第134回『青パパイヤ』
7月1日放送予定
★沖縄の野菜、「パパイヤ」

★沖縄の野菜、「パパイヤ」
パパイヤといえば南国のフルーツを思い浮かべる人も多いのでは。しかし、沖縄では完熟前の「青パパイヤ」を「野菜」として食べるのが一般的で、沖縄の野菜売り場をのぞいても青パパイヤがズラリと並んでいるのを目にすることができます。また、各家庭の庭にもパパイヤの木がさやさやと茂っており、青パパイヤは沖縄の家庭には当たり前のようにあるなくてはならない「野菜」なのです。
そして、よく食卓に上るのが、パパイヤチャンプルー。ゴーヤーチャンプルーと並び、昔から沖縄県民の定番のおかずです。
★おばぁたちの元気の秘訣、青パパイヤ料理

★おばぁたちの元気の秘訣、青パパイヤ料理
沖縄県北部にある大宜味村。長寿の里として知られるこの村の家の庭先にも、自家栽培のパパイヤの木が茂っています。パパイヤをはじめとした野菜類は、大宜味村のお年寄り、おばぁたちの自給自足。庭の畑に植えられているのは、土地にあった野菜たち。おばぁたちは、季節によって栽培、収穫をするというリズムが先人の知恵として身についているのです。そして庭先にはパパイヤの木。おばぁたちは日常的に野菜をたっぷりと食べています。青パパイヤと豚肉を炒めた「パパイアイリチー(炒め煮)」、「パパイヤと豚肉の煮付け」…など、青パパイヤはおばぁたちにとって日常にかかせない食材、そして元気の秘訣なのです。
★受け継がれる沖縄パパイヤ料理

★受け継がれる沖縄パパイヤ料理
その長寿の里・大宜味村にあるお店「笑味の店」。金城笑子さんが営むこのお店で出されている「長寿膳」は大宜味村の伝統食が中心の12種類の品目からなり、その中でメイン料理として登場するのが「パパイヤチャンプルー」です。青パパイヤは大宜味の村に昔から根付いている食材なのです。そんな沖縄のスローフードを大切にしている笑子さんのもとに笑子さんの出身校である北部農林高校の生徒たちが訪ねてきました…。
★広がる青パパイヤ料理の可能性

★広がる青パパイヤ料理の可能性
野菜「青パパイヤ」の可能性に挑戦する人がいます。小林三好さん、関西出身の彼は青パパイヤの食材として魅力に惚れ込み沖縄に店を開きました。料理法によって千変万化の味わいを見せる青パパイヤ。工夫を凝らした料理の数々を紹介します。
取材先
制作担当
【ディレクター】生越 明美(ViViA)
【プロデューサー】加納 満(ViViA)
【プロデューサー】高階 秀之(テレビ朝日)





