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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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第296回『さんま』

10月10日放送

■ピッカピカの刀“さんま”

■ピッカピカの刀“さんま”

今年はサンマが豊漁!脂たっぷりの丸々した魚体が大漁に水揚げされています。ありがたい嬉しいニュースですね。北の海では、サンマが海面をジャ~ンプ!まるでトビウオのように跳ね、漁師たちは群れを必死で追いかけます。「旬の味をいっぱい食べてほしい!」願いを込め、今日もたくさんの人が漁港で汗を流しています。ピッチピチのフレッシュな秋の味覚をお届けしましょう!

■きらめく青魚

■きらめく青魚

「大衆魚」と呼ばれ、スーパーでは1匹88円…といった激安価格で売られるサンマ。でも江戸時代、人々はその味を珍重しました。沖で獲れたサンマはその場で淡塩がふられ、早舟で一晩かけ築地まで運ばれたのです。漆黒の海で、秋の月夜にキラキラ輝く刀のような魚…「秋刀魚」には、ニッポンの豊饒の海が映し出されています。

■とろける味に酔いしれて…

■とろける味に酔いしれて…

「濃厚な脂は、マグロのトロに匹敵する!」サンマに惚れ込んだフレンチのシェフ斉藤さんが、とびきり美味しい調理法を明かしてくれました。「滴る肉汁が、皿に残るのさえもったいない」美味しさをギュギュっと閉じこめる〝焼き方の秘訣〟も大公開!これは必見です。

■さんま!秘境へ行く…

■さんま!秘境へ行く…

長野県飯田市上村。標高1000メートル、四方を山が囲む急斜面に切り開かれたこの村には、かつて雪をかぶったような真っ白い「塩サンマ」が届けられました。〝サカナがやって来た!〟村人はこぞって海の幸を堪能したのです。年に1度、食べられたら幸せ…。村人は、サンマにドサッっと掛けられた塩も大切に使ったと言います。「塩と大豆で味噌が作れる…」愛おしいサンマの恵みの物語をつむぎます。

取材先
制作担当

【ディレクター】伊藤 浩子(ViViA)
【プロデューサー】加納 満 (ViViA)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)