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#86 武装パイロットの誕生
先日、朝日新聞に小さく、こんな記事が出ていました。

「パイロット武装可能に」

なんか物騒な話だな?と思い内容を読むと・・・・・・
アメリカの民間航空会社のパイロットがハイジャックを防ぐために短銃を持てるようになりました。
もちろん一昨年の同時多発テロを受けてのもので、あっという間に法案が可決されハイジャック防止につながることを期待されています。

すでに44人のパイロットが銃を持ち込む資格を得て、乗務が認められていますが、
みなさんはこの記事をどう感じますか?
ほんとうにこれでハイジャックがなくなるでしょうか?

確かにあのテロからアメリカは変わりました。2年も経たないうちにアメリカはアフガニスタンとイラクの2つの国を攻撃し、テロの犠牲者をはるかに上回る数の一般市民の犠牲者を出しました。

そして国内では、アメリカ人が銃で武装して仕事をしているのです。

機内という密室で起きるハイジャックというものはそれは緻密な計画がなければ実行できないでしょう。もし、パイロットが銃を持っていることになると、当然、機内での銃撃戦やパイロット殺害計画など、考えるだけでも恐ろしい状況が想像できます。それでもアメリカはこれでいくのです。

簡単には読みすごせない記事でした。