第170回『黒豚』
3月31日放送予定
■かごしま黒豚

■かごしま黒豚
黒豚といえば鹿児島…今や、かごしま黒豚の人気は日本全国に広がり、ブランド豚としてその名を知らしめています。そもそも何故、黒豚は鹿児島で食されてきたのか…そのルーツは沖縄や奄美大島で飼われていた島豚にあります。江戸時代、鹿児島に島豚が持ち込まれ、明治に入って英国バークシャー種とかけ合わせたことで、かごしま黒豚が生まれたのです。
■黒豚が駆け回る!?

■黒豚が駆け回る!?
鹿児島県に広大な土地を持つ沖田黒豚牧場は、県内で唯一という変わった方法で養豚をしています。それは…放牧。なんと黒豚が敷地内を自由に駆け回っているのです!放牧で育った黒豚は「肉質がよく、しまりもいい」とたちまち評判となりました。品質にこだわる"まい泉"も、沖田黒豚に惚れ込んだ店のひとつです。沖田黒豚の肉はとんかつにしても脂っこさがなく、さっぱりとした味わい…。沖田黒豚だけの専用の油で揚げたとんかつは、食べるとサクッ、中のお肉がジュワ~…口の中いっぱいに上品な旨さがひろがります。
■「食えばうまかだっど」

■「食えばうまかだっど」
東京・赤坂にある「黒福多(くろぶた)」は、鹿児島黒豚料理専門店です。黒豚の美味しさをもっと色んな人に知ってもらいたいと、様々な料理で黒豚の美味しさを伝えています。その中でも人気のメニューは"黒豚のすきやき"鹿児島では一般的な麦味噌をスープにした鍋のことです。2月から4月が黒豚の旬とされることから、通称"桜豚"とも言われるこの時期の黒豚。ご主人が「食ってみらんか、食えばうまかだっど」と自信を持ってすすめる一品です。
■鹿児島郷土料理"とんこつ"

■鹿児島郷土料理"とんこつ"
とんこつと言えば、とんこつラーメン、とんこつスープ…など豚の骨を出汁にした料理を思い浮かべるのではないでしょうか?しかし、鹿児島には"とんこつ"という豚の骨付き肉を使った郷土料理がありました。維新の英雄、西郷隆盛もこのとんこつ料理を好んで食べていたといいます。
取材先
制作担当
【ディレクター】 吉井 みどり(ViViA)
【プロデューサー】加納 満 (ViViA)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)





