東京都江東区に豊洲というところがあります。
近年、臨海副都心開発とともに非常に賑やかで新たな都心に近いベッドタウンとして人口も急増している地区です。
ここに住んでいる友人からこんな悩みをききました。
区が豊洲にある「豊洲保育園」を民営化すると急に言い出し、現在利用している保護者が納得するような充分な説明もなくプランを進めようとしているそうです。
そのために友人ら保護者はもっとも重要である子供の保育・安全について不安を募らせ、充分な時間をかけて取り組むべきと要望していますが、区は来年の4月から民営化になりますの一点張りだそうです。
どうやら区は公立保育園を民営化することで区の財政を節約しようと考えているようです。
なんとか歳出を減らそうと急速に民営化をすすめ、そのためには子供の保育・安全は二の次であると言われても仕方ない動きをしています。
「民営化」というと一見、サービスも向上し全てがいい方向へいくように聞こえますが違います。何よりも充分な検討・業者の選択・準備がなければ大失敗し、そのツケはいつも国民にまわって来ます。豊洲保育園でいうなら江東区民であり、子供達です。
ダイエーも、カネボウも大京も、今は産業再生機構の支援を受けています。これだって最終的には私達の税金を使っているんです。民間が失敗するとこうなるんです。
さて、豊洲保育園の今後はどうなるのか?
江東区には子供達の未来を守る責任を感じての行動を期待していますし、
このような問題はどの地域にも起こりうることだと私は思います。
関心のあるかたはこちらのウェブをご覧ください。
http://mineika.com/