第202回『牛ロース』
11月17日放送予定
■すき焼きするなら・・・牛ロースが一番!

■すき焼きするなら・・・牛ロースが一番!
これから寒くなると、すき焼きの季節がやってきます。英語でもSukiyaki!まさに日本を代表する肉料理なのです。その名前はご存知、名曲にも使われています。牛ロースの肉質は柔らかく、脂の濃厚な旨みは、すき焼きに一番向いていると、老舗の料理長は語ります。旨みと風味で人を魅了する霜降りは脂肪分が霜を降らせたように見えることから名付けられました。その脂肪をさしと呼び、さしが多く入っていればいるほど、ランクは高くなります。今年の冬は、ちょっと贅沢に霜降りの牛ロースですき焼きを囲んでみてはいかがですか?
■牛肉が引き起こした江戸の大事件・・・

■牛肉が引き起こした江戸の大事件・・・
江戸時代、唯一牛肉の生産を公認されていたのが近江牛の産地・彦根藩。毎年冬になると、将軍家に献上品として牛肉を贈っていました。当時、牛肉を食べることを禁じられていましたが、滋養がつく牛肉を薬と称して食べていたのです。一体どのようなものだったのかは、考案した彦根藩の家臣、花木伝右衛門の子孫、また、近江牛老舗の精肉店で伺いました。その近江牛の献上が途絶えたとき、ある有名な江戸の事件が起きる遠因となりました。
■米沢で見つけたブランド牛の秘密とは?!

■米沢で見つけたブランド牛の秘密とは?!
山形県米沢を中心とした置賜地方は、米沢牛の生産地。米沢牛の歴史は、明治8年、この地に駐留していた英国人教師、ヘンリー・ダラスが一頭の米沢牛を横浜に連れてきたことが始まりです。文明開化で牛鍋が流行るにつれ、米沢牛もまた肉質の良さでその名は全国に広がるブランド牛となります。今回、山形の生産者、阿部修二さんを訪れました。牛とのかかわりは30年の阿部さん、米沢牛のチャンピオンも輩出しました。阿部さんの肥育のコツとは?!そして地元の家庭では、週に1度の贅沢、米沢牛を使ってお馴染みの郷土料理、芋煮が作られます。
■しゃぶしゃぶ誕生にまつわる仰天秘話

■しゃぶしゃぶ誕生にまつわる仰天秘話
すき焼きと同様に牛ロースが使われるしゃぶしゃぶ。大阪・スエヒロ本店がしゃぶしゃぶ発祥の店です。考案したのは、先代店主の三宅忠一さん。昭和29年に中国の羊肉料理を元に、水炊きにすることでたっぷりと食べれるようにと、日本人の栄養を第一に考えたのが始まり。しかし当時、料理のネーミングに一番頭を悩ませたと言う…。今でこそ、定着している「しゃぶしゃぶ」という名前。一体どのようにして付けられたのでしょう?!
また、番組では都内でもしゃぶしゃぶをおいしくいただける名店もご紹介します。
取材先
制作担当
【ディレクター】近藤 泰教(ViViA)
【プロデューサー】加納 満(ViViA)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)





