2024年 9月
  • 2024年09月01日(日)
    「おじさん図鑑」名所なくても人こそ宝
    福島・二本松市にある岩代地区。過疎と高齢化に悩む、この地域で地元のおじさんによる演奏会が行われていた。修造もビックリ、なんと愛知県から訪れた人もいる。きっかけは岩代地区のおじさんを紹介した「おじさん図鑑」。レトロゲームのテイストで作った地域のPR冊子で、ゲームキャラクターのように地元のおじさんがキャッチコピーとともに紹介されている。この仕掛人は岩代観光協会の有野真由美さん。ほとんど知名度のない地域のフリーペーパーにも関わらず、なんと1万部を発行した。いったい、なぜおじさんにめをつけたのか?
  • 2024年09月08日(日)
    “最後の職人”が残す 手描きの映画看板
    大阪市の西成区。ここに日本でも数少ない、珍しいアートを描く人物がいる。八条祥治さん67歳。40年以上描き続けているのが、映画の広告看板。八条さんは手描きの映画看板を描く“映画看板絵師”と呼ばれる。「やっぱりワクワクする。印刷物とは全然違う。やっぱり個性的。描く人によって全然違ってくる」と語る。過去に描いたものを見せてもらい、修造もその画の力に大興奮!今ではすっかり少なくなってしまった手描きの映画看板。八条さんはなぜ今なお書き続けているのだろうか―。
  • 2024年09月15日(日)
    “介護美容”の魔法の力 指先も心も10代
    東京・練馬区にある介護施設を訪れた修造。行われていたのが、高齢者へのネイルサービス。箱石志保さんは、介護が必要な高齢者などにメイクやネイルなどを施すサービス「介護美容」を日々、行っている。この日、ネイルをしていたのは今年99歳になるおばあちゃん。修造も「爪は10代!」と驚きの声をあげる。8年前、祖父母の介護が必要になった箱石さん。高齢者のために何ができるか考え、介護の資格を取得。さらに高齢者に喜んでもらいたいと思い、介護美容サービスを立ち上げた。このサービスは高齢者本人だけでなく、家族、まわりの職人にも影響が―。
  • 2024年09月22日(日)
    初体験の味と香りビンテージの日本酒
    今回、修造が訪れたのは兵庫県の加古川市にある、お酒の貯蔵庫。透明に近い色から濃い琥珀色まで、さまざまな色のものが並んでいる。このお酒、何かというと日本酒で、「古酒」と呼ばれている。元は無色透明な日本酒を熟成させていて、濃厚な味わいや香りになるという。そんな古酒を、全国から集めているのが安村亮彦さん。古酒を一口、飲んだ修造も「惚れた!香りもだけど、鼻からスッと出てくる。これは独特のお米が頑張っている力ということか」と絶賛!それにしてもこの古酒、なぜこれまであまり知られていなかったのか。それには古酒の歴史が関係していた。
  • 2024年09月29日(日)
    未来が晴れやかに!太陽光で焼いたパン
    2年前、名古屋にオープンしたベーカリー。実はここ、日本では珍しい取り組みをして話題になっている。ベーカリーの村瀬元紀さんは「地球にやさしいパンを作っています。太陽の力を使ってパンを焼いているんです」という。店舗の屋上には、太陽光パネルがずらり!その数は、なんと121枚!このパネルが発電した電気で、パンを焼いている。太陽光発電を使って電気代が削減。その分、オーブンを稼働して、常に焼きたてパンが店舗に並ぶ。しかし人気の理由は「地球にやさしいから」だけではなかった。修造も納得の深いワケが―。