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#425(2011.7.23 OA)

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SMAPの夏バラードが欲しい!

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サザン、ユーミン、B'z、ドリカム…黒木メイサさんをお迎えして、真夏に聴きたい!サマーバラードベスト20をオンエア!!

初登場、黒木メイサさんをゲストにお迎えしたスマステーション。特集は、『真夏に聴きたい!サマーバラードベスト20』です!
夏=元気が出る曲、ノリノリの曲、というイメージもありますが、実は夏を題材にしたバラードの名曲もたくさんあります。香取編集長も『編集後記』の中で触れていますが、恋の季節だからこそ、始まる恋もあれば終わる恋もある、ということも関係しているのかもしれませんね。というわけで、ここでは今回のランキングの上位5曲をおさらいしておきましょう。第5位は夏川りみさんの『涙そうそう』。沖縄県石垣島出身の夏川さんがBEGINの名曲をカバーして2001年にリリースした曲ですが、タイトルの『涙そうそう』とは、沖縄の言葉で「涙がぽろぽろこぼれ落ちる」という意味。作詞を手がけた森山良子さんは、若くして亡くなった兄を想い歌詞をつけたといいます。第4位はaikoさんの『カブトムシ』。恋する乙女たちから絶大な支持を得ているこの曲、黒木メイサさんも思い出の1曲だそうです。第3位は、井上陽水さんの『少年時代』。美しい日本の風景を思い出させてくれる、ノスタルジックなメロディーの名バラードです。第2位は、松任谷由実さんの『Hello, my friend』。夏の終わりに別れてしまった恋人へ思いをはせるせつないバラードです。そして第1位は、サザンオールスターズの『真夏の果実』。桑田佳祐さんの映画初監督作品『稲村ジェーン』の主題歌としてもおなじみのこの曲は、サザンオールスターズの曲のなかから「ライブで演奏してほしい曲」の1位に選ばれるなど、圧倒的な支持を誇る名曲中の名曲です。名曲がずらっと並んだ今回のサマーバラード特集、あなたの思い出の曲、お気に入りの曲は? 
来週のスマステーションはお休みで、次回の放送は8月6日になります。ゲストに、速水もこみちさん、香里奈さんをお迎えして、『大人がハマる!最新おもちゃベストセレクション!』をお送りします。お楽しみに!!

パワーあふれるロックチューンもいいけれど、真夏だからこそ聴きたいバラードもあるはず。スマステーションでは、全国のみなさんからのアンケートをもとに、今聴きたいバラード20曲をセレクト!あなたが聴きたい1曲はどれですか?


真夏に聴きたいバラードベスト20




2010年夏の高校野球 応援ソング
第20位 FUNKY MONKEY BABYS/あとひとつ(2010)

この曲のプロモーションビデオには、プロ野球界を代表するピッチャーである、田中将大投手(東北楽天ゴールデンイーグルス)が出演しています。
◆山梨県・高校球児さんからのメール「暑い夏の練習中、心の中でずっとこの曲を歌ってました。♪念願のレギュラー7番ライトをゲットしたぜ〜」




海に行きたくなるサマーチューン
第19位 ケツメイシ/夏の思い出(2003)

◆黒木メイサさんからのメール「この曲は沖縄から上京したばっかりの、夏のワクワクした前向きな気持ちとホームシックの寂しい気持ちが詰まった思い出ソングです」
この曲のプロモーションビデオの、様々なシチュエーションを逆再生した映像も話題になりました。




夏景色が目に浮かぶ爽やかサマーバラード
第18位 松田聖子/白いパラソル(1981)

◆東京都・フミさんからのメール「聖子ちゃんの曲は全部好きだけど、白いパラソルが一番好き!夏はこの曲で元気をもらいます」
80年代、松田聖子さんの歌声を「キャンディ・ボイス」、軽やかなダンスを「聖子ステップ」と呼びました。




夏の夜…遠く離れてしまった人を想う乙女のバラード
第17位 大塚愛/プラネタリウム(2005)

大塚愛さんが短大時代に作ったというこの曲は、7週連続でオリコンチャートのトップ10入りを果たしたヒット曲です。
◆山口県・マイさんからのメール「どことなく和風のこの曲を聴くと、夏祭りを思い出します。浴衣を着てお面とかりんご飴よく買ったな」。




トレンディドラマ主題歌
第16位 CHAGE and ASKA/SAY YES(1991)

浅野温子さんと武田鉄矢さんが出演したフジテレビ系ドラマ「101回目のプロポーズ」の主題歌としても話題となったこの曲は、300万枚の売り上げを記録。オリコンチャート13週連続1位という驚異のヒット曲となりました。




沖縄への想いが込められた出会いと別れのラブソング
第15位 THE BOOM/島唄(1993)

◆沖縄県・仲里さんからのメール「沖縄の戦争の苦しみや悲恋を歌ったこの曲が、山梨出身の宮沢和史さんが作ったと知って感動しました。沖縄の太陽を浴びながら聴いたら最高ですよ」
当初、この曲は沖縄だけで発売されましたが、その反響の大きさに全国発売し大ヒットとなりました。




去り行く夏を感じる哀愁のバラード
第14位 研ナオコ/夏をあきらめて(1982)

サザンオールスターズのアルバムの曲を、研ナオコさんがカバーし大ヒットした名バラード。また、2009年には、坂本冬美さんもカバーし話題となりました。




アテネオリンピックの記憶が蘇る夏バラード
第13位 ゆず/栄光の架橋(2004)

誰しもが抱える悩みや壁に立ち向かうための応援ソング。この曲は、2004年NHKのオリンピック公式テーマソングとしてもおなじみです。
◆福岡県・広美さんからのメール「高校3年間バスケ部の補欠だった私に、夏合宿でみんなが歌ってくれてくれました。最後に一度だけ出た試合…絶対忘れません。ありがとね」




思い出がたくさん詰まった一途でピュアな夏の恋歌
第12位 福山雅治/Squall(1999)

1999年に松本英子さんに提供した曲を、セルフカバーしたラブバラード。女性から男性への恋心を綴った福山さん作詞の歌詞が話題になりました。
◆埼玉県・ミチコさんからのメール「当時付き合っていた彼と、よくカラオケで一緒に歌いました。私だけの彼ではなかったので寂しい夏だったなぁ」




ひたむきに頑張る人たちへ贈る夏の応援歌
第11位 GReeeeN/キセキ(2008)

素顔を明かしていない4人組GReeeeNのこの曲は、TBS系列のドラマ「ROOKIES」の主題歌に使用されたヒットチューン。熱血教師と野球部の不良たちが甲子園を目指す青春ドラマを盛り上げました。




夏の記憶がリアルに蘇る定番サマーソング
第10位 class/夏の日の1993(1993)

1993年に爆発的なヒットを記録した男性2人組classのデビュー曲。今まで"普通の女性"だと気にしていなかった女性に、夏になって恋をしたというドラマティックな歌詞も話題になりました。




夏の終わりと別れが切ない青春バラード
第9位 ZONE/secret base 〜君がくれたもの〜(2001)

2001年に平均年齢14歳でデビューしたガールズバンド「ZONE」の代表曲。この曲のヒット以降、絶大な人気を誇った彼女たちでしたが、活動期間4年で解散を宣言、ファンを驚かせました。
◆北海道・ユキさんからのメール「今年の8月にZONE復活決定(^◇^*)/ まさか、ホントに10年後の8月会えるとは思わなかったぁ。1ヵ月限定活動なんていわずにずっとやって欲しいよ〜」




忘れられないあの人を思い出す哀しき琉球ブルース
第8位 BEGIN/恋しくて(1990)

沖縄県石垣島出身の3人組BEGINは、TBS系列のオーディション番組「三宅裕司のいかすバンド天国」、略して「イカ天」からデビュー。ギターの島袋優さんの失恋経験を綴った切ない歌詞にのせた甘い歌声が、聴く人をセンチメンタルな気分にさせます。




夏の青春を思い出すロマンティックソング
第7位 DREAMS COME TRUE/7月7日、晴れ(1996)

好きな人に会いたくてたまらない思いが込められたこの曲は、観月ありささん、萩原聖人さん出演の映画「7月7日、晴れ」の主題歌。この映画は別れてしまったカップルの「7月7日に天の川を一緒に見る」という約束が、都会の真ん中で叶うという奇跡のラブストーリー。主題歌も、ロマンティックな作風にピッタリとマッチしていました。




海のように大きな愛に満ちたパワーソング
第6位 B'z/OCEAN(2005)

愛する人とともに歩んでいく未来への想いを雄大で力強い海に馳せた珠玉のバラード。この曲はフジテレビ系のドラマ「海猿」の主題歌として使用され、そのパワフルな歌声がドラマを彩りました。




別れ・卒業の定番沖縄ソング
第5位 夏川りみ/涙そうそう(2001)

沖縄県石垣島出身の夏川りみさんが、BEGINの名曲を2001年にリリースしたカバー曲。この曲を作曲したのはBEGIN、作詞はシンガーソングライターの森山良子さんが手がけました。「涙そうそう」とは、沖縄の言葉で「涙がぽろぽろこぼれる落ちる」という意味だと聞いた森山さんが、若くして亡くなった兄を想い歌詞をつけたといいます。




恋する乙女たちの神ソング
第4位 aiko/カブトムシ(1999)

恋する女心を「カブトムシ」に例え、「苦しい気持ち」「楽しい気持ち」を表現したラブバラード。
◆黒木メイサさんからのメール「小学生の頃、姉と姉の彼氏がドライブする時に一緒に車に乗せてもらってよく聴いた曲です。この曲を聴くと大人の恋っていいな〜と思っていた、あの夏を思い出します(笑)」




日本の夏を感じる牧歌的バラード
第3位 井上陽水/少年時代(1990) 

新潟県・タケシさんからのメール「美しい日本語、郷愁誘うメロディを聴くだけで、縁側でスイカを食べる姿が想像できます。日本の夏には欠かせない名曲じゃないでしょうか」
誰もが知るこの名バラードのピアノを担当しているのは、井上さんと旧知の仲である来生たかおさんです。




終わり行く夏…去っていく恋人を歌ったセンチメンタルナンバー
第2位 松任谷由実/Hello, my friend(1994)

夏の終わり、別れてしまった恋人へ想いを馳せる切ないバラード。この曲は筒井道隆さん、いしだ壱成さん、瀬戸朝香さんが出演したフジテレビ系ドラマ「君といた夏」の主題歌として使用。同じ屋根の下で暮らす男女3人の友情と三角関係を描いた青春ドラマを切なく彩りました。




甘酸っぱさがたっぷり詰まった夏のバラード
第1位 サザンオールスターズ/真夏の果実(1990) 

夏の情景と切ない心情を歌い上げた、説明不要、不朽の名バラード。この曲は、ボーカルの桑田佳祐さんの映画初監督作品『稲村ジェーン』の主題歌としてもおなじみです。この曲はファンからの人気も高く、200数十曲あるサザンオールスターズの曲のなかから、「ライブで演奏してほしい曲」の1位に選ばれるなど、バンドの代表曲でもあります。サザンオールスターズは、2008年に行われたライブで無期限の活動休止を発表しました。




番外編 コバヤシカツヤが選ぶ バラードベスト



◆HY/AM11:00(2003)

沖縄出身の男女5人組バンドのアルバム『Street Story』収録の感動バラード。




◆森高千里/夏の日(1994)

自身が作詞を手掛けたサマーチューン。健気な女心を歌う歌詞にキュンとくる。




◆DEEN/瞳そらさないで(1994)

デビュー曲「このまま君だけを奪い去りたい」に続くシングルでミリオンヒットを記録。




◆矢沢永吉/時間よ止まれ(1978)

5枚目のシングルにして、自身の代表曲のひとつでもある名バラード。複数のCMソングにも起用。




◆スピッツ/渚(1996)

スピッツのシングル曲として、初めてオリコンチャート初登場1位を獲得した曲。ポッキーのCMにも起用。




徳永英明/輝きながら…(1987)

南野陽子さんが出演したフジカラーのCMソングとして起用され、ヒットを記録。香港の歌手もカバーしました。




◆米米CLUB/君がいるだけで(1992)

トレンディドラマ「素顔のままで」のテーマソングに起用されたことで大ヒットを記録した。




◆コブクロ/ここにしか咲かない花(2005)

ドラマ「瑠璃の島」主題歌として書き下ろされた曲。ドラマの舞台となる島へ行きインスピレーションをもとに書いたといいます。


キレイの秘訣は半身浴!

「美しさの秘訣は?」という質問は、いまやスマステーション恒例となりました。これまで、番組には日本を代表する美しい女優陣が数多く出演してくれたわけですが…というわけで、今週の格言です。「凄いですよ、半身浴。メイサちゃんの美しさは、尋常じゃないですから。もうボクも、3〜4カ月、毎日、朝会うと『キレイだなぁ』って思ってたんで(笑)。そのメイサちゃんが、疑いながらもやってみたら良かった、っていう半身浴、数多くの女優さんが良いと答え続けている半身浴。これはね、もうちょっと突き詰めてもいいと思います。みなさん、半身浴を野放しにし過ぎです。ただ、メイサちゃんが半身浴の前に『肉』って言ってましたけど、これがまた黒木メイサの好きなところで。結構、撮影中とかもちょっと話していると、『肉食いたいすよ』って話が出てきていて…。ボクも疲れてきたりすると肉を欲するタイプなので。女の子のなのに、人間として肉を欲するところがボクはとても好きです。『ケーキ』とか『フルーツ』じゃなくて肉、しかも『すき焼き』とか『焼肉』じゃなくて肉、っていうところが素晴らしいです!」。

黒木メイサさん
今後、SMAPさんの夏バラードに期待しています、編集長(笑)!

初出演のご感想を教えてください。

出演された方が「1時間があっという間」だとおっしゃるとは聞いていたんですが、本当にあっという間でした(笑)。普通に、家でテレビを見ているような感覚でした。

緊張されている様子もなかったですね。

緊張しなかったですね(笑)。それは、香取さんと最近までお仕事をご一緒させていただいていたからというのもあるんでしょうけど、本当に家にいるような不思議な感覚でしたね。

香取さんとは、先日までご一緒されていたドラマの打ち上げ以来ということですか?

そうです。今日、お会いしてもその打ち上げの話ばかりしていました(笑)。香取さんは、ドラマの現場でも今日と同じように空気を明るくしてくださるので、ご一緒していると安心できます。


特集の「サマーバラードベスト20」はいかがでしたか?

オンエアで香取さんもおっしゃっていましたけど、夏のバラードって、不思議な気持ちにさせられるなって思いました。楽しいことも思い出すけど、すごく切ない気分にもなったりしますし。夏って意外と失恋する時期でそういう曲が多いからなんでしょうかね(笑)。誰かを思い出したり、会いたいと思うのに、でも、見送らなきゃいけないとかって曲が多いですよね。自分が歌詞の世界に入り込んでいるのか、歌詞を自分の経験と照らし合わせているのか、どっちなんだろう、って考えちゃいました。これからは、もっと夏バラード聴いてみようと思いました。

これまでは、あまり聴くきっかけがなかったのでしょうか?

「バラード聴きますか?」って聞かれたら、「あまり聴かないです」って答えると思うんですけど、ただ、今日のランキングを見ても、有名な曲ばかりだからかもしれませんが、全部知っていたんですよ。だから、知らず知らずのうちに聴いていたんだなって。

カラオケでバラードを歌われることはありますか?

徳永英明さんの曲を友だちが歌っていたのを覚えて一緒に歌ったり、福山雅治さんの「Squall」とか、GReeeeNさんの「キセキ」とか。結構、ありますね(笑)。

香取さんにメッセージがあればお願いします。

SMAPさんが夏のバラードをシングルで出していないとおっしゃっていたのが、すごく意外な感じがしました。ですので、今後、期待しています、編集長(笑)!

最後になりますが、いよいよ来週29日から黒木さん主演のドラマ「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」がスタートします。改めて、意気込みをお願いできますか?

多部未華子さん演じる美咲と私が演じる基子は、ともに刑事なんですけど、まるで正反対な性格なので、よくぶつかるんです。でも、反発しあうそのやり取りが、演じていて、居心地が悪いものではないんです。見ていても、そこがちょっと面白くも思えたりもすると思いますので、注目していただければうれしいですね。そして、1話から最終話まで続けて見ていただきたいんです。なぜならば、すべて話が繋がっていますので。見れば見るほどハマッていく作品になると思いますし、だからこそ、1話は見逃さないでいただきたいんです。よろしくお願いします!

夏は、どうしてあんなに楽しくて切ないのでしょうか。

「夏バラード」ってどんな曲なんだろう、と思っていたんですけど、いざ、ランキングを見てみたら、いやぁ、いい曲ばかりでしたね!もう、学生時代の思い出が波のように押し寄せてきて、途中、何度か泣きそうになりました(笑)。サザンオールスターズのVTRのなかに、涙を流しながらライブを見ているファンの方がいましたけど、私も、まさにあそこにいるかのような気分でした。でも、夏って、どうしてあんなに盛り上がるんでしょうね。そして、どうしてあんなに楽しくて切ないんでしょうか…。春とか秋も季節はいいのに、夏の強烈な記憶の前には、ぽわんとした印象になっちゃいますよね。夏って花火じゃないけど、はじまるとだんだん終わっていくのが実感できるからかしら。思わず、そんなことを考えてしまいました(笑)。ランキングで特に思い出深いのは、やはりサザンオールスターズの「真夏の果実」です。学生時代にヘビーローテーションでしたし、カラオケでもよく聴いてました。あのイントロが流れただけで、もう、キュ〜ンとしてしまいます(笑)。カラオケでよく歌っていたのは、福山雅治さんの「Squall」の松本英子さんバージョン。今日、久しぶりに聴いてもいい曲で染みましたね。あと、BEGINさんも、聴くのも歌うのも大好き。「涙そうそう」は、今も私のカラオケの定番曲です。松田聖子さんの「白いパラソル」や「夏の扉」もテッパンのカラオケ曲。今年の夏は、高原にでも行って涼しげな木陰でのんびり夏バラードを聴けたら楽しいでしょうね(笑)。

夏バラードには、日本の夏、という感じもしました。

◆夏のバラード、どれも良かったけど、特に印象に残っているのはBEGINの『恋しくて』かな。BEGIN、『恋しくて』、イカ天…ってところって、ボクの中では、バラードを意識し始めたころなんじゃないかな、と思うんです。バラードな曲を聴くだけじゃなく、歌って気持ちいい感じとか…。あとはもう、井上陽水さん、矢沢永吉さん、松任谷由実さん、サザンのみなさん…大御所たちのあの力って、何なんだろう?(笑)。生放送で見てくれた方、録画で見てくれた方も、この文章をいま読んでくれていると思いますが、なかなかの葛藤がありながらボクはやっているんだ、ということを知ってほしいです。しゃべりたい!ちょっと隙があってしゃべろうかな、と思っても、しゃべれないんですよ。しゃべったら「いましゃべるな!」っていう視聴者のみなさんの声が聞こえてきそうで(笑)。曲のパワーがハンパじゃないですね。

◆どこか、懐かしい曲を集めてのランキングのような今日この頃、ついに行きついた先は、ただのバラードじゃなくて夏のバラードかよ、みたいな、軽い気持ちでボクも見ていたんですけど、やられました。暑い夏の情景も浮かぶけど、暑い中にも切なく…暑くて、団扇であおぎながら、横にいる友だちの先にいるその彼女のことをチラッと見てしまうような(笑)、そんな感じがこの夏バラードにはありました。しかも、そのときじゃなく、それから何年後的な、「あの夏」の感じがあるんですよね。

◆夏っていったら、『BANG!BANG!バカンス!』的な、そういう夏のパーティーソングが表にある上での夏バラードには、なんか日本の夏、という感じもしました。これ、それこそハワイとかロスに合うか、っていったらちょっと違うと思うんです。それこそ、派手派手な『BANG!BANG!バカンス!』的なアゲアゲな感じになっちゃうのかな?日本の夏の、日本の夏バラード、なんでしょうね。

◆夏って、恋が多い感じがあるじゃないですか。だからアゲアゲなパーティーな感じもするけど、やっぱ、恋も多い分、失恋も多いんですかね?「あの夏の恋を想う」という感じも多いんだな、っていうのを今日は感じました。

◆メイサちゃんが来てくれて、とても嬉しかったです。ドラマの打ち上げ以来ですけど、メイサちゃんもそうだと思うんですけど、ドラマとかやっていると、分かり易く言うと役に入りこんじゃう、みたいなことがよくよく考えるとボクも結構あるみたいで。だから、この間のドラマの役の感じで3ヵ月一緒に過ごして、打ち上げではふたりともそれが弾けて…とてもいい感じでメイサちゃんも弾けてくれまして(笑)。「おい、慎吾!」「なんだメイサ!」みたいな感じで(笑)。「飲んでんのか?」「お前は飲んでんのか?」って言いながら、ふたりで飲んだんです。そういう中での今日だったので、フラットな感じでお会いできて良かったし、今日の最後の5秒の「またどこかで共演しようね」っていうのが一番の思いですね。