#37 東京優駿
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「ダービーの馬主になるのは一国の宰相になるより難しい」
かつてイギリスのチャーチル首相はこう言いました。それほど勝つことが大変で最高の栄誉である「ダービー」。本家である英国のダービーに同様、まさに国内最高峰の競馬・日本ダービーが26日に迫りました。
競馬をあまり知らない人でもダービーという言葉は知っているでしょう。(競馬をやらない私の妻も知っていました)ジャパンカップとか有馬記念とか天皇賞とか年間にG1レースはたくさんありますが、3歳馬にしか出走権がなく、年間8000頭以上生まれる馬のチャンピオンを決める、それこそ一生に一度しかチャンスのない大舞台なのです。
馬って見てると楽しいですよ!レースをよく見ると、人間並みに性格や闘志がハッキリわかる時があります。
最近引退した名馬テイエムオペラオーという馬は、最終コーナーをまわると、自分で馬群の中に体を入れて割り込んで、道を開けて突っ走り、なんと、後ろにどの馬が来ているか振り返って確認していましたからね。本当に強くて賢い馬でした。
他にも個性的な馬がいろいろいて、自分のお気に入りの馬が出るとつい応援してしまいます。今度のダービーではノーリーズンという馬に期待しています。
ダービーの正式名称は「東京優駿」。その東京競馬場改装前最後のダービーです。
この日ばかりはお父さんと一緒に、馬の可愛さ、格好よさを楽しんでみてはいかがでしょう?競馬場が無理でも是非テレビで!あっ、他局だ!
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