JR亀戸駅から歩くこと3分。商店街の中にある行列が出来ている「炭火焼肉　きっちょう亀戸店」。
店内は、学生やサラリーマンを中心に賑わっていて、お客さんの9割がそのワンコイングルメを夢中で食べています。そんなこちらの店の、1日に105食売れた大人気めちゃ売れワンコイングルメが、「近江牛入りカレー・ハヤシライス食べ放題」です。カレーに使用する肉は、近江牛(おうみぎゅう)をはじめとした、A4、A5ランクを含む国産黒毛和牛！　この近江牛入りカレーが、なんと、おかわり自由の食べ放題。しかも、カレーライスとハヤシライスのどちらもがワンコインで食べ放題なのです。ハヤシライスにも、もちろん近江牛が使われていて、デミグラスソースが肉の旨味をさらにひきたてる上品な味わい。【ワンコインにできる理由】こちらのお店、夜は人気の炭火焼肉店として営業しています。焼肉用の肉を切り出す際に出る、“切り落とし”を有効利用することで贅沢なワンコインカレー＆ハヤシを実現しているのです。多少大きさが違っても、味は夜の焼肉で出しているものと同等レベル。しかも、カレーもハヤシライスもとても丁寧に作られています。まず、上質な肉を、あくをとりながら、じっくり煮込むことおよそ半日。その後、冷蔵庫で一晩寝かせ、ニンジン、玉ネギを入れ、さらに煮込みます。そして、カレーの場合は、独自配合した20種類以上のスパイスと、少し酸味を加えるために隠し味にサルサソースを入れ、再び煮込みます。これをさらに1日寝かせて、ようやく完成！　2日半かけて熟成されたまろやかで甘口のカレーは、近江牛のうまみがとけだし、えも言われぬ美味しさです。この夢のような食べ放題が、サラダが付いてジャスト500円です！　カレーとハヤシ、どちらを食べようか迷ってしまう人は、あいがけも可能。最初にどちらも食べて試したい方や、あまり量が食べられない女性にもおすすめです。

京都府・京都市のとある日曜日の朝8時。四条通りの脇に入るとすぐにある「都野菜　賀茂 四条烏丸本店」に、観光客を中心にズラッと行列ができています。中をのぞいてみると、たくさんの女性たちが、朝から山盛りのメニューを頬ばっています。そんなお店で1日120食が売れる大人気めちゃ売れワンコイングルメが、「京の都野菜バイキング 朝食」です。こちらは、京都で育った新鮮野菜が、時間無制限の食べ放題のお店。そのラインナップは、驚くほど豪華。京野菜の「壬生菜(みぶな)」や、柔らかいサニーレタス「レッドファルダー」など、厳選された旬の野菜7種類を、ホウレンソウのマヨネーズといった自家製の6種のドレッシングで楽しむことができるのです。また、キャベツとフルーツのヨーグルト和えや、豆乳で煮込んだ宇治もやしと鶏そぼろなど、旬の野菜を使ったおばんざいも3種類用意。さらには、美味しそうなパンも！　こちらのパンは、創業100年を超える京都の有名なパン屋さん「進々堂」から仕入れている食パン。こちらは、トーストにしても絶品です。ほかにも、京都産の米を使ったおかゆや、うどん、味噌汁まで食べ放題！　さらに、ソフトドリンクやコーヒーも飲み放題なのです。【ワンコインにできる理由】こちらのお店は、現在契約している15ヵ所以上の農家全てと、中間業者を通さず直接取引しているのです。そのため、ギリギリワンコイン以内の値段で、これだけの食べ放題を提供できるのだといいます。しかも契約している農家は、社長と料理長自ら、京都中を探し回って見つけた、漢方をまく栽培に挑戦している「戸波農園」、京都市農産物品評会にて京都市長賞を受賞した「藤木農園」など、野菜のことを考え続ける、こだわりの農家ばかり。これだけ豪華な食べ放題で、お値段なんと490円！　朝食バイキングのラストオーダーは9時30分なので、なるべく早めに行くことをオススメします！

愛知県・名古屋市。日本三大電気街の1つ、大須(おおす)の商店街を抜け、脇に入ったところにある「白肉屋」に行列ができています。店内は、家族連れや若者を中心に賑わっていて、お客さんはみな、ランチ限定のワンコイングルメをかきこんでいます。そんなこちらで、1日100食が売れる大人気めちゃ売れワンコイングルメが、「ステーキ丼」です。こちらで使われる牛肉は、脂が少なく柔らかい赤身。これを片面30秒ずつ、強火で一気に焼いていきます。焼き色が付いたら、研究を重ねて開発したこの肉に合う醤油ベースの甘い和風ダレで味付け。そして、ほのかに甘みのある宮城県産の「ひとめぼれ」の上に、醤油ベースの特製ダレに漬けた、地元愛知県産の玉ネギを乗せます。そこにレアに焼かれたステーキを乗せ、しば漬けとピリッと辛い西洋わさびを添えたら完成！　甘く濃い醤油ダレが柔らかい肉にしみ込み、噛むたびに肉汁が溢れ、ご飯との相性も抜群です。【ワンコインにできる理由】材料費などをカットすることなく、なるべく安くステーキ丼を提供したいと考えた店長は、ランチの時の人件費をカットするため、基本的に自分一人だけで厨房内の全てを切り盛りしているのです。そのため、調理はもちろん、皿洗い、時には料理の運搬と、てんてこ舞いの大忙し。それでも、お客さんへの感謝の気持ちを忘れていないのが、接客ぶりから伝わってきます。そんな店長の決意がつまったステーキ丼のお値段は、なんと432円！　ランチのみ100食限定です。

大阪・天神橋。とある日曜日の早朝4時30分。辺りはまだ暗く、雨が降りしきっています。始発も出ていない天神橋筋六丁目駅からすぐのところにある「中華食堂十八番 本店」。5時のオープンと同時にお客さんが次から次へと入っていき、店内はすぐに満席状態に。こちらの周辺には早朝から働く人、夜通し働いている人が多いといいます。そんなお客さんは、みな迷いなくそのワンコイングルメを注文し食べています。そんなこちらで、1日300食も売れた大人気めちゃ売れワンコイングルメが、「とん汁定食」です。こちらは、メニュー数100種類を超す老舗中華料理店。その中でも1番注文が入るのが、朝限定で40年続いている具だくさんのとん汁定食なのです。それにしても、なぜ中華料理店で、とん汁定食なのでしょうか。【ワンコインにできる理由】実はこのとん汁、もともと味噌を溶かす前は、中華スープなのです。ランチやディナーで出される全ての料理に付いているのが、鶏ガラや香味野菜から作った自慢の中華スープなのですが、これがどうしても残ってしまうのがもったいないと、そこに味噌を溶いて作ったのが始まりなのだといいます。中華スープに赤味噌と白味噌を溶いたら、豚肉、ニンジン、キャベツ、白菜、モヤシ、ニラ、油揚げといった具材を大量に入れて、よく煮込めば完成！　中華スープの濃厚な旨みが効いた、大きめで具だくさんのとん汁は、ほかでは味わえないと、ヤミツキになる人が続出しています。豚汁もごはんも大盛りで、お値段は380円です！

福岡県・博多市。天神駅から歩くことおよそ2分のところにある「天神メディアモール」1階にある、「博多ラーメン 膳 天神メディアモール店」。11時のオープン前からおよそ20人の行列ができ、カウンターだけの店内は夕方まで常に満席状態が続きます。そんなお店のお客さんの8割が食べているのが、なんと1日に938食も売れた大人気めちゃ売れワンコイングルメ「おいしいラーメン」です。こちらは、博多っ子なら知らない人はいないというほど、地元では有名なお店。その作り方をみてみると、まずは、熟成を繰り返すことで小麦の香り豊かに仕上げた、博多ラーメン特有のストレートの細麺を茹でます。その間に、チャーシューの煮汁をベースに濃口醤油でコクを深めた自家製のタレを入れ、豚の頭骨をメインに3時間、丹念に炊き上げたスープを器に入れます。そこに茹で上がった麺を入れ、仕上げにじっくり炊き上げて作った、赤身と脂のバランスの良いチャーシュー3枚を乗せれば完成。麺に本格豚骨スープがからみ、濃厚なのに後味はサッパリとした絶品です！【ワンコインにできる理由】安さの理由はふたつ。ひとつは、8つの茹でザルを駆使したラーメンの提供時間の速さ。博多っこの多くが、茹で時間の短いかための麺を好むこともあり、どんどんラーメンがはけていきます。分業制を敷いた人員配置の効果もあり、1日に938食を提供するという驚異の回転率で、ラーメンの価格を安く抑えることができるのです。そしてもうひとつの理由が、材料の一括仕入れによる、コスト削減。実はこちらの運営会社は、うどん屋さんやそば屋さんも運営する麺の一大企業！　そのため、良質な原材料を一括して購入することができ、安く抑えることにも成功しているのです。そんな博多っこも愛するラーメンのお値段は、280円！　ちなみに、系列のうどん屋さんのかけうどんは1杯170円、そば屋さんのざるそばは1枚290円と、こちらも激安になっています！

東京・亀戸。とある土曜の午後7時。JR亀戸駅から歩くこと3分のところにある「うまいもんどころ味一番」。下町情緒溢れる店内は、予約で席が埋まっていて、みなさん各テーブルにひとつ、そのワンコイングルメを頼んでいます。そんなこちらで、1日120食が売れた大人気めちゃ売れワンコイングルメが「貝鍋」です。こちらは20cmほどの鍋の大きさで、3〜4人前の食べ応えのあるボリューム満点な鍋。具材には、白菜、長ネギ、シメジ、油揚げ、鶏肉が入るほか、メインは、その日の朝、市場から仕入れる国産の貝で、ハマグリやアサリ、シジミ、ホンビノス貝など多彩。貝のうま味が出た鍋のダシは、えもいわれぬ絶品！　しかも、4人前はある豪華な貝鍋のお値段は、驚きの108円！　この安さは、一体どういうことなのでしょうか。【ワンコインにできる理由】実はこのメニューには、鍋のシメとして人気の雑炊セットがあり、こちらは748円するのです。もちろん、108円の鍋だけ食べて雑炊を頼まなくてもＯＫ。実際にそうする人もいるといいます。とはいえ、鍋のダシに絶対の自信を持っている店主は、雑炊まで絶対に頼みたくなるだろう…という、ある種のカケに出て、鍋を108円という値段設定にしているのです。ちなみに、108円で食べられる鍋はほかにも。女性支持率ナンバーワンの、少しピリ辛なカレー鍋、大振りの牡蠣とアンコウが入った「あんこう鍋」など、驚きの108円鍋が並びます！

東京都・府中市。府中駅から歩くことおよそ2分のところにある「海鮮丼の店 やまけい」。店内はサラリーマンが多く、昼過ぎまで満席状態が続き、ピーク時はレジに行列ができるほどの人気ぶり。そんなこちらで1日122食が売れた、大人気めちゃ売れワンコイングルメが「海鮮丼」です。人気の理由はなんといっても、ボリューミーなネタの数々。ヤリイカ、サーモン、甘エビ、マグロ、そして、真ん中にイクラを乗せれば完成！　大ぶりで豪華なネタ5種類がのった海鮮丼が、ワンコインで食べられるのはなぜなのでしょうか？【ワンコインにできる理由】秘密は、社長のもうひとつの仕事にあります。実は、やまけいの社長は、テイクアウト寿司などを経営する大手水産会社のオーナー。そのため、材料を大量に仕入れることが出来、原価を抑えることができるという仕組みなのです。こちらの海鮮丼のご飯も、お寿司用にネタとの相性を考えて作られたシャリなので、普通のご飯で刺身を食べるのとは一味違った、絶妙な一体感を味わうことができます。豪華海鮮丼は、味噌汁が付いて、490円！　ほかにも、「ねぎとろ丼」、「ネバネバ丼」、「まぐろ山かけ丼」、「海鮮3種丼」など、ワンコインで食べられるメニューが豊富に揃っています。

「小江戸」の愛称を持つ歴史情緒あふれる、埼玉県・川越市。大正から昭和初期の雰囲気を感じられる町並みで人気の観光名所「川越大正浪漫夢通り」の脇に入ると、すぐにあるこちらの「太麺やきそば まことや」。地元のお客さんで溢れる店内は、香ばしい香りに包まれています。そんなこちらで1日200食が売れた大人気めちゃ売れワンコイングルメが、「川越太麺やきそば」です。太麺焼きそばは、戦後間もない昭和21年、川越の蓮馨寺(れんけいじ)というお寺の境内の屋台で売られたのが始まりといわれます。特徴は、肉、キャベツのシンプルな具材と共に味わう麺そのもの。食料も少ない戦後に、おなか一杯になってもらおうと食べごたえを重視した、モッチモチの極太麺こそが、川越市民のソウルフードなのです。その作り方をみてみると、まず、熱した鉄板に中華麺、その上にキャベツをのせ、あらかじめ鶏と豚の合挽き肉をおよそ1時間ほど煮込んで取ったダシを、ひき肉ごとかけ、蒸し焼きにします。一般的な焼きそばで使う豚バラ肉でなく、ひき肉を使い、ダシをかけることで、極太麺の中にじっくりと味がしみこんでいくのです。蒸しあがったら、オリジナルソースをかけて焼き上げていくのですが、このソース、隠し味にしょう油が使われています。しょう油を入れることで、焼いた時に香ばしくなるのです。仕上げに青のりをかけ、紅しょうがを添えれば完成！　モッチモチの太い麺に、濃厚で甘いソースが絡み、どこか懐かしい美味しさに箸が止まりません。【ワンコインにできる理由】それは、昭和21年から続く地元の味を商店街と地元企業が支えているから！　お肉を卸している肉屋さん、青のりを卸している乾物屋さんともにお店を応援する気持ちで、安い卸値で提供しているといいます。このように、川越のお店や地元企業が一体となって、ワンコインの値段を成立させている、地元愛がつまった、「ご当地焼きそば」なのです。たっぷりのボリュームで、お値段400円です！

東京・新宿。新宿駅から歩くことおよそ5分のところにある、新宿センタービル。その地下1階にある「名代　宇奈とと　新宿センタービル店」。高級感あふれる和風の店内は全59席。満席状態が続く店内では、お客さんがみな丼をかきこんでいます。そんなこちらで、1日100食が売れた大人気めちゃ売れワンコイングルメが「うな丼」です。人気の秘密は、何といっても、香ばしく焼かれたこの肉厚のウナギ！【ワンコインにできる理由】こちらは、東京・大阪に14店舗を構えるウナギ専門店。高級食材であるウナギですが、専門店の強みをいかして、一括で大量に仕入れることで材料費を抑え、ワンコインのうな丼を実現しているのです。もちろん、安いだけではお客さんは集まりません。このウナギを、注文が入る度に高級な本格備長炭でじっくり焼き上げていくというこだわりよう。備長炭の遠赤外線の効果で、表面はパリッと、中はふっくら香ばしくなり、特製のウナギのタレがしみ込んだごはんと一緒に食べれば、もう箸が止まりません！　この本格うな丼のお値段は、ジャスト500円！　平日は通し営業をしているので、少し時間をずらせば、スムーズに入れます！

兵庫県・神戸市。神戸三宮駅の目の前にある、「さんセンタープラザ」を地下に降り、歩くことおよそ4分のところにある「どんぶり マルナカ」。昼時には、カウンター席がサラリーマンを中心にいっぱいになり、お客さんはみなスプーンで丼をかきこんでいます。そんなこちらにある、1日に110食が売れた大人気めちゃ売れワンコイングルメが「ホル玉丼」。一見、親子丼のようですが、鶏肉は入っていません。代わりに入っているのがホルモン。ホル玉丼とは、親子丼の鶏肉の代わりにホルモンを入れたこの店オリジナルの看板メニュー。使用されるホルモンは、希少価値の高い、黒毛和牛の小腸のみ！　さらに具だけでなく、ダシのとり方も親子丼とは全く異なっています。一般的に親子丼を作る場合には、昆布などでダシを取るのですが、こちらは、新鮮な牛の小腸を煮込んでダシを取ります。甘〜いダシが出たら、醤油ベースの自家製ダレを入れ、さらに煮込んでいきます。注文が入ると、小なべにホルモンを移し、玉子と共にゆっくりとかき混ぜ、玉子が半熟状のフワフワになれば完成！　プリっと柔かいホルモンにフワフワの玉子が絡み、一口食べれば、甘いダシが効いたしょう油味が優しく広がる絶品です。【ワンコインにできる理由】実は今、ホルモンの需要が高まり、徐々に値段が上がっているのです。しかし、マルナカを経営する会社は、20年前から様々な業態でホルモンを扱っていて、その信用から現在も取引を始めた当初の値段で仕入れることができるのです。そのため、ギリギリ、ワンコインでの提供が可能なのです。プリップリのホルタマ丼は、味噌汁付きでちょうど500円。ご飯の量が異なるS、M、L全て同じワンコインで食べられます！

108円の「貝鍋」には、「申し訳ない！」という気持ちになります(笑)。

消費税込みで500円以内のワンコイングルメ特集ということでしたが、正直、「本当にそこまで美味しいのかしら？」と思っていたら、もう「参りました！」というレベルのワンコイングルメばかりでしたね。オンエア中に、ゲストの東出昌大さんが「スタッフの方、よくこんなお店を見つけましたね」なんて言ってくださっていたんですけど、私も本当にそう思いました。試食はしていないので、VTRを見る限りですが、あのお店の繁盛ぶりと東出さんの試食コメントをうかがったら、納得です。そしてただ安くて美味しいだけではなく、そこに店主の方や、それを支えようとする地域の方の思いと努力が詰まっていて、そこにもちょっと感動しました。それにしても、どこもハイレベルでしたね。珍しいところで京都の野菜バイキングは、ぜひ行ってみたいと思いました。見るからに新鮮で美味しそうな野菜が食べ放題で490円って！　しかも、時間制限もないなんて。今度、京都に行ったら絶対に行こうと思いました。あと、具だくさんの汁ものが好きな私としては、大阪のとん汁定食も見逃せないですね。栄養バランスもバッチリですし、中華スープがベースになっているというとん汁、食べてみたいと思いました。そして極め付きは、108円の「貝鍋」。もう「申し訳ない！」という気持ちになりますよね(笑)。他にもいろいろ頼みたくなっちゃいますけど、スタッフ曰く、他のメニューもお安いそうです。すごいですね。東出さんは、美味しそうにたくさん試食してくださいましたね。主演映画の『ヒーローマニア‐生活‐』も、楽しかったです。役者さんがみなさん魅力的で、何も考えずに笑って見られます。オススメです！