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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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第288回『かんぴょう』

8月15日放送予定

■風にそよぐ白き暖簾「かんぴょう」

■風にそよぐ白き暖簾「かんぴょう」

お寿司の海苔巻きで御馴染みの「かんぴょう」。シャキシャキした食感が楽しい、あの「かんぴょう」がどう作られるかご存知ですか?原料である「夕顔の実」の収穫は真夏に行われる風物詩。それを削って干したのが「かんぴょう」です。シュルシュルと軽快に削られた後に農家の庭先に白く干される姿は暖簾さながら。目にも楽しい「かんぴょう作り」をご覧ください!

■かんぴょうづくし

■かんぴょうづくし

実は食物繊維とカルシウムをたっぷり含んでいる「かんぴょう」。でも、“かんぴょう料理”って?「かんぴょう」の名産地・栃木県で教わる絶品“かんぴょう料理”の数々。地元食材を大切にするフレンチシェフの“かんぴょうフルコース”から定番家庭料理。さらには味わい深い日本料理まで。煮るのは当たり前、揚げても、漉しても、みじん切りにしても。自分を主張しすぎないからこそ何にでも合うのです!

■夕闇に浮かぶ白い花

■夕闇に浮かぶ白い花

「夕顔」はその名の通り夕方に花を咲かせます。たった一日しか咲かない、はかなき花。夕闇に浮かぶ可憐なその白い姿は、昔から多くの文人を魅了してきました。随筆家・白洲正子もその一人。究極の美を追い求め続けた白洲正子を虜にした「夕顔の花」とは・・・。夏の夕暮れ、神秘の瞬間に立ち合いました。

■お精霊(しょらい)さんのごちそう

■お精霊(しょらい)さんのごちそう

秋の気配もただよい始める夏の終わり。お盆には一年に一度、ご先祖様が帰ってきます。日本のかんぴょうのルーツである滋賀県水口では、ご先祖様の霊に供える精進料理にも、「かんぴょう」を使います。先人たちを偲び、感謝をする、日本の古きよき伝統は、いつまでも受け継がれてほしい夏の風景です。

取材先
制作担当

【ディレクター】森田 孝生(ViViA)
【プロデューサー】加納 満 (ViViA)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)