第169回『さより』
3月24日放送予定
■これであなたもサヨリスト?!

■これであなたもサヨリスト?!
桜咲く心躍る春、築地市場にはズラリと旬の魚が並びます。中でも、紅を差したような口をした、一際輝く美しい魚が今回の主役
“さより”。その姿を、例えるのならスラッとした美女。だからと言って「さよりのような美人」だなんて口説き文句は禁物!実は細魚には腹黒い一面も・・・春爛漫、丸ごとさよりの25分、これであなたもサヨリスト?!
■さより輝く、職人妙技!

■さより輝く、職人妙技!
さよりと言えば、やっぱり寿司!淡白なさよりは、酢飯と出会うことで甘味を生むのです。江戸前の寿司職人は、握りが終わると皮焼きでさよりの“粋”を楽しませてくれます。
透き通る魅惑の素肌は、細工寿司の世界でも職人を虜に。巻物はもちろん、鳴門や木の葉に見立てた造り、桜を彩った握りまで!華麗なる包丁術が繰り広げる、さより細工の数々は必見です。
■甦る江戸の味わい

■甦る江戸の味わい
あなたは開き派?丸干し派?乾燥させれば旨味も増して、保存も効くさよりの干物。新潟県佐渡島には、開いたさよりを2枚重ねた“合わせさより”という珍しい干物があります。
しかし、この“合わせさより”を江戸の料理本で見てみると、何だか干物ではない様子。
魚にこだわる割烹料理のご主人が、江戸時代の幻の“合わせさより”の再現!
果たして、江戸時代の“合わせさより”とは、どんな料理なのでしょうか?
■結びさよりは縁起物

■結びさよりは縁起物
春の祝いの席に欠かせないのが、結びさよりの椀物。そういえば、日本には結び昆布や、結び三つ葉など、結びを使った料理が受け継がれていますよね。
これは、日本独特のもの。
さよりを結ぶことで、生まれるその意味とは・・・?
結びさよりの謎を解くために、結びのスペシャリストを訪ねます。
■豪華!さより尽くし

■豪華!さより尽くし
黒潮と親潮がぶつかる茨城県鹿嶋灘は、さよりの産地。海面近くを泳ぐさよりは魚群探知機には映らないため、長年の経験と勘が頼りです。
この時期に獲れる大型のさよりは高級魚!しかし、そこは漁師の特権。漁師さんのお宅では、獲れたてのさよりを豪快に料理します。刺身に天ぷら、煮付け…さより尽くしの食卓が、漁で疲れた体を労います。
取材先
制作担当
【ディレクター】 阿部 賢実(テレビマンユニオン)
【ディレクター】 土橋 正道 那須 恭子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】 高階 秀之(テレビ朝日)





