第353回『柿』
11月20日放送予定
■にっぽん柿物語

■にっぽん柿物語
今回は、日本の秋を彩る果実、「柿」が主役です。砂糖がなかった時代、柿は貴重な糖分原として、昔から大切にされてきました。甘味を求めた人々は、渋柿の「渋味」を抜いて少しでも甘くしようと、古来より様々な努力をしてきました。日本人と柿の歴史。渋味と戦う人々の知恵と工夫に迫ります。
■柿すだれ・市田柿

■柿すだれ・市田柿
「市田柿」の栽培が盛んな長野県下伊那郡。この時期、柿農家では一風変わった光景が見られます。それがこの「柿すだれ」。赤々とした市田柿が天日干しのために吊るされており、毎年この地域の風物詩として有名になっています。まるでカーテンのような市田柿。果たしてどんな柿なのでしょうか?また、柿農家さんが教える、簡単・手軽な渋抜き方法もご紹介。お楽しみに。
■世界の干し柿・蜂屋柿

■世界の干し柿・蜂屋柿
岐阜県美濃加茂市には、なんとパリ万国博覧会(1900年開催)で入賞した実績を持つ干し柿が栽培されています。その名も「蜂屋柿」。蜜より甘いという評判から、その昔、皇室や戦国武将に献上され、名物の柿として愛されてきました。しかし、この誉れ高い蜂屋柿、実は戦争中に姿を消してしまっていたのです。なぜ幻となった蜂屋柿が、再び表舞台に姿を現したのか?そこには、蜂屋柿の復活にかけた、ある男の秘話が隠されていました。
■甘柿の王様・富有柿

■甘柿の王様・富有柿
今、岐阜県瑞穂市では、「富有柿」の収穫が真っ盛り!たわわに成長した柿の実は、さっぱりとした甘さで大評判!実はこの富有柿、なんと日本の甘柿の約6割を占めているというから驚きです。まさに甘柿の王様!そんな富有柿を一人で栽培してきた、ある女性の波乱万丈な人生。
そこには、富有柿を通じた家族の愛がありました。
取材先
制作担当
【ディレクター】田中 徹(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道 那須 恭子 (テレビマンユニオン)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)





