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#14 指揮者というもの
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先日、コンサートで平井秀明さんという指揮者とご一緒しました。あの世界的チェリストの平井丈一郎さんを父にもつサラブレッドです。ぷろさぞ、気難しく、センシティブな方だろうなぁと思っていたら、とっても気さくで、親しみやすい方でした。
ステージでは子供に指揮を教えるコーナーがあったのですが、指揮を車の運転に喩えて優しく教えていました。それを見たとき、あぁ、指揮者ってオーケストラをまとめていくのに指揮棒だけではなくて、人柄や知識、そして時には話術が必要なんだと感じました。特に、”音楽”という目に見えない独特なものを表現し、それを団員に理解してもらうにはアナウンサー並みの巧みな表現力がいるのではないでしょうか?またそれが指揮者の才能のひとつかもしれません。思えば小泉総理大臣もメールマガジンで「私は小泉内閣というオーケストラの指揮者である」と書いていました。政治家も言葉が大切、表現力が勝負です。これからはご自分が進めている政策を国民によりわかりやすく、率直に、表現してくださ〜い!ね
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