第251回『さつま揚げ』
11月22日放送予定
■庶民の味方!さつま揚げ

■庶民の味方!さつま揚げ
東京の下町、砂町銀座商店街で人気なのが、今回の主役“さつま揚げ”。手ごろな値段で、栄養満点、そして魚の旨味がたっぷり詰まっているさつま揚げは、主婦が喜ぶ強い味方です。海の幸が豊富で、魚が大好きな日本人だからこそ親しんできた、さつま揚げ。そこには魚を大切に食べてきた人々の知恵が込められていました。料理に加えれば旨味が染み出すさつま揚げ。ぎゅっとつまった「おふくろの味」を、懐かしい食卓のぬくもりと共に伝えます。
■ホカホカおでんに大活躍!

■ホカホカおでんに大活躍!
東京都江東区。毎朝市場から魚を仕入れて作る、こだわりのさつま揚げ屋がありました。ずらりと並ぶ揚げたてのさつま揚げは、この道50年の職人の早技から生まれるのです。これからの季節はホカホカおでんにもさつま揚げが大活躍。さつま揚げから染み出すコクと旨味は、おでんの味の重要な鍵となるのです。
そして、割烹料理人の手から生まれるさつま揚げの華麗なる変化も必見です。
■さつま揚げのルーツは東南アジアに?!

■さつま揚げのルーツは東南アジアに?!
鹿児島名物として知られるさつま揚げ。そのルーツは、なんと東南アジアにありました。ベトナム料理で使われるさつま揚げとは、いったいどのようなものなのでしょう?日本のさつま揚げとはちょっと違う、サトウキビに巻き付けて作るその形は、まるで竹輪のよう!?
■鹿児島の記憶 おふくろの味

■鹿児島の記憶 おふくろの味
昭和を代表する脚本家であり作家の向田邦子は、その少女時代を鹿児島で過ごしました。「さまざまな思い出に、薩摩揚げの匂いが、あの味がダブってくる」。著書の中で、こう書き留めた向田邦子の過ごした少女時代の風景とはどんな風景だったのでしょうか?昔から鹿児島ではお祝いの日やおもてなしには欠かせぬごちそう。今回、地元の子供たちが、昔ながらのさつま揚げ作りを教わります。幻のさつま揚げの作り方には、はたしてどんな秘密が?そして母が作ってくれたさつま揚げの記憶は、戦時中に鹿児島から出撃した特攻隊員も同じでした。時代を経ても変わらず受け継がれるさつま揚げの味と思い出に秘められた、数々のドラマを紐解きます。
今週のおすすめレシピ

今週のおすすめレシピ
【さつま揚げ入り ちゃんぽん】
さつま揚げに、冷蔵庫の余りものを使ってアレンジ出来る“ちゃんぽん”。お好きな材料でお試し下さい!
《材料》(4人分) 分量は目安です。
・ さつま揚げ・・・2枚
・ イカ・・・100g
・ キャベツ・・・120g
・ にんじん・・・140g
・ 玉ねぎ・・・80g
・ もやし・・・120g
・ 椎茸・・・4枚
・ ちゃんぽん麺・・・4玉
(スープ)
・ 豚肉・・・適量
・ 鶏がら・・・適量
・ エビ・・・少量
・ 水・・・1200cc
・ 塩・・・少々
・ 胡椒・・・少々
《作り方》
1. (スープ)鍋に水をはり、豚肉・鶏がら・エビを入れる。アクを取りながら10分程度とろ火で煮込み、塩、胡椒で味を調えておく。
2. 材料は一口大に切る。大きなフライパンを使い、イカ・野菜・さつま揚げの順に強火でさっと炒める。味付けは塩、胡椒。
3. 2にちゃんぽん麺、1のスープを入れて、ひと煮立ちすれば完成です!
取材先
制作担当
【ディレクター】井口 奈美(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道 那須 恭子 (テレビマンユニオン)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)





