第234回『マナガツオ』
7月19日放送予定
■カツオなのに、カツオじゃない??

■カツオなのに、カツオじゃない??
香川県の夏魚といえば『マナガツオ』!毎年7月から、伝統の“流しさし網漁”や、“込網漁”が始まります。国内屈指の漁場、瀬戸内海では古くから、マナガツオ漁が行われてきました。でも、カツオという名でありながら、見た目はまるでマンボウのよう。なぜ「カツオ」と呼ばれるようになったのでしょうか?名前の由来を紐解きます。
■関西では、大スター!

■関西では、大スター!
マナガツオは、焼き物になるために生まれきたような魚といわれます。味噌や酒粕との相性も抜群!関西では『焼き物』の筆頭に上げられ、珍重されてきました。刺身は、とくに貴重で地元でしか食べられません。クセのないきめ細やかな白身は、絶品!揚げて、煮て、焼いて・・・。香川の最高級料理をご堪能下さい。グルメ人を魅了するマナガツオの物語をつづります。
■中国ならではの独特の調理法

■中国ならではの独特の調理法
中国では、昔から高級魚として大切に扱われてきたマナガツオ。なぜ、おめでたい席に欠かせない食材となったのでしょうか?本場、広東の料理人に、エンペラーも味わったといわれる極上の味わいを再現して頂きました。炎が舞い、マナガツオが鍋の中で踊ります。絢爛豪華な中国料理をご覧下さい。
■天皇に捧げたマナガツオ料理

■天皇に捧げたマナガツオ料理
大正2年、皇居に初めて本格的なフランス料理が持ち込まれました。食卓外交の始まりです。外国の賓客を招いて催される宮中晩餐会。貴重な資料を紐解くと、驚くべき事実が浮かび上がりました。晩餐会の食卓に、マナガツオが何度も何度も登場するのです。『料理の神様』、『天皇の料理番』と称えられた秋山徳蔵さん自慢の「マナガツオの酒蒸し」がよみがえります。激動の時代を生きた「天皇の料理番」が心を尽くして料理を捧げた熱き思いとは?
取材先
制作担当
【ディレクター】伊藤 浩子(ViViA)
【プロデューサー】加納 満(ViViA)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)





