第143回『車えび』
9月9日放送予定
★姿 伊勢えび 味 車えび!

★姿 伊勢えび 味 車えび!
日本人は海老が大好物!エビの中でも、最高の味を誇るのが今回の主役“車えび”。その美味しさは“姿 伊勢えび 味 車えび”と称されるほど。美しい青と黄色の尾、透明感のある締まった身。秋一番、味一番の車えびの魅力をお届けします。
★江戸っ子を魅了した車えび

★江戸っ子を魅了した車えび
町人文化が花開く江戸時代――江戸では天ぷら、寿司が登場。
“車えびが無いことには江戸っ子の暮らしは始まらねぇ!”
江戸前の車えびは海老天、握りと大活躍だったようです。
そんな車えびの人気は、平成の世になっても衰えません。その魅力を存分に引き出すために、車えびの握りに一際こだわる江戸前寿司の職人がいました。
車えびの持つ旨味と、“シコシコ、プリプリ”とした食感を最大限に活かした、職人の妙技。何と、その間わずか30秒!目を凝らして御覧あれ!
★名古屋名物?!エビフリャー!

★名古屋名物?!エビフリャー!
明治になると、天ぷらを応用したエビフライが登場!車えびの人気に拍車を掛けます。
そのエビフライ、いつの頃からか名古屋名物“エビフリャー”として有名になります。
発端は、皆さんご存知のある人の芸なのですが・・・?
名古屋名物“エビフリャー”にまつわるエピソードを、写真家の浅井愼平さんに教えていただきました。その裏には、心温まる名古屋人の気質が隠されていたのです。
★幻の車えび“にゃあら”

★幻の車えび“にゃあら”
“エビフリャー”が名物となった名古屋近くの愛知県一色町は、車えびの名産地。三河湾の豊かな干潟がエビを育てます。
早朝午前3時、続々と船が帰港し、新鮮な車えびが水揚げされていました。
ピチピチと跳ね止まない車えびの中には、産地でしか味わえない“にゃあら”という幻の車えびも!“にゃあら”とは、一体どんな車えびなのでしょうか?
地元猟師さんに、新鮮な車えび料理を作っていただきました。その味はいかに?
★東京湾に放たれる願い

★東京湾に放たれる願い
全国各地から車えびが届く築地市場。
“姿も味も車えびが一番”と車えびに惚れ込む老舗えび問屋のご主人。しかし“最近、江戸前の車えびが入ってこない”と、東京湾で車えびが獲れなくなったことを嘆きます。そんな中、東京湾に車えびが戻ってくるよう立ち上がった人々も・・・。
食彩の王国、今回は車えびの魅力と、車えびに魅了された人々の物語をお届けします。
取材先
制作担当
【ディレクター】下高 呂佳子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道 那須 恭子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)





