| #117 気持ち新たに・・・・ |
私がアナウンサーになりたいと思ったのが、当時まだ小学生の頃、
「ぴったしカンカン」と「ザ・ベストテン」に出ていた久米さんを見た時でした。
芸能人でもなく一般人でもなくテレビに出て話をしているこの仕事は何なの?
って素朴な疑問を抱き、これがアナウンサーという職業であることを初めて知りました。
私は新人でニュースステーションのスポーツを担当することになり、憧れの久米さんと同じ
空間にいられたことは、今でも財産で仕事の原点です。あの時の心臓が飛び出しそうなほど
緊張して仕事をした感覚をいまでも覚えています。お陰で多少の度胸はついたような「気」がしますが。
そのニュースステーションが終わり、報道ステーションが始まりました。
古館さんは元テレビ朝日アナウンサー。やっぱり私が小さい頃、プロレス実況で久米さんとは
違った形でアナウンサーをしていた方です。
いつもテレビをつけると出ている人。それがアナウンサーだと思うんです。
アナウンサーはそのテレビ局が存在する限り、茶の間(今はどれだけの家にあるかな?)にいる
皆さんの家族の一員として一緒に生き続けるし、そうする責任があると思います。
自分が子供の頃から知っている人が歳を重ねて、今もテレビに出ている。
なんか、「ホッと」するんですよね。
私も新たな年度に入り、さらに夕方のニュースでがんばっていこうと思います。
皆さんの「家族の一員」に加えてもらえるように。
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