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#504(2013.6.8 OA)

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2年半も空けないで、またすぐに来てね、木村くん!

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木村拓哉さんをお迎えして、国民が選ぶSMAP人気シングルベスト25を大発表!!第1位に選ばれたのは…

ザックジャパンが世界最速で5大会連続となるW杯出場を決めてくれました!試合当日の6月4日は埼玉スタジアムまで応援に駆け付けた香取編集長も喜びを爆発させていましたよね(不敗神話はいまだ健在です!!)。さて、木村拓哉さんをゲストにお迎えした今週のスマステーションは、ザックジャパンがW杯出場を決めた翌日、SMAPのみなさんが50枚目のシングル『Joy!!』をリリースしたのを記念して、『国民が選ぶSMAP人気シングルベスト25』をお送りしました!!
全国1000人のアンケート調査に基づく今回のランキング。ベスト5をおさらいしておきましょう。第5位は山崎まさよしさんが作詞・作曲を手掛けた『セロリ』。草なぎさん主演のドラマ『いいひと。』(フジテレビ系)のエンディング曲だったこの曲は、歌詞カードに載っていない木村さん&香取編集長のラップパートも話題に。第4位は22枚目のシングル『青いイナズマ』。木村さんが歌う「Get you(ゲッチュー)」というフレーズも大人気でした。第3位はSMAP2作目のミリオンセラー作『らいおんハート』。草なぎさん主演ドラマ『フードファイト』(日本テレビ系)の主題歌でした。ちなみに、ドラマに出てくる九官鳥の声を担当していたのが木村さんでしたよね。この曲の作詞を手がけたのは、ドラマを企画した脚本家の野島伸司さんでした。第2位は『世界に一つだけの花』。槇原敬之さんが作ったこの曲は、元々アルバムに収録された曲でした。しかし、草なぎさん主演のドラマ『僕の生きる道』(フジテレビ系)の主題歌になると人気に火が付きシングルカットされました。その後、現在までに250万枚のセールスを突破している名曲中の名曲です。そして第1位は『夜空ノムコウ』。スガシカオさんが作詞を手掛けた27作目この曲は、初のミリオンを突破した記念的作品でもあります。ランキングとともに、木村さんによるそれぞれの曲に対する思いや、久保田利伸さん、宮藤官九郎さん、森浩美さん、野島伸司さん、スガシカオさんら、作詞・作曲陣からのメッセージ&制作秘話もご紹介しました。みなさんの思い入れのある曲も是非教えてくださいね。
次週6月15日は『埼玉の最新混雑スポットランキング』をお送りします。ゲストは上川隆也さんです。お楽しみに!!

SMAP50枚目となるシングル「Joy!!」の発売を記念して、SMAPの人気シングルベスト25を大調査!全国1000人に好きなSMAPのシングル曲をアンケートで答えていただきました。
※調査協力:株式会社マクロミル


SmaSTATION!!徹底調査
国民が選ぶSMAP人気シングルベスト25


第25位「freebird」(2002年)

SMAP34枚目となるシングル。ライブでは、アンコールでよく歌われる曲として人気があります。




第24位「そっときゅっと」(2009年)

この曲は、草なぎさん主演ドラマ「任侠ヘルパー」(フジテレビ系)の主題歌で、ミュージシャンの久保田利伸さんが作曲を手がけました。そんな久保田さんに「そっときゅっと」の超貴重な製作裏話をうかがいました。

◆久保田さんが語る製作裏話とは?
元気のいい明るいアップテンポの曲を頼まれたんですが、1リスナーとしてSMAPのどんな曲を聴きたいかと思った時に、ちょっとミディアムスローな曲を聴きたいと思ったのでアップテンポな曲を作って、おまけの2曲目にミディアムスローな曲を忍ばせました。結局、それが使ってもらった曲です。




第23位「どんないいこと」(1995年)

SMAP18枚目のシングル。プロモーションビデオは、ロンドンで撮影されました。この曲には「Every You」とタイトルが付いた全編英語詞バージョンが存在します。

◆木村さんの「どんないいこと」の思い出は?
振り付けが好きでしたね。考えてもらった振り付けを見たとき"おっ"と思いました。




第22位「君は君だよ」(1993年)

SMAP9枚目のシングル。君は君らしく生きればいい、と歌う応援ソング。




第21位「弾丸ファイター」(2007年)

テレビ朝日系列スポーツテーマソングにもなった41枚目のシングル。




第20位「Battery」(2013年)

SMAP史上初めて全編英語でリリースされたシングル。この曲は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の絶叫マシーン「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」に乗りながら聴くことができます。今年3月にはSMAPのメンバーもUSJを訪れ、「Battery」を聴きながらその疾走感を体感しました。




第19位「Triangle」(2005年)

38枚目となるこのシングルでシングル総売上2000万枚を突破!命の尊さを歌ったメッセージ性の高い歌詞で高校の教科書にも採用されている名曲です。ちなみに、木村さんのメル友でもある爆笑問題の太田光さんは2006年3月18日「SmaSTATION-5」に出演した際、「Triangle」が大好きだとコメントしました。




第18位「朝日を見に行こうよ」(1999年)

この曲のミュージックビデオは、本物の朝日で撮影するために深夜から早朝にかけてロケが行われました。船上で寒そうに見えるメンバーが印象的です。




第17位「俺たちに明日はある」(1995年)

この曲は、木村さんとダウンタウンの浜田雅功さんが出演したドラマ「人生は上々だ」(TBS系)の主題歌でもあります。

◆木村さんの「俺たちに明日はある」の思い出は?
自分が主演をさせていただいた作品の主題歌でSMAPの曲を使ってもらうのが初めてのことだったので、嬉しかったのと恥ずかしさが入り交ざっていた。




第16位「君色思い」(1994年)

香取さんが声優を務めたアニメ「赤ずきんチャチャ」(テレビ東京系)のオープニングテーマ。実はこの曲、初めて香取さんに本格的なソロパートが与えられた曲でもあるのです。




第15位「笑顔のゲンキ」(1992年)

この曲は草なぎさんが声優を務めたアニメ「姫ちゃんのリボン」(テレビ東京系)の主題歌でした。ミュージックビデオの衣裳は黄色バージョンもあります。




第14位「さかさまの空」(2012年)

堀北真希さん主演、NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の主題歌。SMAPメンバーが出演しないドラマで主題歌を歌うのは初めてのことでした。ドラマ放送当時、ドラマの舞台となっている東京大田区の「梅屋敷駅」(「梅」にちなみ)では、電車が近づくと鳴る列車近接メロディーも「さかさまの空」でした。




第13位「Dear WOMAN」(2006年)

すべての日本人女性に贈ったメッセージソング。CDの歌詞カードは、顔が映るミラー加工されたものでした。




第12位「$10(テンダラーズ)」(1993年)

10枚目のシングルは、セクシーで大人な曲調にチャレンジしSMAPの転機になったともいえる曲。SMAP出演の「夢がMORIMORI」(フジテレビ系)のオープニングテーマ。

◆木村さんの「$10」の思い出は?
(作詞を手掛けた)林田健司さんからデモテープが送られてきて、林田さんが100%で歌っていたんですよ。それを聴いて「これでいいじゃん!」って思った。そのくらいカッコよかった。




第11位「BANG! BANG! バカンス!」(2005年)

歌詞にメンバーの名前とまったく関係のない「前田さん」が出てくるなど、ユニークな歌詞と楽しげな曲調で話題となりました。ちなみに、歌詞には木村さん、稲垣さんのみが登場します。その意味を、作詞を手がけた宮藤官九郎さんに聞いてみました。

◆宮藤官九郎さんが語る意外な歌詞の内容とは?
妄想ですよね。部屋から1歩も出ない人の歌です。どこかに行ったら楽しいな、と思ってる…。海パンはいて楽しいなぁ…とは言ってるけど、歌の最後まで結局、家から出なかった人の歌。

◆木村さんの「BANG! BANG! バカンス!」の歌詞の印象は?
ふざけてるのかなって思いました(笑)。「これでマジでレコーディングするんですか」って聞いたのは覚えている。




第10位「ありがとう」(2006年)

この曲はSMAPのデビュー15周年の2006年にリリース。CDジャケットには香取さんが描いた10匹のアリの画が。通算40枚目となるシングルで、オリコンチャート40作連続でトップ10入りを果たしています。




第9位「ダイナマイト」(1997年)

1997年リリースのこの曲でシングル総売上1000万枚を突破!ミュージックビデオはトラックの荷台に乗って移動しながら撮影されたものです。

◆木村さんの「ダイナマイト」の思い出は?
ライブでは欠かせない存在。この曲が流れると、お客さんもそうだと思うけど、うちらも上がる。




第8位「オリジナル スマイル」(1994年)

リリース以降、SMAPのライブでは毎回歌われている人気の定番曲。ファンの間では"オリ・スマ"と省略されて呼ばれています。当時、木村さんが出演していた「オロナミンC」のCMにも使われていました。




第7位「がんばりましょう」(1994年)

SMAP14枚目となるシングルは、1995年「選抜高校野球大会」の入場行進曲に採用されました。ちなみに、ジャケット写真は、東京タワーで撮影されました。

◆木村さんの「がんばりましょう」の思い出は?
「がんばりましょう」という投げかけの歌なのかと思いきや、自分たちに対しても言える言葉だったし、当時、阪神大震災があったので、(自分たちからみんな)両方への「がんばりましょう」になった。




第6位「SHAKE」(1996年)

23枚目のシングルとしてリリースされたライブでも盛り上がる人気の曲。ちなみに、作詞を担当した森浩美さんは「SHAKE」の歌詞を30分で完成させたといいます。

◆森浩美さんが語る製作秘話
実はお風呂の中で30分で書きました。お風呂に浸かってフッと天井を見た瞬間に、渋谷の交差点が思い浮かんだ。何が見えるか考えた時に、ネオンボードが見えて恋人たちが歩いててティッシュを配ってる。実は「ポケットティッシュを2個もらった」の2番から出来上がった。

◆東京都のカナさんからの質問です。「SHAKE」の最初に木村さんが言う「プルーハー!」はアドリブですか?
当時のレコーディング・ディレクターさんに「木村、言ってみて」と言われたので、デモテープに入っている感じでやったらOKになった。




第5位「セロリ」(1997年)

作詞・作曲を手がけたのは、ミュージシャンの山崎まさよしさん。歌詞カードには載っていない、木村さんと香取さんのラップ部分が話題になりました。草なぎさん主演ドラマ「いいひと。」(フジテレビ系)のエンディング曲でもあります。




第4位「青いイナズマ」(1996年)

SMAPが5人になって最初にリリースした22枚目のシングル。木村さんが歌う「Get you(ゲッチュー)」が大人気でした。




第3位「らいおんハート」(2000年)

SMAP2作目のミリオンセラーとなった名曲で、草なぎさん主演ドラマ「フードファイト」(日本テレビ系)の主題歌でもあります。ちなみに、ドラマに出てくる九官鳥の声を担当していたのが木村さん。最終回で明かされました。この曲の作詞を手がけたのは、ドラマを企画した脚本家の野島伸司さん。今回、野島さんからのお手紙をいただきました。

◆野島伸司さんからのお手紙

この曲はオスらいおんのように
いい加減な所もあるけど
いざという時には
命がけで守ろうという
誓いを込めて作りました

SMAPの皆さん
これからも
進化を求める姿を
見せて皆に勇気を与えて下さい♡

野島伸司




第2位「世界に一つだけの花」(2003年)

ミュージシャンの槇原敬之さんが作ったこの曲は、元々アルバムに収録された曲でした。しかし、草なぎさん主演のドラマ「僕の生きる道」(フジテレビ系)の主題歌になると人気に火が付きシングルカットされました。その後、現在までに250万枚のセールスを突破している大ヒット曲です。

◆木村さんにとって「世界に一つだけの花」とは?
この曲をやっているとき、ライブ、テレビ関係なく自分が誇らしいですし、受け取ってくれるみんなの表情がハンパないです。




第1位「夜空ノムコウ」(1998年)

SMAPが初めてミリオンを突破したのが27枚目となるこの曲。作詞を手がけたのはミュージシャンのスガ シカオさんです。スガさんに製作裏話をうかがいました。

◆スガさんが語る製作裏話とは?
人の曲に歌詞を付けるのは「夜空ノムコウ」が初めてだったんですよ。どうしたらいいかわからなくて、難しくて途中でやめてしばらく放置していた締切の日に北海道でライブがあって、羽田‐札幌の1時間半の飛行機の中で書いてFAXで東京に送りました。「夜空ノムコウ」のプロモーションビデオとジャケ写は、同じシチュエーションで撮られていると思うんですけど、ウワサによると撮影のとき木村さんカキにあたっていた?このウワサは本当でしょうか?

◆木村さんの答え
ホントです!ジャケ写の撮影のとき、(体調の悪さが)ハンパなかった。




<番外編>カップリング曲BEST3



第3位「仰げば尊し」(1995年)

「KANSHAして」のカップリング曲として、卒業式の定番を大胆にアレンジ。木村さんが歌うラップも話題に。




第2位「ベストフレンド」(1992年)

「負けるなBaby!〜Never give up」のカップリング曲。




第1位「オレンジ」(2000年)

「らいおんハート」のカップリング曲。

◆茨城県のマイさんから質問です。もともと「さようなら」だった最後の歌詞を木村さんが「ありがとう」に変えてもらったというのは本当ですか?
「さようなら」でこの曲が終わるのが嫌で、このふたりの関係性はさよならかもしれないけど、「ありがとうで終わりたくないですか」ってスタッフにわがままを言いました。




50枚目のシングル「Joy!!」が発売中!

6月5日にSMAPの記念すべき50枚目のシングル「Joy!!」がリリース!ミュージックビデオに1000人のエキストラが参加したことでも話題となっています。ちなみに、この曲の振り付けを担当したのがマイケル・ジャクソンの専属ダンサーに選ばれた事もあるKENTO MORIさんです。そして作詞・作曲は、デビューして1年のガールズバンド「赤い公園」のリーダーで22歳の津野米咲(つの・まいさ)さん津野さんは、「SMAPの『オリジナルスマイル』がずっと好きだったので、ああいう曲を書けたらなと思って書きました」とコメントしています。


これからもSMAPをen"Joy!!"しましょう

木村さん&香取編集長のトークもホントに素敵だった今週の特集。というわけで、今週の格言です。「サッカーの試合の後に木村くんからメールが来て…。『よっしゃ、まだまだいきましょう!』みたいなメールをくれて嬉しかったんだ、という話をしようしようと思っていたんですけど、なかなか話すタイミングがないなと思ってたら、木村くんから言われてしまい(笑)。そういえばそんな風に書いたな…と。木村くんの言う通りですよね。サッカーでこんなに日本中が盛り上がっているあの時にまで『Joy!!』の宣伝を木村くんにしてる、っていうところが(笑)。なかなかの恥ずかしさですよね。でも、『Joy!!』は50枚目にして、ホントにSMAPらしい曲だな、と思うし、22歳の津野米咲さんが…『オリジナルスマイル』が好きだったという彼女がそういう思いで作ってくれた曲なんだな、と思うと…。ホントに、たくさんの人にen"Joy!!"してほしいですね!」。


木村拓哉さん
自分たちを主張するのではなく、その曲のキャラクターになる、というのが唯一の義務なのかな

お久しぶりのご登場でした。「SMAPシングルベスト25」はいかがでしたか?

手前味噌な企画ですいませんでした(笑)。

過去のライブ映像を見てどんなことを思われましたか?

いろんなことやっているなぁ、と改めて思いました。

ランキングをご覧になって「夜空ノムコウ」が1位なのがSMAPらしいと話されました。

みんなが決めてくれたものだから納得できますし、過去のものから最近のものまで、自分たちがやっていることがみなさんとどんな接し方をしているのか…、この結果を見てその距離感が近いんだってことがわかったので嬉しかったですね。

予想通りの結果でしたか?

僕は曲に対しての執着があまりないので、「へぇ」という感じでした。でも、いろんな映像があったなかで、ライブの映像はいいな、と思いましたね。そこがいいなと思える一番の原因は、誰もカメラに向かって歌っていないから。ステージ上のメンバーは、客席にいるみんなにだけベクトルを向けて全力でやっている。その姿は、見ていても「いいな」と思いましたね。

香取さんは「KANSHAして」が入っていないのが意外だと話されていましたが、木村さん的に「これが入っていないのか」と思われた曲はありましたか?

僕はアルバムの曲に好きな曲が多いんですよ。そこも入れられるんだったら、「はじまりのうた」だったり、「前に!」だったり、アルバムの曲で個人的に好きな曲がいっぱいあるので。シングルなら、このランキングで納得しています。

それにしても、改めて名曲が多いな、と思いました。

僕らは歌っているだけですから。それは、毎度毎度、提供していただいている楽曲そのもののベーシックな魅力が大きいと思いますし、しかもそれがワンパターンじゃないという。そういうところが、聴いてくださる人に新鮮な音として届くんじゃないかな、と思います。

先日発売されました最新シングル「Joy!!」も、50枚目にしてなお新鮮さを感じました。

自分たちを主張するのではなく、その曲のキャラクターになる、というのが、唯一の義務というか責任なのかなって思います。曲の空気感や世界観は、内容によってまったく違うわけですし。「らいおんハート」と「BANG! BANG! バカンス!」では全然違うじゃないですか。そうなったときに、曲のキャラクターになる、っていうのが役目だと思っています。

最後にファンのみなさまへメッセージをお願いいたします!

今日、慎吾が最後に言った言葉(「エンジョイ」)のまんまでいいと思います。自分たちが楽しむだけではなく、みなさんからそれを受け取りながら、こちらからもお届けするという、そんな物々交換ができたらいいな、と思っています。

SMAPニューシングル
「Joy!!」
発売中


SMAPのベスト25、「もっと聴きたい!」と思う曲ばかりでした。

SMAPのシングルベスト25、豪華で楽しかったですね。ライブ映像もすごくカッコよかった!曲も懐かしい、もっと聴きたい、と思うものばかりで、改めてSMAPにはいい楽曲が多いなと思いました。ランキングもゲストの木村拓哉さんもおっしゃっていたように「納得できる」ものでしたよね。「夜空ノムコウ」「セロリ」「Dear WOMAN」「俺たちに明日はある」など大好きですし、「世界に一つだけの花」はうちの母親でも知っている名曲中の名曲ですものね。個人的には「This is love」が入っていたらよかったのに、と思いました(笑)。それにしてもあれだけ曲調の違う楽曲を歌いこなせるのは、本当にすごいことですよね。それは、25年という年月を重ねたすごさでもあるんだろうな、と思いました。名実ともに国民的グループですし、これからもずっとそうあっていただきたいと思いました。今日は木村さんがいらしたということで、スタジオにもいい意味での緊張感がありました。香取さんでさえ、緊張されているのが感じられましたが、馴れ合う感じが一切ないところが素晴らしいと思いました。仲はいいけど馴れ合わない、SMAPみなさんからいつもそういう真摯な姿勢を感じています。そして、木村さんは本当にスターだな、と痛感しました。過去のどの映像を見てもカッコいいのに感動してしまいました。華やスター性があって、ここぞというところで必ず決めてくれる、孤高のエース。今日ご一緒できて最高に嬉しかったです。

シングルベスト25、面白いな、と思うことがいくつもあり…

◆ザックジャパン、ワールドカップ出場!! 不敗神話ってやつもありましたけど、いつも試合終了までそれを考えずにいたんです。でも、あのオーストラリア戦のときは、初めて「あ、ダメかな…」と考えてしまったんですけど、すぐに「いやいや、そんなことを考えてちゃダメだ!」と思い直した瞬間のハンドでしたね。本大会までもっともっと楽しませてもらえると思うので、ボクもいままで以上に応援していきます!

◆SMAPのシングルベスト25、よく見直すと面白いな、と思うことがいくつもあります。放送中にも言いましたけど『KANSHAして』が入ってないとか、『SHAKE』は6位だったけどベスト5以内に入ってよかったんじゃないか、とか…。『がんばりましょう』とかもそうかな。そうなると、ベスト5以内で言うと、『セロリ』『青いイナズマ』がここにいるっていうのがスゴイなっていう感じですかね。

◆『さかさまの空』って、木村くんも言ってたけど、ボクらの曲っていうより、やっぱり国民的な番組のNHKの朝ドラの曲、としてみなさんが好きになってくれた曲なのかな、と。あと、『Battery』が入ってるのもスゴイな、と思いました。意外なのは『そっときゅっと』かな。

◆今日のボクの気分でいきますと、23位だった『どんないいこと』。木村くんにも言いましたけど、あんなテイストのミディアムなものってあんまりないな、と。『そっときゅっと』も、近い感じがするけど、あんまりないパターンですよね。バラードだったり、アップテンポだったり…カッコいい方向のアップテンポ、ちょっと可愛い方向の、おふざけ曲とかっていう中での、ミディアムな曲だけどカッコ良く踊る曲、っていうのはあんまりシングルの中にないんだな、というのを感じました。あ、3位の『らいおんハート』がその筆頭か!踊ってるけど、ちょっとミディアムで…。

◆でも、どうにもボクは、頭がもう、コンサートだったりとか構成とか、SMAPを組み立てたり、作るっていう感じでしか見られないようになってて。映像を見てても、衣装だったり照明だったりが気になって…。印象的だったのが『オリジナルスマイル』かな?木村くんと中居くんがバーッと走ってきて、「チャ、チャ、チャ、チャン♪」って銀テープがピシューってなったんですけど…ああいうの特効っていうんですけど、銀テープのタイミングがちょっと悪かったな、と。ちょっと早かったのかな、1拍くらい。気になってしょうがない(笑)。あと、嬉しかったのは森浩美さんのインタビューですね。『SHAKE』がこう作られた、というのが聞けて良かったです!