第283回『梅干し』
7月11日放送予定
■日本人の大発明!梅干し

■日本人の大発明!梅干し
「梅」に「雨」と書いて「梅雨」。この時期、梅の収穫は最盛期を迎えています。
今回の主役は、日本人が生み出した究極のスローフード「梅干し」です。
中国から伝わった梅ですが、実は梅干しとして食べているのは日本だけ。今や日本の食卓に梅干しは欠かせません。
今回は、日本人が古くから愛してきた梅干しの魅力をたっぷりお届けします!
■和食の世界で大活躍

■和食の世界で大活躍
和食の世界でも梅干しは欠かせない食材。梅干しの名産地、和歌山県出身の北岡さんには、お母さんが作ってくれた、とっておきの梅干し料理がありました。大葉、ごま、わさびなど、滋養にいい薬味を合わせた梅しぐれ。酸っぱい梅干しに、ひと手間かけて、食べやすく栄養満点に作ってくれた母の知恵。北岡さんはお母さんから教わった思い出の味を大切に受け継いでいます。
■古の知恵

■古の知恵
海に囲まれた日本では、古くから食材を塩で保存する知恵がありました。
梅干しは、生では食べにくい青梅を、塩に漬けてまろやかにし、殺菌効果を持つ赤紫蘇を入れて乾燥させることによって、保存性と旨みを凝縮させる知恵でした。これによって、何年も日持ちする梅干しが誕生!手間をかけて生み出した、日本人の大発明なのです。
■「南高梅」秘話

■「南高梅」秘話
高級梅として知られる和歌山県みなべ町の「南高梅」。もともとこの地方には、多くの種類の梅の木がありました。その中で梅を調査・研究し、一躍有名にした人物がいました。5年もの歳月をかけて見つけ出した、南高梅の誕生秘話に迫ります!
さらに南高梅を使った、名産地ならではの梅干し料理を作っていただきます。
塩抜きした梅干しを使って作る「梅びしお」は、梅農家の奥さんたちが作り出した知恵。家族の健康を願いながら生み出した万能調味料です。暑い夏を元気に乗り切る、とっておきの梅干し料理をご紹介します。
取材先
制作担当
【ディレクター】井口 奈美(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道 那須 恭子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)





