第84回 『サザエ』
6月4日放送予定
★海の中の小さな家「サザエ」

★海の中の小さな家「サザエ」
春先、水温が上がると活発に動き出すサザエ。夏の産卵へ向けて海草をもりもり食べて身が太り、まさに今が旬。サザエの「ささ」は小さいことを意味し、「え」は家を表しています。つまり、海の中の「小さな家」それがサザエの名前の由来です。その姿形は彫刻家・高村光太郎を魅了しました。
★千葉県・千倉の海女漁

★千葉県・千倉の海女漁
サザエの漁といえばなんといっても海女漁。千葉県の千倉では平均年齢70歳の海女たちが昔ながらの海女着姿で漁をします。ここ千倉の荒い海で育ったサザエはトゲが立派なため見栄えがよく、市場でも高値で取引されています。
★サザエのつぼ焼き

★サザエのつぼ焼き
千倉など房州でとれるサザエにこだわるお店が六本木にありました。房州でとれるサザエは肉厚で旨みがあるとご主人はいいます。その房州のサザエを使った「つぼ焼き」。サザエの旨みが汁に凝縮し、最後の1滴まで堪能できます。
★ツノのないサザエ「丸腰サザエ」

★ツノのないサザエ「丸腰サザエ」
徳島県阿南市にある椿泊町。紀伊水道に面したこの海では、ツノのないサザエばかりが揚がり「丸腰サザエ」と呼ばれています。椿泊の海はサザエが好むアラメやカジメなどの海草がたくさん生えており、こうした良質な海草をたっぷりと食べて育ったサザエの味は格別です。
★サザエの肝を使ったフランス料理

★サザエの肝を使ったフランス料理
徳島県阿南市には地元で獲れる「丸腰サザエ」を使ったフランス料理を出すお店があります。その店のシェフがこだわっているのはサザエの肝。その洗練された味わいの料理の数々をご紹介します。
取材先
制作担当
【ディレクター】吉井みどり(ViViA)
【プロデューサー】加納 満 (ViViA)
【プロデューサー】高梨聞吉 高階秀之(テレビ朝日)





