お腹が鳴って止まらない…
絶景!グルメ!最新スポット!
天童よしみさんをお迎えして、『まだ間に合う!冬の観光地ベスト7』をオンエア!
『月イチゴロー』はあの韓国映画が1位に!!
「今夜のスマステーションは、日本の冬を堪能できる観光地の絶景・グルメ・最新スポットをたっぷり紹介します!『温泉、どこに行こうかなぁ…』って悩んでいる方、要チェックです!そして、『行く時間なんてねぇよ!』っていう方、これを見てボクと一緒に行った気分になりましょう。『月イチゴロー』もお楽しみに!」。初登場、天童よしみさんをゲストにお迎えしたスマステーション。特集は『月イチゴロー』&『まだ間に合う!冬の観光地ベスト7』です。
『月イチゴロー』今月のラインナップは、竹野内豊さん主演で、太平洋戦争末期の実話を描いた『太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−』、アカデミー賞最有力候補という呼び声も高い感動作『英国王のスピーチ』、オリバー・ストーン×マイケル・ダグラスのコンビが24年ぶりに続編に挑んだ『ウォール・ストリート』、韓国2大スターの共演で描く壮絶な復讐劇『悪魔を見た』、オスカー監督・コーエン兄弟が少年時代を過ごしたユダヤ人コミュニティーを舞台にしたブラック・コメディー『シリアスマン』の5作品。この中から稲垣吾郎さんが1位に選んだのは、イ・ビョンホン&チェ・ミンシク主演の『悪魔を見た』でした。「やってくれました、韓国映画。やるやるとは思っていましたけどね。1位か5位か、迷いました。そういった作品です。こんなにひきつけられる映画って、そうそうないですね。ここまでのインパクト、ここまでドキドキさせて、ここまで後味が悪い、っていう…そんな映画は1年に1本あるかないか。圧巻ですね」と吾郎さん。すでにこの作品を見ていた香取編集長も、「血の量とかハンパないですよ!目は離せないけど…」とおっしゃっていたこの作品、R-18指定なのでご注意を。
『まだ間に合う!冬の観光地ベスト7』では、奥飛騨温泉郷、乳頭温泉郷、層雲峡温泉、伊香保温泉等のオススメグルメ&宿をご紹介しました。第1位は、世界遺産・知床。冬の知床の代名詞といえば流氷ですが、なんと、この流氷の上を歩いたり、隙間の海に入ることができるツアーもあるそう。また、毎年2月から流氷自然公園で開催される『知床ファンタジア オーロラファンタジー』も必見のイベント。夜の8時から20分間だけ行われる光と音のハーモニーは、昭和33年知床の夜空に現れたオーロラを再現したもので、ダイナミックな音響と特殊なレーザー装置によって知床の空に幻想的なオーロラが浮かび上がるのです(3月21日まで開催・入場料300円)。知床には行ったことがあるという天童さん、「食べ物にひかれるんですよ。だからカニ…カニタワー凄かったですね」ということで、層雲峡温泉に行ってみたいそう。
さて、次週3月5日の放送は、恒例『知らないと恥ずかしいニュースキーワード2011春』をお送りします。ゲストはタカアンドトシのおふたりです。お楽しみに!!
四季折々、さまざまな表情を見せるニッポン。季節は冬からもうすぐ春へと移り変わろうとしていますが、まだまだニッポンの美しい冬をたっぷりと堪能できる観光地がたくさんあります!雪景色、秘湯、絶品グルメ、限定イベント…この季節だからこそ楽しめる観光スポットをSmaSTATION!!が厳選してお送りします!
まだ間に合う! 冬の観光地ベスト7
雪の中に佇む、日本の原風景
第7位 岐阜県 白川郷
世界遺産・白川郷に観光に行ったら、是非泊まりたいのが奥飛騨温泉郷。岐阜県高山市、白川郷から車で90分の秘湯、奥飛騨温泉の宿が『匠の宿 深山桜庵』です。天井が高くロッジ風客室のベランダには専用露天風呂があり、白銀の世界を見ながらお湯に浸かる事ができます。1泊1名2食付22000円から。冬に食べたい奥飛騨温泉のグルメは、深山桜庵で出されるこの地方の名産『飛騨牛の炙り焼き』。ジューシーで上質な霜降り肉は舌の上でとろけるような味わいです。また、冬の白川郷散策の合間に手軽に食べられる飛騨牛の串焼きもオススメ(1本400円)。
乳白色の雪見露天
第6位 秋田県 乳頭温泉郷
秋田県・仙北市、秋田空港から車でおよそ2時間。日本屈指の豪雪地帯にたった7つの宿しかない日本を代表する秘湯が乳頭温泉郷です。乳頭温泉郷の中で最も古く、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような趣の『鶴の湯』は、およそ100人が入れるという広々としたつくりの混浴露天。乳白色の温泉と立ちこめる湯気…そして凛とした空気に舞う雪が見事に調和している絶景雪見露天です。入浴料500円。冬に食べたい乳頭温泉郷のグルメは、鶴の湯に宿泊すると夕食でも出されるこの地方の冬の名物料理『「山の芋鍋』。野菜たっぷりで、自家製味噌仕立ての鍋に入っているのは地元で獲れた自然薯の団子。甘めの汁をたっぷり吸い込んだ団子は熱々モチモチです。1泊1名2食付8550円から。
闇に浮かびあがる、氷の峡谷
第5位 北海道・層雲峡
北海道中央部・上川町、大雪山系の山『黒岳』の麓に広がる峡谷が『層雲峡』です。層雲峡で 冬にしか見る事ができないのが、瀑布が凍りついてできた『氷瀑』。毎年18万人以上が訪れる氷の祭典『層雲峡氷瀑まつり』では、およそテニスコート38面分という広大な場所に作られた長さ150メートルの氷の迷路や、緑やオレンジにライトアップされたアイスドームや氷のオブジェのほか、週末には打ち上げ花火も。そんな層雲峡温泉で最も高台に位置し、抜群の眺望を誇るのが『ホテル大雪』。宿の客室からは、氷瀑まつりはもちろん、打ち上げ花火も楽しむ事ができます。冬に食べたい層雲峡のグルメは、冬の味覚・カニ。ここホテル大雪で食べる事ができるのは、茹でズワイガ二で作られたカニタワー。カニを思う存分食べられるのはもちろん、カニ以外にも70種類の料理を堪能することができます。カニ食べ放題付きで1泊1名2食付き 7530円から。
東京から90分の名湯
第4位 群馬県 伊香保温泉
群馬県渋川市、石段街が街のシンボルともなっている温泉地『伊香保温泉』。冬に食べたいこの 伊香保温泉のグルメといえば、伊香保温泉の石段街から10分、名物水沢うどんの店『大澤屋』の一番人気『舞茸天ぷら付ざるうどん』(1260円)。太めで透き通るほど白い麺は弾力あるシコシコの歯ごたえ。ツルっと入るのどごしを楽しむ事ができます。伊香保温泉で是非泊まりたいのが『かのうや別邸そらの庭』。急勾配な渓谷に作られた自家用ケーブルカーに乗ることおよそ5分、この宿は趣の異なる9つの客室全てに露天風呂があり…目の前に広がるのは雄大な大自然。1泊1名2食付26400円から。
冬の味覚、松葉ガニを堪能
第3位 兵庫県 城崎温泉
兵庫県豊岡市、平安時代から温泉地として栄え1300年の歴史を誇る城崎温泉は、外湯と呼ばれる格安で入れる立ち寄り温泉が人気。岩盤を削った洞窟風呂がある『一の湯』、滝が流れ落ちる露天風呂が特徴的な『さとの湯』など、街に点在する7つの外湯に600円から800円で入ることができます。そんな城崎温泉で泊まりたい宿が、5万坪の大庭園に抱かれた静寂とくつろぎの宿『西村屋 ホテル招月庭』。開放感溢れる大浴場の露天風呂やラグジュアリーな貸し切り露天風呂で、大自然の風を感じる事ができます。城崎温泉の冬のグルメといえば、『西村屋 ホテル招月庭』でも出される松葉ガニ。松葉ガニの浜ゆで、刺身、焼き松葉ガニなどを贅沢に堪能する事ができます。1泊1名2食付き20100円から。
新幹線開通で、注目の観光地
第2位 青森県・東北新幹線沿線
昨年12月、東北新幹線が新青森駅まで延び、その新幹線効果で注目されている青森。東北新幹線新青森駅で下車し、車で50分。津軽五所川原駅から乗る事ができる冬の風物詩が『ストーブ列車』。その名の通りこの列車に置かれているのはいまや滅多にお目にかかれない石炭のストーブ。このストーブは車内の暖をとるだけではなくなんとその上でスルメなどを炙って食べる事ができます。冬に食べたい青森のグルメは、東北新幹線七戸十和田駅で下車し車で20分、地元の人々から圧倒的人気の店『大昌園』で食べられるB級ご当地グルメ『十和田バラ焼き』。熱々の鉄板に下味を付けた牛バラ肉、大量のタマネギをのせ、醤油ベースの甘いタレでいただきます。1人前 630円。この十和田市は、十和田市現代美術館を中心に街の至る所にアート作品を展示したプロジェクトArts Towada(アーツ・トワダ)でも世界的に注目を集めています。
極寒の地に現れる、神秘の光景
第1位 北海道 知床
世界遺産・知床の冬の見どころは、なんといっても流氷。知床では、流氷を見るだけではなく流氷の上を歩くことができます。流氷が見渡す限りに広がった海の上を歩く流氷ウォークと言われるこのツアーでは、なんと流氷の隙間の海にも入ることができるのです。参加者はドライスーツと呼ばれる海に浮かぶ完全防水で保温性のあるスーツを着るので寒さの心配も無用。運が良ければ流氷の天使『クリオネ』を見ることもできるそう。そんな知床で冬に泊まりたい宿が、知床半島の北側、オホーツク海に面した宿『知床グランドホテル 北こぶし』。露天風呂付き客室から外を眺めれば眼下に広がるのは流氷…。凍てつく空気の中で流氷を眺めながら入る露天風呂は格別です。1泊1名2食付 10500円から。その知床で、冬の味覚とちょっと変わった料理を食べることができるお店が『車馬道』。新鮮な海の幸がこれでもかと盛られた海賊丼(2700円)のほか、"海のギャング"トドの肉を甘辛く焼き上げた野性味溢れるトド焼き(1500円)なども楽しめます。
ステキな景色が出てきても、結局食べ物に目が光るオレ
シチュエーションにもよるのでしょうが、最強なのは何か…今週の格言は、そんなお話です。「バラ肉ですよ。あれだけのカニタワーを見た後でも、バラ肉・白飯のセットで、カニをちょっと忘れさせたあの強さ!あと、やはり珍獣だったトド(笑)。あの瞬間に…カニ、バラ肉、ときた後にトドっていうときの、日本中のテンションの低さ(笑)。テンションの低い音が聞こえるくらいの感じでした。カニのあとのバラ肉でも音が聞こえたんですけど、ちょっと違う音が聞こえてきました。ただ、珍味的なものとして、ボクも一度は食してみたいな、と思っているんですけど…。それにしてもバラ肉は凄かったですね。あのサイズ感、鉄板加減も良かった。だって、バラ肉に下味つけてタマネギと焼いているだけですからね。なのにあの強さ。今度、実験してみたいですね。美味いと言われているパスタとかと、あのバラ肉のとを目の前に置いて、腹ペコの状態のときにどっちを選ぶのか。どっちも同じくらい好きなはずでも、そういう状態のときはどっちなのか。バラ肉、勝ちそうじゃないですか?少なくとも、いい勝負はすると思うんですけど…」。
香取さんのランキング
1位:英国王のスピーチ
2位:太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-
3位:悪魔を見た
4位:シリアスマン
5位:ウォール・ストリート
今月の「月イチゴロー」は、重厚感たっぷりの大作映画がズラリと並びました。稲垣さんとの共演も記憶に新しい竹野内豊さん主演の『太平洋の奇跡』も好感触ながら、"映画史上もっとも残酷な復讐劇"と話題をさらっているイ・ビョンホン×チェ・ミンシク主演の『悪魔を見た』に、稲垣さんも撃ち抜かれてしまったようで…。
稲垣さんのランキング
1位:悪魔を見た
2位:太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-
3位:英国王のスピーチ
4位:シリアスマン
5位:ウォール・ストリート
ウォール・ストリート
2010年(アメリカ映画)
監督:オリバー・ストーン
出演:マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、ジョシュ・ブローリンほか
●TOHOシネマズ日劇ほかにて、ロードショー
オリバー・ストーン×マイケル・ダグラスで、23年ぶりの続編!
前作『ウォール街』でメガホンを執ったO・ストーン監督とM・ダグラスが再びコンビを組んだ23年ぶりの続編。若き銀行マン、元カリスマ投資家らの危うい運命の行方を、金融不安に陥った現代の世相を背景にして描き出す。
<STORY>
2008年、ニューヨーク。金融マンのジェイコブ(ラブーフ)は、若くして成功を収めたが、突然、勤務先の投資銀行が破綻、慕っていた経営者も自殺するという悲劇に直面。その裏で金融界の黒幕が糸を引いていると知ったジェイコブは…。
-イナガキコメント-
誰しもが前作がよかったというのでは。ストーリーでひきつけるわけでもないし、要するに面白くない。80年代の映画を見せられている気がしました。古いだけの映画に感じました。やっぱり、続編はなくてよかったと思う。
シリアスマン
2009年(アメリカ映画)
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:マイケル・スタールバーグ、リチャード・カインド、フレッド・メラメッドほか
●ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて、ロードショー
オスカー監督コーエン兄弟最新作は、ストレンジで刺激的な喜非劇
『ノーカントリー』ほかのコーエン兄弟が、少年時代を過ごしたユダヤ人コミュニティを舞台に描くブラック・コメディ。平凡で真面目な主人公が、突然、次々と不条理な不幸に見舞われ堕ちていくさまをシニカルに綴る。
<STORY>
1967年、平凡な人生を歩んできたユダヤ人の大学教授ラリー(スタールバーグ)は、落第点をつけた学生から賄賂を押し付けられたり、隣人に境界線を侵食されたり、妻から離婚を切り出されるなど、突然、災難に見舞われる。
-イナガキコメント-
不思議な映画。面白いか面白くないかで言ったら、面白くない。難しいものを提供して、見る側に考えさせようとする不条理な映画だった。演出はうまいし、独特な世界観もいいんだけど、つかみどころがなかった。
英国王のスピーチ
2010年(イギリス/オーストラリア映画)
監督:トム・フーパー
出演:コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーターほか
●TOHOシネマズシャンテほかにて、ロードショー
英国史上もっとも内向的な国王の知られざる苦悩を描いた人間ドラマ
『シングルマン』のコリン・ファースが、エリザベス女王の父、国王ジョージ6世を演じて賞賛された感動のドラマ。吃音症に悩みながらも、妻の愛とスピーチ・セラピストのサポートで歴史的演説を成し遂げた国王の姿を描く。
<STORY>
英国王ジョージ6世(ファース)は、幼い頃から吃音というコンプレックスを抱え、内向的な性格のまま成人した。夫を心配する妻エリザベス(ボナム=カーター)は、スピーチ矯正の専門家ライオネル(ラッシュ)に頼るが…。
-イナガキコメント-
もう少し期待していた。ストーリーがいいとか、涙するような感動巨編ではなかった。ただ、静かに熱く演技をするコリン・ファースと、ジェフリー・ラッシュは素晴らしかった。このふたりがいなかったら、成立しない映画。
太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−
2011年(日本映画)
原作:ドン・ジョーンズ
監督:平山秀幸
出演:竹野内豊、唐沢寿明、ショーン・マッゴーワンほか
●TOHOシネマズシャンテほかにて、ロードショー
終戦後も語られることのなかった実在の大尉と仲間たちの感動の記録
太平洋戦争末期、玉砕の島サイパンで、47人で敵に立ち向かい、多くの民間人を守り抜いた実在の軍人・大場大尉の誇り高き戦いを映画化。主演は、竹野内豊、共演に唐沢寿明、井上真央ほか。監督は、平山秀幸。
<STORY>
1944年、日本軍の重要拠点サイパン島は、アメリカ軍の前に陥落寸前だった。そして、サイパン守備隊幹部は、日本軍玉砕命令を発令。そんななか、生き延びた大場大尉(竹野内)は、アメリカ軍に抵抗し続けることを決め…。
-イナガキコメント-
竹野内くんが素晴らしい!作品に対する思い入れがスクリーンから伝わってきました。彼は、自分からアクションを起こすというより、受け止め系の役が似合う方。将来は、高倉健さんみたいな俳優さんになるんじゃないかな。
悪魔を見た
2010年(韓国映画)
監督:キム・ジウン
出演:イ・ビョンホン、チェ・ミンシク、オ・サナほか
●丸の内ルーブルほかにて、ロードショー
イ・ビョンホン×チェ・ミンシク韓国2大スター共演の復讐劇!
『甘い人生』などのキム・ジウン監督が、残酷描写で世界を震撼させた復讐劇。婚約者を殺された男が繰り広げる壮絶な復讐を、迫真の演技と緊迫感あふれる映像で描き出す。主演は、イ・ビョンホンと、チェ・ミンシク。
<STORY>
スヒョン(イ)の婚約者が惨殺され、犯人が快楽殺人鬼のギョンチョル(チェ)だと判明。ギョンチョルを見つけ出したスヒョンは、男を徹底的に叩きのめすが、とどめは刺さず、追跡用のカプセルを飲み込ませると解放し…。
-イナガキコメント-
1位にするか5位にするか迷いました。こんなにひきつけられる映画は、なかなかない。インパクトとドキドキ感と後味の悪さがすごい。1年に1本出合えるかどうかの映画。圧巻。とにかく、悪魔を演じた俳優ふたりがすごい。
1位が『悪魔を見た』とは、意外な結果でした。
そうですね。ここまでいいとは、正直僕も思っていなかったからね。ちょっとレベルが違うくらい、ずば抜けていました。
ただ、あまりに残虐で万人向けではないという…。
面白いんだけど、みんなに勧められないというのがあるよね。かなりやり過ぎだから(笑)。でも、映画としては、本当によくできているんですよ。俳優さんも素晴らしい、ストーリーもひきつけられるし、演出もいいから。残虐な映像も多くホラーともいえるジャンルだけど、内容がなくてただ血が吹き出る映像で喜ばせる、みたいなものでは全然ないんですよね。
ここまでの復讐劇は、日本人にはちょっと発想できないと思いましたが。
それはあるよね。韓国の方らしい、情念とか血の濃さみたいなものが基本になっているから。日本人にも、昔はあったのかもしれないけど、だんだんなくなって来ているじゃない。
そういう意味では、2位の『太平洋の奇跡』は、大和魂を感じる作品でした。主演の竹野内豊さんとは、再び共演をしたい、とおっしゃっていました。
ドラマ(『流れ星』)をやっているときに、「今度は、映画で共演できたらいいね」なんて話をしてたんですよ。今回、『太平洋の奇跡』を見て、竹野内さんがここまで情熱を持ってやれる方だと考えると、やっぱり映画がいいよね。竹野内さんって、すごく日本人らしい俳優さんだと思うので、もし映画でご一緒するなら、時代劇とか歴史ものがいいよね。
稲垣さんのお芝居も、早くみたいです!
ありがとうございます。最近、お芝居していないので、ガッツリ作品に没頭したいな、という欲求にかられていますので、何かできたらいいですね。
天童よしみさん
香取さんが「ふたりの船唄」を聴いて覚えてくださっているとは思わなかったので、感激しました。
初出演の感想をお聞かせください。
私は、普段から、だいたい毎週スマステーションを見ているファンですので、今日は、一ファンとして参加させていただいている気分でした。すごく楽しくて、あっという間に終わっていました。なぜ、この番組が好きかというと、香取さんの魅力がそのまま番組に出ているのと、香取さんの司会ぶりがすごく新鮮な感じがして楽しめるからなんです。見られないときは、録画もしますよ!
今日の香取さんはいかがでしたか?
香取さんとは、紅白歌合戦くらいしかご一緒できないので、だいたい1年に一度ですよね。なので、今日はドキドキしましたけど、すごく嬉しかったです。やさしくて、素敵な方でした。
そして、「夜空ノムコウ」、天童さんの新曲「ふたりの船唄」をデュエットされました。
肝心の「夜空ノムコウ」が一小節しか歌えなくて申し訳なかったです(苦笑)。香取さんには、「自分の歌はちゃんと歌えますね」と言われてしまいました。ヤラれましたね(笑)。ですけど、香取さんが「ふたりの船唄」を聴いて覚えてくださっているとは思わなかったので、感激しました。
「冬の観光地」特集はいかがでしたか?
北海道の層雲峡は、何度も通ってはいるんですが、実は、一度も降りたことがなかったんです。通るたびに「きれいなところだな」とは思っていたんですが、VTRで見てみたら、ものすごくいいところなんですね。次回は、ぜひ降りてみたいと思いました。それから、実際、雪国に生活されている方は大変だとは思いますが、私たちからすると、やっぱり憧れる景色だったりするんですよね。冬は、雪のあるところに行きたいですね。それから、お料理も美味しそうでした。いろいろあっても、冬は、カニですよね。盛り上がりますよね!
プライベートで行かれる場合に、重視する旅のポイントといえば?
お宿のお部屋にお風呂が付いているってことですね。露天風呂とか付いていたら、いいですよね。特集のなかにも、打ち上げ花火が見られるお宿がありましたが、ああいうのもいいなって思いました。
最後になりますが、絶賛発売中の「ふたりの船唄」の聴きどころを教えてください!
この曲は、ポップスの作曲家の方が作ってくださっているので、スマステをご覧になっているような若い方にも、グッとくるようなフレーズがあるんです。1番で言ったら「♪想い出させる〜」というところですね。もちろん、演歌なんですけど、そんなフレーズを口ずさんでいただけたら、カッコいいんじゃないかな、と思ったりします。ぜひ、聴いてみてください。
天童よしみ ニューシングル
「ふたりの船唄」
発売中
コリン・ファースだけでも一見の価値あり!
今月の「月イチ」は、稲垣さんと正反対になってしまいましたが、私はとにかく、『英国王のスピーチ』のコリン・ファースが素晴らしかった!アカデミー賞でもたくさんの賞を獲るでしょうけど、彼の演技は、今、見ることのできる最高峰だと言っても過言はないと思います。前作『シングルマン』もよかったし、私も、今一番好きな俳優です。エリザベス女王のお父さんのジョージ6世が、吃音に悩まされていたというのは、今回初めて知りました。一生懸命練習してコンプレックスを克服しようとする姿も泣けますが、なんといっても最後のスピーチ!私もしゃべることを仕事にする人間の端くれとして、ああいう緊張感とか間の難しさはわかりますので、あのシーンは号泣しました。『悪魔を見た』は、怖すぎて、ほとんど正視できませんでした(苦笑)。それでも、主演のふたりの演技は、確かにすごかった。あんな役を演じきるっていうのは、ハンパな力量ではないです。それにしても、復讐劇は、韓国のお家芸ですね。『オールド・ボーイ』もそうでしたけど、あの血と肉がギシギシ音を立てるような濃さは、まさに韓国独特のものだなと痛感しました。そして、『太平洋の奇跡』もよかったです。これも実話ですが、「敵ながら天晴れ」とアメリカ軍に言われた大場大尉という方の存在を知りませんでしたので、勉強にもなりました。大場大尉を演じられた竹野内さんの演技が、稲垣さんがおっしゃるように受け止め系で、真摯に向き合っていらしたというのも、ヒシヒシと伝わってきて心を打たれました。日本を知る、という意味でもみなさんに見ていただきたい作品です。そして、冬の観光地。私は、秋田の乳頭温泉に魅了されました。秘湯ですけど、いつかは行ってみたい! ああいうところに行って、何にも考えずボーっとお湯に浸かりたいですね(笑)。
オオシタアナのランキング
1位:英国王のスピーチ
2位:太平洋の奇跡
3位:ウォールストリート
4位:シリアスマン
5位:悪魔を見た
ボクは3位です、っていうことをみなさんに覚えておいてほしいです
◆見ました、『悪魔を見た』。イ・ビョンホンさんはとっても素晴らしい演技で、チェ・ミンシクさんも好きな俳優さんですし…あまり韓国の俳優さんは草ナギほど知らないんですけど、おふたりは、知っている中でも「素敵だな」と思う俳優さんで。もう2大スターですよね。だから「どんな映画なんだ?」と思っていたんですけど…
◆「ホラーじゃないですけど…」というひと言を最初に言ってしまうくらいの、いままでにも見たことがない映画なんですよ…って言ってしまうともう「絶対見て面白いよ!」っていう宣伝をしているうたい文句みたいですけど…そうじゃないわけじゃないんですけど…もうホントに壮絶で。
◆だから「イ・ビョンホン、カッコいい!新作だ〜!楽しみ〜!」って言って映画館に行った人たちは、最後どういう思いになるのかな、っていうのを、ずーっと心配しながら見てました、ボク(笑)。もし自分がこういう作品やったときに、応援してくれている方たちが「あ、慎吾ちゃんの最新作!」って見たらどう思うのか、っていうくらいの…。ハンパじゃないですよ。
◆そこで1位、っていうのが、これがまた稲垣吾郎ですよね。あの「1位か5位にしようか迷った」っていうコメントを言わないままであの話をずっとしていたら、ボクはちょっと「稲垣吾郎、違うんじゃないかな?」って『月イチ』始まって以来、初めて思ったかもしれないけど、1位か5位かで悩んだ、っていうところで、わかっちゃうところもあるんですよ。
◆でも、珍しいパターンですよ。時々、お仕事なんかでボクも見ている作品があるけど、たまたま見た作品がそういう作品で、吾郎ちゃんが1位か5位か悩んで1位にして、それをボクが3位まで下げた…これはもう、いろんな思いが(笑)。見てなかったら、そのまま1位にしていたかもしれないですね。だから、ボクは3位です、っていうことをみなさんに覚えていてほしいですね。
◆冬の観光地ベスト7を見ていたら、改めてまた…雪景色とかが映ったときに、「ああ、こういう景色がある日本が自分の国で、幸せだな」って、ほっこりしました。「キレイだな…」って。四季があることを感じさせてくれましたね。
◆特に行ってみたいのは、カニですかね(笑)。カニ食べ放題付きで一泊7000円台。安いんですよ。カニがいっぱい出てきたのも良かったですね。カニって、食べない国とかもありそうじゃないですか。あの姿をバキッと折って…。「カニを食べに来ました!」っていう子みたいに、むしゃぶりつく、カニの足に…みたいな映像に、ビックリする国もありそうじゃないですか?その人たちが、今日の番組を見たらどう思うんだろう?カニ、カニ、カニ…って言ってるとき、ワイプで映っているボクと天童さんが「うわぁ、美味そう!」って言ってて(笑)。ちょっと面白いですよね。その後、シメはトドだし(笑)
◆1位の知床とかはいつかは行きたいですね。白川郷とかも。あと、今日初めて思ったのが、こういう温泉の特集とかって何度かやってるじゃないですか。いま、この部屋で番組を見ている人、いるんだろうな、って。超いいな、その人たち(笑)。部屋のある露天風呂とか、布団の中とかで、「うわ、出てきてる!」って。それこそ、カップルで泊まりに行って、「そこの露天風呂が映ってるよ!」みたいな。最高ですよね、その瞬間。日本の中の限られた何人かが…もしかしたら眠っている人もいるかもしれないけど、見ている人でしかもVで紹介した部屋に泊まっている人とかもいるだろうし…。そこで天童さんとボクが「行きてぇ!」とか言っているとき、自分たち「いるぅ!」みたいな(笑)。面白いですね。