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#376(2010.5.29 OA)

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ありがとう、座頭市!

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映画『座頭市 THE LAST』公開記念!反町隆史さんをお招きして、最新版ハリウッド映画ヒーロー、ベスト20を発表!!

「こんばんは、香取慎吾です!『座頭市 THE LAST』、本日公開になりました!!やっとこの日が来たな、という感じです。もう1年前くらいに撮影は終わってたんですけど、やっとみなさんに観てもらえる日が来ました。みなさんに観てもらって、この映画は完成すると思います。是非、映画館で観てもらいたいと思います。さあ今夜は、『座頭市』公開記念、ということで、最新版映画ヒーローランキングを発表したいと思います!」。今回のスマステーションは、香取編集長の思いがつまっている主演映画『座頭市 THE LAST』の公開を記念して、『2010年度版!ハリウッドが生んだ映画ヒーローベスト20』をお送りしました。ゲストは、その『座頭市〜』で香取編集長と共演した俳優の反町隆史さんです。
シルヴェスター・スタローンといえば、映画の中で数々のヒーローを演じてきた俳優ですが、やはりその代表格といえば『ランボー』シリーズのジョン・ランボー(反町さんが挙げた『ロッキー』ももちろん最高のヒーローですが…)。帰還兵ランボーが、たったひとりで強大な敵に立ち向かう姿は、本当にスリリングでした。2010年版ということで、新しい映画のヒーローもランクインしているのが今回の大きな特徴でしたが、『トランスフォーマー』のオプティマス・プライムもまさに新しいヒーローでしょう。未知の惑星から地球に舞い降りた変形能力を持つ金属生命体が、正義の軍団・オートボットと悪の軍団・ディセプティコンに分かれ、激しい戦争を繰り広げるというこの物語。どんな時でも決して人間を見捨てないロボット、オプティマスはカッコ良かった!映画『マトリックス』シリーズのネオ(キアヌ・リーブス)、ハリソン・フォード演じる『インディ・ジョーンズ』シリーズのインディ・ジョーンズ、アメコミから生まれた『バットマン ビギンズ』のバットマン(クリスチャン・ベール)、裸足にランニングシャツがトレードマーク?の『ダイ・ハード』シリーズのジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)なども当然外せないですよね。そして今回、第1位に選ばれたのは、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウ。世界の海を股にかける伝説の海賊なのに、いい加減で人望が無く、ずる賢い、という風変わりなこのキャラクターを、ジョニー・デップが独特のセリフ回しで見事に演じていますよね。来年公開予定という最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/ストレンジタイド(原題)』も楽しみです!
さて、次回6月5日の放送は、『知らないと恥ずかしい冠婚葬祭マナー』をお送りします。ゲストは観月ありささんです。お楽しみに!!

撮影終了から長い時間を経て、ついに公開となった香取編集長主演の映画『座頭市 THE LAST』。その公開を記念して、スマステーションでは、「ハリウッドが生んだ映画ヒーロー ベスト20」をお届けします。強く、やさしく、そしてかっこいいのがヒーローと思いきや、実は、さまざまなヒーロー像がありました。あなたの好きなヒーローは、何位にランキングされていますか?


スマステーション特別企画
『座頭市 THE LAST公開記念!2010年度版! ハリウッドが生んだ 映画ヒーロー ベスト20』




第20位 ジョン・ランボー 映画『ランボー』シリーズより

誕生から30年近くが経ってもなお愛され続ける永遠のヒーローが、シルヴェスター・スタローン演じる孤独な帰還兵、ランボー。そんなランボーの魅力はゲリラ戦で、様々なところに身を潜め、ナイフや弓など原始的な武器で敵を仕留めます。さらに、ケガをしても自分で治療するたくましさも。実際に撮影中に負ってしまったケガを、自分自身で縫うというシーンは、そのまま映画に使用されました。




第19位 マキシマス 映画『グラディエーター』より

ローマ帝国時代、将軍から奴隷になり、そして剣闘士へと数奇な運命をたどることになったラッセル・クロウ演じるマキシマス。特に巨大コロシアムでの戦闘シーンは圧巻で、まさにその場で見ているかのような迫力満点の映像で描き出されています。なかでも、本物の虎を起用した戦闘シーンは、臨場感あふれる緊迫したシーンとなり、マキシマスのヒーロー像をより迫力あるものにしています。




第18位 オプティマス・プライム 映画『トランスフォーマー』より

未知の惑星から舞い降りた変形能力を持つ金属生命体が、正義の軍団「オートボット」と悪の軍団「ディセプティコン」に分かれて地球を舞台に激しい戦争を繰り広げるというストーリー。彼らが戦うのは、キューブと呼ばれる物体のため。地球を滅ぼすほどの威力があるキューブを守る人間を救うために立ち上がるのが、オートボットのリーダーであり、どんな時でも決して人間を見捨てないロボットヒーロー、オプティマス・プライムなのです。普段はその姿を車に変形させていて、いざというときには華麗に巨大ロボットへと変身!地球征服を狙うディセプティコンに立ち向かうのです!




第17位 ラリー・デリー 映画『ナイト ミュージアム』より

何をやってもうまくいかないラリーは、妻にも愛想をつかされて離婚。最愛の息子に会う事もままならず、しかも失業中というダメ男。 それでも息子のために、と何とか就いた仕事はアメリカ自然史博物館の夜の警備員。しかし、そこは夜な夜な展示物に命が宿る不思議な博物館だったのです。彼らが動き出すそのわけは、黄金の石盤がもつ魔法の力。やりたい放題暴れまわる展示物たちに、ラリーは振り回されっぱなし!そんななか、ラリーは黄金の石盤の盗難計画があることを知ります。その計画を阻止しようと、ラリーは立ち上がり展示物を手なずけ、一致団結して博物館を守ろうと大奮闘。息子に認められようと、必死に頑張るラリー。そして、ついに石盤を奪い返します。




第16位 ジャック・ドーソン 映画『タイタニック』より

レオナルド・ディカプリオが演じる、成功を夢見てタイタニック号に乗り込んだ青年ジャック。上流階級の娘ローズと身分を越えた恋に落ち、悲しい運命が待ち受けているとも知らず、ふたりは永遠の愛を誓い合います。やがて、巨大氷山との接触により、タイタニック号は沈没目前に。ジャックとローズも、極寒の海に投げ出されてしまいます。ジャックは、船の漂流物にローズを乗せ、なんとか彼女だけは救おうと必死にローズに声をかけます。そのうち、力尽きたジャックは、彼女を残し海底へと沈んでいくのです。世界中を涙させたヒーローの最期です。




第15位 ダニエル・オーシャン 映画『オーシャンズ11』より

ジョージ・クルーニーが演じるダニエル・オーシャンは、盗みのエキスパート11人をまとめるリーダー的存在。そんな彼が標的に選んだのは、ラスベガスの巨大カジノの地下金庫に眠る大金。ダニエルは、天才的な犯罪計画を練り上げ、超厳重にガードされた金庫に挑むのです。その綿密に計算された計画とは…。まず、軟体のイエンを荷物に潜ませ金庫に潜入させ、電磁波発生装置でラスベガス中に停電を起こす。その間に監視カメラの回線を差し替え、エレベーターから潜入したダニエルとライナス(マット・デイモン)が金庫前に移動。金庫内部のイエンと同時にドアを爆破し金庫を開け、ラスティ(ブラッド・ピット)が爆弾を仕掛けた旨をオーナーに電話で伝え現金の半分をよこすように脅迫。ワゴン車(ラジコンで操作)で運び出させるが、これは時間稼ぎのおとり。SWATに変装したラスティがその間に現金を運び出し、見事現金強奪に成功!というもの。こうして一味は、1億6千万ドル(144億円)の現金を手に入れたのです!




第14位 ジェイソン・ボーン 映画『ボーン・アイデンティティ』より

マット・デイモン演じる記憶喪失の謎の男ジェイソン・ボーンは、失った自分の過去を知るために戦いを繰り広げます。残された手がかりから、かろうじて自分の名を知るものの、名前以外は何も思い出せません。しかし、トラブルになると何故か体が勝手に反応!あっという間に敵を粉砕してしまうのです。実は彼は、過去に様々な訓練を受けたCIAの工作員だったのです。そのため、格闘技や武器の扱いがカラダに染み付いていたのです。自分が何者なのかを探すために、世界中にある自らの痕跡をたどるボーン。しかし、行く先々には、ボーンが生きていると不都合があるCIAが命を奪うべく待ち構えています。そんなボーンの、最も凄いところは、絶対につかまらないところ。どんなに敵に囲まれても、追い詰められても、攻撃を受けようとも、見事に追っ手から逃れてしまいます。




第13位 ネオ 映画『マトリックス』シリーズより

コンピューターの作り出した仮想空間"マトリックス"のなかで、その支配から人類を解放するために戦う「救世主」がキアヌ・リーブス演じるネオ。シリーズ1作目の劇場公開から11年が経ってもなお、ヒーローとしての支持は高いのです。そんな救世主ネオがシリーズ3部作を通して見せてくれる、ヒーローシーンが宿敵エージェント・スミスとの壮絶な肉弾戦!1作目では、地下鉄のホームで壮絶なバトルを繰り広げ、続く『マトリックス・リローデット』では、増殖したスミス相手にネオは孤軍奮闘!そして完結作の『マトリックス・レボリューションズ』では、数万人とも思えるスミスが見守る前で、決着を付けるべく1対1の戦いに…。印象的な雨のなかでの死闘は、空中戦にまで発展しました。




第12位 バットマン 映画『バットマン ビギンズ』より

漆黒のスーツに身を包み、夜の闇に紛れて悪党を成敗する、アメコミ出身の元祖スーパーヒーロー、バットマン! 銃を使わず生身で戦い、そして決して敵を殺さない、正義の騎士です。その実、正体は、両親を強盗に殺されるという悲しい過去を持つ、クリスチャン・ベール演じる大富豪ブルース・ウェイン。悪のはびこるゴッサムシティを救うため、夜な夜なバットマンとして悪に立ち向かっているのです。




第11位 インディ・ジョーンズ 映画『インディ・ジョーンズ』シリーズより

ハリソン・フォードが演じるのは、考古学者でありながら、世界一タフな冒険家インディ・ジョーンズ。世界に点在する遺跡や秘宝を略奪者から守るために、トレードマークのハットと鞭を片手に、数々の過酷で危険な冒険へと繰り出します。'81年に公開され大ヒットを記録したシリーズ第1作で当時38歳だったハリソンは、果敢にアクションシーンに挑みましたが、最新作の『クリスタル・スカルの王国』では64歳(!)になりながらも、未だ衰えぬ激しいアクションを披露しました。ちなみに、勇猛果敢で怖いもの知らずのヒーローのインディにも、ひとつだけ弱点があるのです。それが、ヘビ。どんなに冒険を重ね危険に打ち勝っても、ヘビだけは克服できなかったようです。




第10位 ジョン・マクレーン 映画『ダイ・ハード』シリーズより

裸足にランニングシャツがトレードマーク!ブルース・ウィリス演じるマクレーン刑事は、世界で最もツイてないヒーローです。なぜかいつも大事件に巻き込まれ、ボロボロになりながら巨悪なテロリストなどを相手にひとりで立ち向かうことになるのです。しかし、何度も絶体絶命のピンチに陥りながらも、たたき上げの刑事の鋭い直感で、間一髪切り抜けます。




第9位 イーサン・ハント 映画『ミッション・インポッシブル』シリーズより

極秘スパイ組織に属し、与えられた任務は必ず成功させる、凄腕エージェント、イーサン・ハント。トム・クルーズ演じる、イーサンのパーフェクトな仕事っぷりに、誰もが釘付けになりました。不可能を可能にするイーサンの凄いところは、人間とは思えない離れ業の数々。ここで、イーサンだから出来る離れ業を紹介しましょう!

その(1)「銃で戦闘機に対抗!」

海上道路の上で突然の襲撃を受けるイーサンたち。相手は戦闘機で、ミサイルを乱射してきます。そんななか、イーサンは、小型ライフルで応戦。見事、戦闘機を撃墜、という離れ業をやってのけたのです。

その(2)「死んでも生き返る!」

犯人一味に捕まった際に、頭に爆弾を埋め込まれてしまったイーサン。爆破までもう時間もない。その瞬間に彼がとった離れ業は、なんと感電によるショック死!しかし、これも彼の計算で、頭の爆弾を破壊するためにとった行動なのです。“死亡後”、恋人の心臓マッサージにより、見事、生還を果たしました。




第8位 ターミネーター T-800 映画『ターミネーター』シリーズより

アーノルド・シュワルツェネッガー演じる、未来から送られてきた殺人サイボーグ、ターミネーターT-800。強さはさることながら、そのクールな語り口も魅力のひとつで、「I'll be back (また来る)」は名言として語り継がれています。このターミネーターシリーズのなかでも、特に世界中で愛されているのが、T-800以上の性能を誇る最強のターミネーターT-1000が登場する『ターミネーター2』。どんなに痛めつけても再生する相手に決して諦めず戦ったT-800は、安全な未来のため自らを破壊しなければならなくなり、自ら溶鉱炉へと沈んでいきました。




第7位 スパイダーマン 映画『スパイダーマン』シリーズより

マンハッタンを舞台に、蜘蛛の糸で飛び回り市民を救う正義のヒーロー、スパイダーマン。その正体は、トビー・マグワイア演じるさえない高校生ピーター・パーカー。ピーターは、ある日、新種の蜘蛛に刺されたことにより大変身。動体視力や運動能力が驚異的にアップし、手首からは強靭なクモの糸が飛び出し、天井やビルの壁面も自由自在に動き回ることができるようになったのです。超人的なスピードで摩天楼を飛び回るスパイダーマン。戦いの最中であろうとも、危険な状況を見つければ、颯爽と現れ人間たちを救出してくれます。




第6位 アイアンマン 映画『アイアンマン』より

パワードスーツがもたらす超人的な能力と破壊能力抜群の装備を武器に悪に立ち向かうメタルヒーロー、アイアンマン。ロバート・ダウニー・Jrが演じるのは、巨大軍事企業の社長でありながら、天才的技術者でもトニー・スターク。トニーが捕らわれたテロ組織から脱出するために自ら作成したスーツが、アイアンマン誕生のきっかけとなったのです。人々が魅了されたのは、なんといってもその最強のスーツ。改良を重ねたアイアンマンのスーツは、3トンの物も容易に持ち上げ、ジェット機よりも速い最大時速マッハ8で飛べるのです。しかも、搭載された武器はテロ集団を一瞬で殲滅できるほどの強度。そんな作品の続編となる『アイアンマン2』が来月11日公開となります。さらに進化したパワードスーツを武器に、さらに強大な敵に立ち向かっていきます。




第5位 ジェームズ・ボンド 映画『007』シリーズより

長年にわたりヒーローの代名詞といわれる、コードネーム007。元祖スパイヒーロー、ジェームズ・ボンド。過去には、ショーン・コネリー、ロジャー・ムーア、ピアース・ブロスナンなど、蒼々たる顔ぶれがボンド役を務めてきましたが、2006年以降のシリーズでは、新生ボンドとしてダニエル・クレイグが大抜擢!彼が演じるボンドは、これまでのスマートで甘いプレイボーイから一転して、硬派でクール、そしてなんといってもド派手なアクションが魅力。飛行機からの壮絶脱出シーンでは、丸腰の輸送機で戦闘機と壮絶なバトルを繰り広げた結果、エンジンが大破!そのためヒロインとともに脱出を図るのですが、パラシュートは1個のみ。そんな危機的な状況のなか、空中で彼女を手繰り寄せ、地面すれすれでやっとパラシュートが開き着地する、というものでした。

ちなみにダニエル・クレイグに主演が変わった『007カジノ・ロワイヤル』は、前作と比べ興行収入が1億ドル以上も伸びる、歴代最高のヒットとなりました。




第4位 ジェイク・サリー 映画『アバター』より

昨年末公開されるやいなや、最先端の3D上映が話題となり、全世界で2600億円以上を売上げ、ギネス記録の大ヒットとなった『アバター』。その主人公は、車椅子生活を余儀なくされている元海兵隊員、ジェイク・サリー。彼に与えられた役割は、衛星パンドラで自らの分身となる"アバター"を操り、先住民ナヴィの共同体に溶け込んで情報を収集すること。しかし、最初は情報収集という役目をこなしていたジェイクも、先住民たちの考えや、そこに留まる意味を知るうち、自分たち人間の愚かさに気づき、ナヴィと共に人間たちと戦うことを決意するのです。




第3位 ジョーカー 映画『ダークナイト』より

この『ダークナイト』、世界歴代興行収入ランキングで第5位にランクインする世界的大ヒットムービー。その作品から今回唯一、悪役ながらランクインしたのが、主役のバットマンの最大のライバルにして、ハリウッド史上最凶のダークヒーロー、ジョーカー!ド派手なメイクとその狂気にみちた言動で、主役のバットマンを完全に食ってしまうほどの存在感を見せつけました。ジョーカーを演じたのは、今は亡きヒース・レジャー!ジャック・ニコルソンの演じたコミカルなジョーカーとは異なり、何をしでかすか分からず、とにかく怖い!そんな恐怖の象徴を見事に演じています。映画の冒頭から強盗団を率いて銀行を襲撃。邪魔なものは仲間でさえも全て殺す残忍さをもつジョーカー。あるシーンでは、病院に爆破予告を出しながら、ナースの扮装をして病院に登場。そして、予告どおりに病院を木っ端微塵にしてしまいました。




第2位 ウルヴァリン 映画『X-MEN』シリーズより

不死身の肉体を持ち、この世の全てを切り裂く鋼鉄の爪を武器に様々なミュータントたちと戦う、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリン。そんなウルヴァリン誕生を描いたのが『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』。若き日のウルヴァリン、ジェームズは、庭師により父親を殺害されるのを目撃し、ミュータントとしての能力が覚醒します。その後、大人になったジェームズは、たったひとりの兄と共に幾多の戦争に参加。兵士としての能力を高く評価したストライカー大佐は、史上最強の兵士をつくる"ウェポンX"という計画の人体実験に彼を抜擢。そして、ジェームズはウルヴァリンと名前を変えどんなものでも切り裂く鋼鉄の爪を手に入れたのです。しかし、この実験がストライカー大佐の巨大な陰謀と知り、追われる身となるウルヴァリン。そして大佐はその後、ウルヴァリンよりも強い能力を持ったミュータントを作り上げウルヴァリン抹殺を命令します。そして迎えたクライマックスでは、瞬間移動や、破壊光線といった武器を肉体にもつ改造されたミュータントに対し、兄の助けを受けながら格闘するウルヴァリン。この兄の絶体絶命のピンチには、敵の破壊光線で熱を帯び、さらに固くなった爪で一刀両断。しかし、これは彼にとっての始まりに過ぎなかったのです…。ちなみに、続編の舞台が日本になるのでは、との噂もあるのです。原作で、日本で忍者として活躍するストーリーが盛り込まれているため、その辺りのドラマが描かれるのではないかとささやかれているのです。




第1位 ジャック・スパロウ 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズより

ジョニー・デップ演じる世界の海を股にかける伝説の海賊、ジャック・スパロウ。しかし、“伝説”という称号とは裏腹に、いい加減で人望が無く、ずる賢いジャック。彼は、自由を愛する、ちょっと3枚目のカリブ海一のお尋ね者なのです。そんな、一筋縄ではいかない新しいヒーロー像を作り上げたジョニー・デップ。セリフも独特の言い回しとなり、さらにジャックの魅力を際立たせています。ちなみに、最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/ストレンジタイド(原題)』は、来年の公開を予定。3D映画との噂もあり、ファンの間でも注目が高まっています。


『最後』の始まり…

今週の格言は、ちょっぴり感傷的?これが、香取編集長の偽らざるいまの気持ちです。「初日を迎えて、映画『座頭市 THE LAST』が始まりましたけど、始まると今日の舞台挨拶で会えた人たちとももうお別れで…。最後の日で、仲代達矢さん、原田芳雄さんたちと『またね!』って言ってガッチリ握手したんですけどそのときに寂しくなって…。石原さとみちゃんとも、話してる最中に、『あ、もう千葉の方にいかないといけないんで、香取さん、阪本監督、お疲れ様でした〜!』『さとみちゃん、ありがとう!』みたいな感じで(笑)。なんか、初日で始まりなんだけど、最後でもあって、寂しさもあり…。しかも、映画としてもやっと今日を迎えて、観てもらえる始まりなんだけど、でも作品は最後だし。パート2ができない、っていうのは寂しいことなんだ、っていうのがやっとわかったかもしれない(笑)。何だろう…どっか、それを言ってたこの何週間で、それも宣伝のひとつじゃないですけど、『これで最後なんです!』っていう決意表明をしてきた感じがあったんだけど、始まってみんなと別れてみると、『また会いたいな…』『2ないのか…』っていうのが、ジワジワきた今日という日でしたね。どんだけみなさんが熱望してくださっても、2はもうあり得ない話なので、ボクに何ができるか、っていったら…ひとりでも多くの人に観てもらえるように、ひとりの人に2回、3回と観てもらえるように願うばかりです」。


反町隆史さん
15年ぶりの再会!成長した役者・香取慎吾に会えてうれしかった

生放送の番組にはあまりご出演されたことがないそうですが、今日はいかがでしたか?

今日は、慎吾の主演作『座頭市 THE LAST』がついに公開されたという記念すべき日ですからね。そんなときに呼んでいただいて、うれしかったです。

ハリウッド映画のヒーロー特集はいかがでしたか?

楽しかったです。こういう機会でもないと、ヒーローだけをまとめてみることもないし、ランキングがどうなっているのかなんてこともわからないじゃないですか。だから、意外あり、納得ありのランキングは楽しかったし、勉強もさせてもらいました。役者としては、「こういう役をやってみたいな」とか、思うこともありました。

『ミッション・インポッシブル』のイーサン・ハントに興味がおありになったようでしたが。

そうですね。ああいう華麗なアクションがあるものも、やってみたいと思いました。

反町さんにとってのヒーローは映画『ロッキー』のロッキーだとおっしゃっていましたが、ズバリ、反町さんにとってのヒーローの条件とは?

ズバリ、強さでしょう(笑)!今回、慎吾が演じた市にもそういう要素はあるので、市もヒーローだと思います。

『座頭市』の撮影で、思い出されるのはどんなことですか?

本番中にも言いましたが、とにかく、慎吾と15年ぶりの再会ですね。成長した役者・香取慎吾が見られてうれしかったです。あとは、ロケ地となった山形の自然の美しさと厳しさかな。あの自然が相手だったからこそ、スタッフ、キャストが一丸となって作品に取り組めたんだと思います。見てくださる方には、そのあたりのことも感じていただければうれしいですね。

香取さんへのメッセージをお願いします!

また、15年後にな(笑)!

香取慎吾主演・反町隆史出演映画
「座頭市 THE LAST」
全国公開中


『座頭市』のシーンが今もよみがえってきます

ハリウッド映画のヒーロー特集、香取さんもおっしゃっていましたが、ああやって20作を見てみると、CGや3Dといった映像技術の進歩がわかったのも面白かったです。現代映画には、『アバター』のような最新鋭の作品がある一方、『座頭市 THE LAST』のように、CGを使わず俳優さんの演技力と監督の演出だけで勝負する、まさに映画の原点のような作品もあって、見る側がどちらをも選ぶことができますよね。その選択肢の広がりは、本当に現代ならではのこと。映画ファンとしては、とてもうれしいことだと思いました。そして今日は、ついに『座頭市』が公開され、反町隆史さんが来てくださいました。香取さんとの撮影のエピソードはもちろん、映画についていろいろと聞きたいことがあったのですが、時間が足りず泣く泣く断念する結果に。本当に残念でした(涙)。そんな『座頭市』は、見てから時間が経ったあとも、シーンの一つひとつが鮮明に脳裏によみがえってくる、余韻が残る作品です。『座頭市』というと、殺陣のイメージが強いかもしれませんが、今回の作品はそれだけではなく、石原さとみさん演じる市の妻との純愛や、加藤清史郎くん演じる五郎とのクスッと笑えるやりとりといった、心なごむシーンもとても印象的なんです。香取さん、反町さんはもちろん、仲代達矢さんも倍賞千恵子さんも、ほかのみなさんも素晴らしい演技をされていますし、「これは、魂こもっているなぁ」と思うほど、みなさんが心をひとつにされていたことがヒシヒシと伝わってきました。ぜひ、ひとりでも多くの方に見ていただきたいですね!

ボクが好きな映画のジャンルは“ヒーロー”でした

◆ついに公開されました『座頭市THE LAST』。公開を迎えることができて、嬉しいです!ひと言だと「やっと…」。もう長いですよね。1年前に撮影が終わったんですけど、その10ヵ月前から稽古を始めてたんで。10ヵ月、1年…で、その1年の中だけど公開までのキャンペーンが始まってから今日までも何か長かったですし(笑)。嬉しい叫びとして、もういろんな番組とかでたっぷり宣伝させていただきました。ホント、1ヵ月くらいかな?毎日のように『座頭市』の何かしらをやってきたんで。それって、何でそうしてたかって言えば、この初日のためじゃないですか。

◆だから、つい聞いてしまいました。「公開ってどのくらい?」って。「普通、っていうのはないと思うけど、どのくらいなんですか?」って聞いたら、4週、6週くらい。そこからはもう、大ヒット、大大ヒットでそれが延びていく…。それが長いのか、短いのか…4週、5週って、香取慎吾のスピードで言うと結構あっという間で過ぎるような…。スマステ4回分とかでしょ?かなりあっという間なんで、ちょっと寂しいっていうか、もっといっぱいやってほしいな、っていうのはあるけど、それが、始まってからお客様がどれだけ入ってくれるか、にかかっているので。もう、ずっとやっててほしいくらいです。1年間、ずーっと『座頭市』やっててほしいくらいの思いはあります。これでラストなので、是非、たくさんの方に観ていただきたいです!「来週、見に行こうかな…」じゃなく、明日とか明後日に観てほしい、っていうのが本心です(笑)

◆ハリウッド映画ヒーローのランキングは…よく「映画、どんなジャンルが好きなんですか?」って聞かれるんですけど、ジャンルはヒーローでした。「これが好きだったんだ!」っていうのがちょっとわかった感じがした。ほとんど観てるし、いわゆる超大作って何となく言ってたんだけど、「あ、ヒーローが好きだったんだ」って。

◆『座頭市』だからヒーロー特集になったんだけど、またこの座頭市は、自分の中ではちょっとヒーロー特集には入らない、どこかもうちょっと深みがある、心の中に入っていく『座頭市THE LAST』だと思っているんです。ボクが好きなヒーロー映画って、もっとバリバリお菓子食いながら、途中、トイレに行ってもいいかな、くらいなんだけど、痛快で、それこそ絶対に死なない、みたいな。『X-MEN』のウルヴァリンの、背中の後ろで飛んでる感じ…1回スローになって…速くなる、みたいな(笑)。何だかんだ、そういうのが好きなんだな、と。

◆通じるところがありますよね。『ハットリくん』『西遊記』な感じというか。好きだから、自然にそういうのをやらせてもらっている感じがあります。最後、スローになって、如意棒でやっつける、みたいな(笑)

◆反町さんは、本当に似あいそうですよね、ヒーロー。『オーシャンズ』の中に日本代表として誰が入るか、っていうときに、反町隆史は、かなり名キャスティングだと思いますね、ボクの中では。今日の、イスに座ってたあの感じのまま、会議のソファーにいても、何の違和感もないですよ!しかもその、ボクら日本人が知ってる反町隆史だからとかじゃなく、世界の人がきっと違和感ないと思うくらい、似合うと思う。敵役とかでもカッコいいですよ。香取慎吾ヒーローVS悪役ヒーロー反町隆史とか(笑)。さっき、反町さんが帰るとき…もうキャンペーンもこれで反町さんとは会うことがないと思うくらい終了な日なんで、始まりとともに終了な最後の握手をしたら、そのときに、「じゃあ、15年後に!」って言われました(笑)。