第326回『こごみ』
5月15日放送予定
■春一番を告げる!山の新芽

■春一番を告げる!山の新芽
深い雪に閉ざされる信州・白馬村は毎年5月初旬に、ようやく雪解けの季節を迎えます。待ちに待った春、大地に真っ先に芽吹く極上の山菜が「こごみ」です。クルクル丸まって萌えだす姿が、かがみ込んでいるように見えることから「こごみ」と呼ばれ、愛されてきました。
■溢れるいのちの森

■溢れるいのちの森
灰汁や苦味はありません。シャキシャキした歯ざわりで、トロ~ッとしたみずみずしいヌメリがこごみの魅力!油と相性がよく、クルミ・胡麻・マヨネーズと合わせても絶品です。信州の自然食にこだわる料理自慢の温泉宿では、ご主人と女将さんが夫婦そろってこごみ摘みに出かけます。「今年も芽吹いてくれて、ありがとう!」こごみを慈しむ愛情いっぱいの料理が並びます。
■五感に響く!フランス料理

■五感に響く!フランス料理
軽井沢のフレンチのシェフ・中洲達郎さんは、『洋食向きの食材』だと称えます。独特の風味、粘り、食感、鮮やかなグリーン…。他の食材では表現できないこごみならではのチカラを最大限に引き出し、こだわりの旬の食材とあわせて、見たこともないエレガントなこごみ料理を紡ぎ出します。お楽しみに!
■こごみって、何ですか?

■こごみって、何ですか?
昭和13年、高村光太郎は一人旅に出かけ、山中で初めてこごみと出会いました。「これは何ですか?」「コゴミって何ですか?」都会育ちの光太郎にとって、食べたこともない未知なる食材だったのです。それは彼にとって生涯忘れることのできない特別な山菜の味となりました。
取材先
制作担当
【ディレクター】伊藤 浩子(ViViA)
【プロデューサー】加納 満(ViViA)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)





