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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第292回『水あめ』

9月12日放送

■懐かしい思い出の水あめ

■懐かしい思い出の水あめ

米と麦だけで作られる昔ながらの「水あめ」は、日本古来の甘味のひとつです。子供のころ、箸でくるくる巻いて白くなるまで練った・・・そんななつかしい思い出、ありませんか?「魚の煮付け」や「黒豆煮」など料理の調味料としても大活躍!砂糖とはまた違った旨みを引き出します。

■受け継がれる手作り水あめ

■受け継がれる手作り水あめ

500年前から水あめ作りが行われていたという奥能登。そこに今でも水あめを作り続けているおばあちゃんがいました。なんと御年89歳!水あめ作りは2日がかり。米を蒸し上げ、麦芽をまぜて・・・おばあちゃんの水あめ作りに完全密着します。生まれたての水あめはほんのり米の香りがしました。

■水あめを使った絶品料理

■水あめを使った絶品料理

地元の食材にこだわる創作料理店。おばあちゃんの水あめに惚れ込んだ料理人が、趣向を凝らした一品に仕立て上げます。卵と水あめ?味噌と水あめ?意外にも水あめの上品な甘さはどんな食材ともぴったり!また、中国宮廷料理のひとつ「北京ダック」にも水あめが使われていました。香ばしいパリッパリの皮に仕上げる水あめマジックをとくとご覧あれ!

■江戸時代から変わらない味

■江戸時代から変わらない味

新潟県上越市高田に380年前から変わらず水あめを作り続けている老舗がありました。原料はもち米と麦芽。しかしなぜか「粟飴」と表記され売られています。一体なぜなのでしょうか?さらに、粟飴を煮詰め、練り上げて作る「笹飴」はあの有名な小説の登場人物の大好物でした。明治の文豪が愛した素朴な味を紹介します。

取材先
制作担当

【ディレクター】吉井 みどり(ViViA)
【プロデューサー】加納 満 (ViViA)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)