の寒天処、長野県茅野市。12月から2月までの厳冬期に作られる「寒天」は、この土地ならでは冬の風物詩です。この時期になるとやってくるのが“天屋衆”と呼ばれる出稼ぎの男たち。はるか北海道から、33年間出稼ぎを続ける1人の職人に密着しました。毎日、朝4時から夜9時まで続く「寒天」作り・・そこには律儀な職人の技がありました。そして、「寒天」が紡ぐ家族の感動物語、ご期待ください。

■「寒天」のさらなる可能性

■「寒天」のさらなる可能性

究極のスローフード「寒天」の魅力をさらに引き出したい!と奮闘するシェフに出会いました。料理人でありながら“天屋衆”として、一冬働いたという異色な経歴の持ち主です。シェフが生み出す絶品の寒天料理は必見です!

取材先
制作担当

【ディレクター】堀井 穂高(ViViA)
【プロデューサー】加納 満(ViViA)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)