第256回『黒豆』
12月27日放送予定
■おせち料理「黒豆」に込められた日本人の願いとは?

■おせち料理「黒豆」に込められた日本人の願いとは?
あわただしい年の瀬――正月準備で賑わう東京・築地場外市場。豆を扱う塩田商店にはずらり立派な「黒豆」が並びます。日本全国で様々なおせち料理が作られますが、ふっくらと柔らかく煮た「黒豆」はどの地域でも欠かせない一品です。今回の「食彩の王国」、われわれ日本人が江戸時代から続くおせち料理の「黒豆」に込めてきた願いとはどんなものだったのか、紐解いていきましょう。
■江戸っ子懐かしの味「黒豆煮」は鳥がついばんだ!?

■江戸っ子懐かしの味「黒豆煮」は鳥がついばんだ!?
日本橋の老舗割烹 とよだのご主人には、忘れられない正月の思い出の味があるといいます。それは子どもの頃、おばあちゃんが作ってくれた黒豆煮。かつて江戸っ子が好んだという関東の黒豆=雁喰豆は、私たちが現在見慣れているふっくら丸い黒豆とは、形も味も違います。「黒豆煮」に使われる全く違う二つの黒豆。さて、この二つの黒豆にはどんな違いがあるのでしょうか。そして、その二つの黒豆がたどってきたそれぞれのルーツとは――?
■丹波篠山、和の食材「黒豆」とイタリアンの新しい出逢い!

■丹波篠山、和の食材「黒豆」とイタリアンの新しい出逢い!
今や、「黒豆」の魅力は和食の世界にとどまりません。「黒豆」の名産地・丹波笹山でイタリアンダイニング茜を営むシェフの中川さんは、ここ丹波の黒豆の味に驚いたと語ります。
丹波篠山の「黒豆」を多くの人に楽しんでもらいたいと、斬新な黒豆料理に挑戦し続けるイタリアンシェフの美味しさには、数々の知恵と工夫がありました。
そしてシェフを魅了する“丹波の黒豆”。高級品として扱われるその味に秘められた、コクと力強さの秘密はその独特な気候にあった――!?
■おせち料理もこれで安心!「黒豆煮」プロの秘訣を伝授します

■おせち料理もこれで安心!「黒豆煮」プロの秘訣を伝授します
お正月の準備といえば、大忙しなのがおせち作り。家庭の主婦にとって、家族の健康を願いながら作るおせち作りは、年末の一大行事です。中でも手作りの「黒豆煮」を美味しく、かつ煮崩れさせずに作るのはなかなかの至難の業。そこで今回は、家庭料理を研究している牧さんに家庭で簡単に「黒豆」を煮るコツを教えていただきました。今年のお正月はぜひ、お手製の黒豆で迎えてみてください。ご家族の喜んだ顔で新年を迎えられたら素敵ですね!
取材先
制作担当
【ディレクター】椎葉 百合子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】那須 恭子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)





