第195回スペシャル『ベトナム縦断~いのちのコメ紀行~』
9月29日放送予定
■米さえあれば・・・

■米さえあれば・・・
日本から西へ3300キロ。世界有数の大穀倉地帯メコンデルタをもつベトナム社会主義共和国。幾多の波乱の歴史をくぐり抜けながらベトナムの人々は稲の実りに熱い祈りを捧げてきました。命をつないでくれたかけがえのない食糧・コメ。彼らは世界に二つとない独自の食文化を築きあげてきました。驚きのコメ料理が登場します!お楽しみに!!
■メコンで始まりメコンで終わる

■メコンで始まりメコンで終わる
全長およそ4000キロ。チベット高原に源を発し、ベトナム南部の大地まで注ぐ東南アジア最大の大河・メコン川。赤く濁った豊かな水は、「ベトナムの米びつ」と呼ばれるアジア随一の穀倉地帯を生み出しました。広大な4万平方キロメートルもの水田からは生命力があふれ、年に3回もコメが実ります。賑やかな稲刈りの模様、農民の想いを伝えます。
■コメから生まれた麺!

■コメから生まれた麺!
コメそのものに最も手を加え、加工を施したのは北部地方です。その代表格がフォーなどで有名なコメ麺。目覚めたばかりのお腹に、消化のよい柔らかいコメ麺は、朝食にピッタリ!夜が明けやらぬ早朝から動き出すベトナムの人々で、朝からコメ麺を求め街中の専門店は大行列です。生の牛肉に熱々の牛骨スープをかけ、半生に仕上げた「レア肉のフォー」。ベトナムではフォーと言えば、牛スープが定番です。
■阮朝の宮廷料理とは?

■阮朝の宮廷料理とは?
ホーチミンから北へ!中部地方・フエは、ベトナム最後の王朝、阮朝の都が置かれた町です。世界遺産にも登録された王宮には、独自の食文化が受け継がれていました。日に1組のお客さんしか受け付けないという、邸宅レストランがあります。王様がこよなく愛した驚きのコメ料理が飛び出します。
■あふれる様々なコメ料理

■あふれる様々なコメ料理
南北に長いベトナムの地形は、地域によってコメの加工法や調理法も大きく異なります。なぜでしょう?またコメを七変化させた理由は何だったのでしょうか?コメが「血のしずく」といわれる由縁を探ります!
■水晶玉を砕いたようなコメ

■水晶玉を砕いたようなコメ
ベトナムにはまるで水晶玉を砕いたような「緑のコメ」があります。決して特別な品種ではないのです。通常より2ヶ月早く収穫することによって得られる餅米の色なのです。この緑のコメで作られるバインコム「結納餅」は、ベトナムでは花婿から未来の妻へ贈られる大切な役割を果たします。その数、最低200個だそうです。ハノイには最初にこのお菓子を作った老舗がありました。
取材先
制作担当
【ディレクター】 伊藤 浩子(ViViA)
【プロデューサー】 加納 満(ViViA)
【プロデューサー】 高階 秀之(テレビ朝日)





