食彩の王国 食彩の王国

毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第108回『ホッケ』

12月10日放送予定

★ホッケといえば…

★ホッケといえば…

名前は聞いたことがあるけれど、実はどんな魚かぜんぜん知らない!「開き」の状態では見たことがあるけれど、その姿かたちは見たことがない!そんな知られざる謎の魚?「ホッケ」の魅力をたっぷりとご紹介します。

★「ホッケの開き」の物語

★「ホッケの開き」の物語

今でこそ「ホッケの開き」は、居酒屋では人気のメニューですが、元来ホッケは傷みやすく、鮮度が落ちると極端に味が落ちるため流通には不向きな魚でした。太平洋戦争中は鮮度の悪いホッケを配給物資として利用しており、ホッケは“まずい魚”として人々の記憶に植えつけられてしまい、本当はおいしいホッケの味は地元、北海道に封印されてしまいました。しかし、真のホッケのおいしさを知るある一人の人物がそんなホッケの悪いイメージを払拭しました。「ホッケの開き」物語……

★地元・北海道だからこそのホッケ

★地元・北海道だからこそのホッケ

岩礁に根づいた大物を特に「根ボッケ」と呼びます。函館市・恵山地域、ここで獲れる「根ボッケ」は「バキバキ」と呼ばれ、通常の倍以上の値段で取引されます。その人気の秘密を探るため「バキバキ」漁に密着……。そこには心から「バキバキ」を愛する漁師たちが鮮度を保つため、特別な漁法で「バキバキ」を獲っていました。また、「開き」だけではない地元ならではのホッケ料理の数々も紹介します。

★ホッケが紡ぐ北海道の食文化

★ホッケが紡ぐ北海道の食文化

しかし、北海道に伝わるホッケの郷土料理として「飯寿司」「あいもの」などがあります。なぜ、もともと海産物を保存するという習慣がなかった北海道でこれらの保存食が郷土料理になっているのでしょうか。その謎を紐解いていくと、そこには江戸時代の近江商人の知恵とロマンがありました。

取材先
制作担当

【ディレクター】加藤 敦(ViViA)
【プロデューサー】加納 満(ViViA)
【プロデューサー】高階秀之(テレビ朝日)