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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第237回『ひやむぎ』

8月9日放送予定

■ひやむぎって!?

■ひやむぎって!?

夏真っ盛り、暑い日が続いていますが、夏バテしていませんか?そんな時おすすめなのが、ひやむぎです。ところで、ひやむぎの正体、みなさんはご存知ですか?そうめんやうどんとはまた違うひやむぎの正体と、夏には欠かせないその魅力に迫ります。

■こだわりのひやむぎ!

■こだわりのひやむぎ!

東京・神楽坂の蕎麦屋にあるこだわりのひやむぎ。そのひやむぎとは、なんと手打ち!
つるっと食べられる中にも、しっかりとしたコシを味わえる手打ちひやむぎ。そのおいしさの秘密とは!?
では、なぜ蕎麦屋にひやむぎがあるのでしょう?蕎麦、ひやむぎ、うどん、そうめん・・・ベールに包まれた、ひやむぎの知られざる歴史を紐解きます。

■ひやむぎの食べ方の名人!

■ひやむぎの食べ方の名人!

ひやむぎのおいしい食べ方を求めて、埼玉県鴻巣市へ。埼玉県は全国有数の麺どころ。ひやむぎは乾麺になったことで、保存が効き、家庭へ広く普及してきました。ここでは、おいしいひやむぎの茹で方と、この地域ならではのひやむぎの食べ方を教わります。氷を入れてヒンヤリいただく「冷や汁」は、猛暑になる埼玉県ならではの郷土料理。疲労回復の効果があるゴマや、胃腸に良い大葉、ネギがひやむぎとよく絡み、火照った体を元気にしてくれます。
「なすの油炒め汁」はさっぱりしたひやむぎとコクのある汁の相性が抜群!家でも簡単で、おいしく食べられるコツをご紹介します。

■お盆にもひやむぎ!?

■お盆にもひやむぎ!?

富士川が流れる山梨県身延町。山間で水田の少ないこの地域では小麦を主食としてきました。
信玄の陣中食だったという「ほうとう」が有名な山梨県。ここでは、毎晩のように「夏ほうとう」と呼ばれる手作りのひやむぎを食べています。汗をかきながら、精魂こめて作るひやむぎは山里のとっておきの御馳走、おふくろの味です。
お盆にもひやむぎは欠かせません。帰ってくる先祖の乗り物、きゅうりの馬になすの牛。そして、ひやむぎ。一体どんなお供えをするのでしょうか!?そこには先祖を大切に思う、人々の感謝の気持ちがあったのです。

■夏バテ防止にぴったり!

■夏バテ防止にぴったり!

どんな食材とも合ってアレンジのきくひやむぎは、夏バテ防止にぴったりの料理に大変身します!食欲がない時でも、ひやむぎがあれば大丈夫。夏休みの献立に悩むお母さん方必見の料理をご紹介します!意外な具材と合わせたアレンジ料理から、誰でも作れる簡単料理まで、ちょっとした工夫でひやむぎの新しい世界が広がります。

今週のおすすめレシピ

今週のおすすめレシピ

【冷や汁】
簡単なのに、驚くほど美味しい埼玉の郷土料理、冷や汁。たっぷり薬味を使うため、夏バテ防止に最適です。ぜひお試しください!


《材料》(4人分) 分量は目安です。
・ 白ごま・・・大さじ6
・ 青じそ(大葉)・・・6~8枚
・ きゅうり・・・1本
・ 長ねぎ・・・1/3本
・ 味噌・・・大さじ4
・ 砂糖・・・大さじ2
・ 冷水
・ 氷

《作り方》
1. 長ねぎと大葉はみじん切りにする。
2. ごまをすり鉢ですりつぶす。(すりごまでもよい)
3. 2に1を入れ、さらに味噌と砂糖を入れてよく混ぜる。(分量はお好みで加減してください)
4. 3を冷水で溶き、きゅうりを薄切りにして入れる。
ここに氷を入れてさらに冷やせば出来上がり!

この汁をたっぷりつけて、ひやむぎをお召し上がりください!!

取材先
制作担当

【ディレクター】土橋 正道 那須 恭子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】井口 奈美(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)