| #97 家族への夏休みの宿題 |
夏休みが始まり、早速、通勤電車の中も子供たちの元気な声を多く聞きます。
自分もそうでしたが、夏休みの前半は宿題なんて放っておいて、とにかく遊びまくっていました。
家族と海に行ったり、田舎で虫取りしたり、学校のプールに花火大会などなど。でも後で困るので一応日記と天気は付けていたけど。
さて、現代の子供たちは、一体夏休みをどう過ごすのでしょうか?
単に自分が知らないだけかもしれませんが、今年の夏休みは、きっといつもとは何か違うと思うのです。
駿ちゃん事件に、小6監禁事件、沖縄での中学生の殺人事件。
子供と親にとって夏休みの大きな課題を突きつけられるニュースが相次ぎました。
過去に同じような気持ちで夏を迎えたことがあります。
97年の夏。神戸で起きた連続児童殺傷事件で14歳の少年が逮捕されました。あれも夏休みの前です。私も何度も現地に行き、学校と地域の苦悩を取材しました。あの時も、夏休みの間、子供や親や地域がいろいろなことを考えました。夏祭りの数も減りました。
しかし、少年によるやり切れない事件はまた繰り返されてしまいました。
こんな気持ちで日本中が夏休みを迎えるなんて、本当にこれで最後にしたい。
その為に、何ができるのか?子を持つ親の一人として、考えてみようと思います。 |
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