第323回『油揚げ』
4月24日放送予定
■関西の「お揚げさん」

■関西の「お揚げさん」
噛めばジュワっと、甘いダシが口いっぱいに広がる油揚げ!日本人にとって馴染みぶかい油揚げは、味噌汁や炊き込みご飯など、どんな料理とも相性抜群です。そんな油揚げ、関西では親しみを込めて「お揚げさん」と呼ばれています。今回は1000年の都・京都と、商人の街・大阪を舞台に、二つの食文化に育まれた、「お揚げさん」の魅力に迫ります。
■京で愛されるお揚げさん料理

■京で愛されるお揚げさん料理
京都では「普段のおかず」という意味の「おばんざい」。中でも、手頃で栄養があり、旨味もたっぷりのお揚げさんは欠かせない食材です。定番のおばんざいの名前は「エレベーター」や「夫婦炊き」!?一体、どんな揚げ料理なのでしょう。また、料亭では隠し味としても使われるお揚げさん。
そこには、食を楽しもうとする京都人の小粋さが秘められていました。
■大阪名物きつねうどん

■大阪名物きつねうどん
大阪名物といえばきつねうどん!その発祥は、明治から続く「うさみ亭 マツバヤ」。三代目の宇佐美さんは仕込みに三日もかけ、お揚げさんにじっくり味を染み込ませます。そうして受け継がれてきた「元祖きつねうどん」の味。その誕生には、大阪人の商売繁盛の願いが込められていました。
■食卓のお揚げさん

■食卓のお揚げさん
京都のおばんざいだけではありません!大阪の台所でも大活躍のお揚げさん。かやくご飯や袋煮は、家族みんなが大好きなメニューです。さらに、このかやくご飯、その人気には大阪人ならではの理由がありました。
京都・大阪を巡る、お揚げさん物語。ご期待ください!
取材先
制作担当
【ディレクター】下高呂 佳子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道 那須 恭子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)





