SmaTIMES

Backnumber

#346(2009.9.12 OA)

  • トップニュース
  • トクベツキカク
  • シンゴ5
  • ゲストトーク
  • オオシタアナ
  • ヘンシュウコウキ
  • 月イチゴロー

オッス→チッス→チョリース

トップニュース

木下優樹菜さん初登場!カリスマ的人気を誇る7人のギャルに密着!そして『月イチゴロー』今月の1位は『BALLAD 名もなき恋のうた』に!!

木下優樹菜さんをゲストにお迎えした今週のスマステーション。特集は『月イチゴロー』&『これを知らなきゃオバさん!?テスト〜今話題沸騰の7人のギャル』の2本立てでお送りしました。『月イチゴロー』今回のラインナップは、ハリソン・フォードがI.C.E.(移民税関捜査局)捜査官を演じた社会派ドラマ『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』、デンゼル・ワシントン&ジョン・トラボルタの大型共演が話題の『サブウェイ123 激突』、先週ゲストで登場してくれた草なぎ剛さん、新垣結衣さん、大沢たかおさんらが出演した話題作『BALLAD 名もなき恋のうた』、『X‐MEN』シリーズでヒュー・ジャックマンが扮したウルヴァリンの誕生秘話を描く『ウルヴァリン:X‐MEN ZERO』、ミーシャ・バートン主演のサイコ・サスペンス『ウォッチャーズ』の5作品。「酷い映画」「心に残らない」と、今回も気持ちいいくらいズバズバと斬りまくった稲垣吾郎さんが、この中から1位に選んだのは『BALLAD 名もなき恋のうた』でした。「かなりワイルドな草なぎ剛が見られます。もう、戦国武将ですよ。いろんな愛が散りばめられている映画だと思う」と絶賛されていました。そして、『〜今話題沸騰の7人のギャル』では、ティーンを中心に、いま女の子たちから絶大な支持を得ている7人のギャルを追いかけました。その7人とは、ティーンズ向けファッション誌『ポップティーン』の読者モデルにして女子高生のカリスマ・舟山久美子さん、ギャル社長として一躍名を馳せ、現在は農業の変革に挑む藤田志穂さん、ホームレスのギャル漫画家としてテレビでも大活躍中の浜田ブリトニーさん、ロリータファッションの世界をけん引するアンジェリックプリティのデザインを手がけているmaki&asuka、デコブーム火付け役のひとりでもあるスーパーデコリスト・きんきら☆きんさん、会員数なんと400人という日本最大級のギャルママサークルの代表・AKIさん、店舗の混乱を避けるために出勤日が制限されているというバラエティショップ『SBY』のカリスマアルバイト店員・鈴木あやさんです。途中、彼女たちに関連して、ファッションや流行アイテムに関するクイズが出題されましたが、優樹菜さんはほぼパーフェクト。さすが、元『109』ショップ店員です。ファッションや流行アイテムには敏感な香取編集長も、クイズはほぼわかったようですが、カリスマギャルたちのバイタリティーやパワーに若干圧倒され気味で…。その真相は、『シンゴ5』&『編集後記』で!

カリスマ読者モデル、ホームレスのギャル漫画家、ロリータファッションデザイナー…いま女の子たちの間で絶大な人気と影響力を持つ、7人のギャルをご紹介します。


SmaSTATION!!特別企画
「これを知らなきゃオバさん!?テスト〜今話題沸騰の7人のギャル〜」


(1)女子高生のカリスマ 舟山久美子

発行部数40万部を誇るティーンズ向けファッション誌「ポップティーン」で、誌面に初登場してからわずか半年で表紙に抜擢され、現在まで8号連続で表紙を飾っているのが読者モデルにして女子高生のカリスマ、舟山久美子さん。通称 くみっきー。この日、都内のスタジオにやってきた舟山さん。女子高生に「神」とまで呼ばれる彼女の私服は、古着のベストを2枚重ねにしたレイヤードスタイル。そして、今流行のロザリオモチーフのペンダント。撮影では、流行のアイテムを、次々に着こなしていく舟山さん。何枚も生地を重ねて裾の広がったこの「チュチュスカート」や、太ももまで隠れるブーツ「サイハイブーツ」などが最新流行アイテムです。舟山さんが通う美容整体院に、家でも簡単にできる小顔エクササイズを教えてもらいました。まず、手を後ろで組み、首を左右にゆっくり10回振ります。次に、手を後ろで組んだまま、首を上下に10回動かします。このとき、あごを少し突き出すのと、頭の動きに合わせ手も上下させるのがポイント。2つの動きで、耳の近くに溜まった老廃物の流れが良くなるそうです。




(2)農業を変革するギャル 藤田志穂

2005年、19歳で会社をおこし、ギャル社長として一躍名を馳せた藤田志穂さん。去年12月、社長を退任した藤田さんが新たに取り組んだのが農業。農業を通し、若い人に食のあり方について考える場を提供する取り組みで、その名も、農業とギャルで「ノギャルプロジェクト」。最初に始めたのは、秋田県での米作り。5月にはおよそ30人のギャルが初めて田植えを体験しました。10月に収穫し、ギャルの本拠地・渋谷に因みシブヤ米と名づけ販売するそうです。また先月20日には農林水産省、旅行会社とコラボした「野菜収獲遠足ツアー」を開催。ギャルママ専門誌で参加を呼びかけ、40人を越えるギャルママと子供が参加しました。さらに、現在進めているのが、ギャルの視点を生かした農作業着の制作。ジーンズメーカーと提携し、農家が求める機能性と、若者が求めるオシャレなデザイン双方を兼ね備えたこれまでにない農作業着を開発しているそうです。




(3)「ホームレスギャル漫画家」 浜田ブリトニー

この夏だけでテレビ出演20回以上、雑誌でもたびたび特集が組まれるなど、今最も注目を集めている、ホームレスで漫画家のギャル 浜田ブリトニーさん。売り上げ35万部の人気漫画雑誌「ビッグコミック スピリッツ」で、渋谷のギャルを描いたギャグ漫画「パギャル」が連載され、人気を集めました。浜田さんのトレードマークともなっているのが、いつも持ち歩いているキャリーバッグ。自分の家を持たず、自らを「家ガネーゼ」と呼ぶ彼女は、ネットカフェなどを転々としており、仕事場はカラオケルーム。クローゼット代わりにはコインロッカーを利用してるそう。そんな浜田さんオススメ、ギャルに人気の新スポットがフローズンヨーグルトの店「ラズルベリー」。このお店では、カップの大きさをSサイズは「キュート」、「Mサイズは「セクシー」、Lサイズは「グラマラス」と呼び、さらに、トッピングは、ジュエリー仕立ての呼び方となっているのが特徴。ちなみにこのスイーツ、カロリーは一番小さなキュートサイズで80kcalと通常のアイスの半分以下です。




(4)ロリータブランドデザイナー maki&asuka

日本で誕生し、海外でも多くの専門誌が出版されるなど大きな注目を集めているのがロリータファッション。この世界を牽引しているのが「アンジェリックプリティ」です。不況の中売り上げを伸ばし続け、海外ではこの1年で売れ行きが倍増。そんなアンジェリックプリティのデザインを手がけているのがmaki&asuka。自ら手掛けた服を完璧に着こなし、モデル・広報としても活躍するロリータファッション界憧れの存在です。通勤するときもロリータファッション。makiさんの自宅も、メルヘンチックです。時折お店にも顔を出し、ファンを喜ばせている2人。生の声を聞くことが、何より新しい作品への参考になるそう。この秋のオススメは、仔鹿のミルキーちゃんシリーズ。オリジナルプリントで作ったリボンやスカートだけでなく レースや、ソックスにもミルキーちゃんがあしらわれています。




(5)スーパーデコリスト きんきら☆きん

「デコる」とは、キラキラした飾り付けをすること。現在、デコに関する多くの専門誌が出版されており、今や日本の一大カルチャーとなっています。そんなデコブーム火付け役のひとりが、スーパーデコリスト・きんきら☆きん。何でもキラキラさせるのが好きな彼女。手にしている携帯電話は最新作。縦に置いた姿は、電話には見えず、まるで置物のよう。背中には、スパンコール付のリボンをつけ、「きんきら」の名前もデコっているこの作品は、本体のみで15時間かけた力作。ノートパソコンは下絵から、出来上がるまで20時間ほど。ハートの模様は一番人気の柄で、これとまったく同じものを注文すると、およそ15万円だそう。実は彼女、3年前までキャバクラ嬢向け人気ファッション誌「小悪魔ageha」の編集部員でした。それが縁で知り合った、ももえり(桃華絵里)・椿姫彩菜(つばき あやな)などの人気モデルがきんきら☆きんさんのデコグッズを持ち、雑誌で紹介。多くのage嬢たちから絶大な人気を集め、カリスマデコリストとなったのです。




(6)日本最大級のギャルママサークル代表 AKI

今、大注目のファッション誌「I LOVE mama」。ターゲットを10代〜20代のお母さんギャルに絞り、誌面を飾るのは家計に負担をかけずにおしゃれができる、安くてかわいい「安カワファッション」。登場するモデルも、もちろんギャルママ。彼女たちは美しいママ、「美ママ」と呼ばれています。そんな美ママのひとりが、AKIさん。26歳。4歳になる女の子、ユウちゃんのママです。実はAKIさんにはもうひとつの顔があります。それは平均年齢23才、会員数なんと400人という日本最大級のギャルママサークルの代表なのです。こちらのサークルでは月1回ミーティングが行われるほか、ハロウィンパーティーなど、その時期に合わせたイベントを開き、子育てに奮闘するギャルママの生活を、より一層充実したものにしているそう。




(7)カリスマアルバイト店員 鈴木あや

女の子に大人気のバラエティショップSBYの心斎橋店。彼女たちのお目当ては、カリスマアルバイト店員・鈴木あやさん。この日、東京からオープン間もない心斎橋店に出張してきた鈴木さん目当てに、実に1000人を超えるファンが詰め掛けました。普段は渋谷109の「SBY」で働いている彼女。お店に出ると、大勢のファンで店舗が大混雑するため、現在は出勤日が制限されているそう。そんなギャル憧れの鈴木さんの私服は、デニムのウエスタンブーツと袖の赤い色でアメカジテイストをプラスし、古着のベストはサイズが大きいため、流行のリボンのブローチで調整しています。さらに、荷物が多いとき、必ず持ち歩くというのが「ショッパー」と呼ばれるお店の買い物袋。ギャルに人気のブランドの多くが、丈夫な材質でデザインの凝ったショッパーを展開。鈴木さんもいくつものブランドのショッパーをファッションに合わせて使い分けているそう。カリスマアルバイト・鈴木さんオススメのSBYの最新のヒット商品は、定番人気のニコちゃんがリボンをしている「カップルニコちゃんストラップ」や髪を縛る「シュシュ」。中でも売れ筋は、今流行のリボンがついた「チビニットリボンシュシュ」、古着とよく合う「毛糸シュシュ」、光輝く「キラキラスパンコールシュシュ」だそう。


ちゃんと生き過ぎかな?

今日のVTRを見ていた香取編集長。口ではいろいろおっしゃっていましたが、実は羨ましかったのかもしれません。今週は、そんなお話です。「ちゃんとし過ぎてるのかな、って思いました。自分が(笑)。ドラマも撮影が終わり、ミュージカルの方の稽古とか始まる感じですけど、凄いちゃんとしてんな、って思って。『あたしゎ〜』みたいな感じで、やりたいことやって…。『ちょっと農業やってみたい!』みたいなパワーっていうか行動力は…もちろんボクも、いろんな人から――それこそ三谷幸喜さんから『ミュージカル、一緒にやらないか?』って誘われて、『やりたいです!お願いします!!』みたいにやってきているんだけど、今日のVTRを見ていたら、すっごいちゃんとしてるな、っていう思いが…。だから、もうちょっと崩してもいいかな、って(笑)。最近は、金髪とかもあんまりやってないじゃないですか。そういうところでもギャルの気持ちがわかるんですよ。黒髪で、決められたスタイルで、2週間に一度くらい細かくカットしてそれをキープして…っていうので1年以上過ぎているんで、そういうことも含めて、ちょっとどこかでギャルたちのように、突き抜けた部分も持ちたいな、って思います」。

香取さんのランキング
1位:BALLAD 名もなき恋のうた
2位:正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
3位:ウルヴァリン:X‐MEN ZERO
4位:ウォッチャーズ
5位:サブウェイ123 激突

今月の「月イチゴロー」の最注目作は、なんといっても草なぎ 剛さん主演の映画『BALLAD 名もなき恋のうた』です。「メンバーの出演作だからって、えこひいきはしませんから!」と言う稲垣さんですが、果たしてその順位は?ほかにも、注目作が揃ったランキングをチェックしてください。

稲垣さんのランキング
1位:BALLAD 名もなき恋のうた
2位:正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
3位:ウルヴァリン:X‐MEN ZERO
4位:ウォッチャーズ
5位:サブウェイ123 激突



BALLAD 名もなき恋のうた

2009年(日本映画)
原案:原恵一
監督:山崎貴
出演:草なぎ剛、新垣結衣、大沢たかおほか
●TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにてロードショー

草なぎ剛×新垣結衣主演!壮大なスケールで描く時代劇悲恋ストーリー

子供向けアニメながら高い評価を受けた『嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦』を『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督が、草なぎ剛、新垣結衣を主演に迎え、実写でリメイクした時代劇悲恋ストーリー。共演は、大沢たかお、夏川結衣ほか。

<STORY>
又兵衛(草なぎ)は、無類の豪腕を誇る武将だが、密かに幼なじみの廉姫(新垣)に思いを寄せていた。しかし、それは叶うことのない、身分違いの恋だった。そんななか、未来からタイムスリップしてきた少年・真一(武井証)が現れ…。

-イナガキコメント-
戦国武将というかなりワイルドな草なぎ剛が見られます。そして、いろいろな愛がちりばめられた映画でもあります。不便で窮屈なこともある時代だからこそ、今の時代にはない美しさがある。これは、今、必要な恋愛バイブルでもあります。



正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官

2008年(アメリカ映画)
監督:ウェイン・クラマー
出演:ハリソン・フォード、レイ・リオッタ、アシュレイ・ジャッドほか
●TOHOシネマズシャンテほかにてロードショー

アメリカが抱える不法移民問題に鋭く迫る、社会派群像ドラマ!

9.11テロ以降、さらに複雑・深刻化しているアメリカの不法移民問題を描く社会派群像ドラマ。I.C.E.(移民税関捜査局)捜査官の主人公が、職務と良心のはざまで苦悩する姿を通して、移民たちの置かれた過酷な現状と問題を浮き彫りにする。

<STORY>
I.C.E.の捜査官・マックス(フォード)は、密入国や不法就労者の取り締まりに当たりながらも、彼らに同情的だった。ある日、マックスは、摘発され強制退去させられたメキシコ人女性の幼い息子を、女性の実家を探して送り届けるが…。

-イナガキコメント-
ハリソン・フォードはいい作品を選びましたね。現代のアメリカが抱えている問題を真摯に受け止め、真面目に作っているのが印象的でした。フィクションなのに、ドキュメンタリーにも勝るようなインパクトがあり、問題を投げかけているなと感じました。



ウルヴァリン:X‐MEN ZERO

2009年(アメリカ映画)
監督:ギャヴィン・フッド
出演:ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー、リン・コリンズほか
●TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにてロードショー

超人気キャラクター、ウルヴァリンの誕生秘話に迫るSFアクション大作!

「X‐MEN」シリーズでヒュー・ジャックマンが扮したウルヴァリンの誕生秘話に迫るSFアクション。悲しい過去を背負いながら宿命と復讐に立ち向かうウルヴァリンの生き様を描く。監督は、『ツォツィ』のギャヴィン・フッド。

<STORY>
特殊能力をもつローガン(ジャックマン)とビクター(シュレイバー)の兄弟は、兵士として幾多の戦場で戦ってきた。そんなある日、特殊部隊“チームX”にスカウトされ入隊するが、チームの方針に疑問をもったローガンは離脱し…。

-イナガキコメント-
素直に楽しめる作品ですね。前作、前々作とシリーズを見ていない人でも楽しめるような作りになっているのは、評価すべきところ。今、セクシーな男ナンバー1とも言われている主演のヒュー・ジャックマンがかっこいい!



ウォッチャーズ

2009年(アメリカ映画)
監督:モーガン・J・フリーマン
出演:ミーシャ・バートン、マット・ロング、ジェシカ・ストループほか
●新宿バルト9にてロードショー

ミーシャ・バートンが偏愛に狂った悪女を演じるサイコ・サスペンス!

人気テレビシリーズ「The OC」のミーシャ・バートンが狂気の愛へ暴走する悪女に扮したサイコ・サスペンス。別れても恋人を思い続ける女が、彼を取り戻そうとしてそのガールフレンドを陥れようとするゆがんだ愛の顛末を描く。

<STORY>
大学生のマイク(ロング)は、恋人のエリザベス(ストループ)を連れて帰郷する。そこでマイクは、元恋人のシェルビー(バートン)が自分に未練があることを知る。高校時代に別れて以来、シェルビーは病的にマイクを愛し続けてきて…。

-イナガキコメント-
先の読める展開といい、何百回も見てきたストーリーといい、心に何も残らない映画です。監禁ものなのに、監禁がゆるかったり、見られたくないものがある場所に人を入れたりするところにも違和感を感じました。恐怖を感じられないホラーですね。



サブウェイ123 激突

2009年(アメリカ映画)
原作:ジョン・ゴーディ
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ、ジョン・タトゥーロほか
●TOHOシネマズ日劇ほかにてロードショー

D・ワシントン×J・トラボルタ共演 地下鉄が舞台のクライム・サスペンス

デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタの2大スター共演のクライム・サスペンス。ニューヨークの地下鉄をハイジャックした凶悪犯と、交渉相手の地下鉄職員との駆け引きの行方を描く。監督は、『トップガン』のトニー・スコット。

<STORY>
地下鉄職員のガーバー(ワシントン)は、緊急停車した列車へ応答を促す。すると、応答してきたライダーと名乗る男(トラボルタ)から、乗客の命と引き換えに1時間以内に1000万ドルを用意しろと要求される。さらに、なぜかライダーは交渉相手にガーバーを指名する。

-イナガキコメント-
デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタの共演といえば、映画ファンは期待しますが、まあ、ひどい作品でした。地下鉄パニックものに全然新しさを感じないのと、犯人との交渉が全然頭脳戦じゃないのが気になりました。どうすれば、面白くなるんだろう?



1位『BALLAD 名もなき恋のうた』、2位『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』は甲乙つけがたいとおっしゃっていました。

『正義のゆくえ』は、あまり期待していなかった分よかったですね。最近、アメリカではこういった社会派ドラマが多いように思うんですけど、どれも自虐的だったり逆にコミカルにしていたりして、好感が持てなかったんですよ。だけど、『正義のゆくえ』はシリアスな問題を真面目に描いているんだけど、硬すぎないし、ドラマとして見やすくしている。不法滞在を描いた映画を見たこともなかったし、そういったテクニックとテーマが僕のなかで新しかったという感じでした。あとは、ハリソン・フォードの抑えた演技がよかったね。

1位の『BALLAD 名もなき恋のうた』は、家族で見られる作品として高評価でした。

人間にとって、男にとって大切なものがわかりやすく描かれているから、家族みんなで見てほしい作品だと思いました。タイムスリップものだけど、現代と戦国の描きかたに凄くリアリティーがあって違和感を感じさせないのもよかったですね。あとは、草なぎ剛をはじめ廉姫を演じた新垣結衣さんほかキャストがとてもよかった。姫なんて、新垣さんにピッタリでしたよね。

草なぎさんは、豪腕の武将役がハマッていましたね。

『任侠ヘルパー』とかもそうですけど、最近、こういう“いい人”じゃない一面を出すようになって、凄くいいですよね。声も凄くいいし、印象深かったですね。。

現在、稲垣さんも時代劇を撮影中ですが、草なぎさんのお芝居に触発されることはありますか?

参考にもなるし、いろいろと勉強になります。彼は、動きが俊敏で、殺陣とか凄くうまいからね。もともと体操やっていたからかもしれないけど、運動神経がいいんですよね。メンバーのなかでも木村(拓哉)くんと草なぎくんは、特に動きがいいなと思いますね。今後、撮影で困ったことがあったら、相談してみようと思います(笑)。

木下優樹菜さん
いつもとは違ってクイズに正解できました。

初出演の感想をお願いします。

最初は凄くドキドキしたんですけど、香取さんにリードしてもらえましたし、特集も自分の得意分野でしたので、凄く楽しかったです。クイズにもいつもとは違ってたくさん正解できたので、うれしかったですね。

確かにVTRも楽しそうにご覧になっていましたね。

自分がテレビに出ているのに、なんか家でテレビを見ているような気分だったので、どんどん楽しくなっていきました。

"オバさん"テストの内容は、木下さんからご覧になっていかがでしたか?

よかったと思います(笑)。優樹菜としても知っておきたい情報があったので、役に立ちましたし、いい企画だなぁ〜と。

特に、役に立ったと思ったのは?

お米の名前も知りませんでしたけど、一番は、アルバイトの店員さんですらカリスマになるんだってことですかね。でも、みんなそれぞれ楽しんで人生を送っているようなので、いいなぁと思いました(笑)。私にとってもいい刺激になりました。

この秋、木下さんが注目しているアイテムといえば?

ファッションでいえば、レースとスタッズですね。いろいろなものがあるなかでも、注目しています。情報は、スタイリストさんに教えてもらったり、ファッション誌を見たりしてゲットしますね。

「月イチゴロー」はいかがでしたか?

稲垣さんとは番組でご一緒することもあって、辛口のコメントをする方だとは知っていたんですけど、あそこまで評論家のようなコメントをしているのに驚きました。あんなにズバッと言われると、逆に見たくなりますよね。凄いなと思いました。

香取さんとは共演もされていますが、今日はいかがでしたか?

司会という立場があるからか、いつもの香取さんよりも、ちょっとクールに見えますよね。でも、こちらが緊張せずにいられるようにさりげなく気を遣ってくださっているのがわかって、やさしい方だなって。香取さんは、会うといつも「チョリース!」と声をかけてくれるんです。今日は、家で香取さんとテレビを見ているようで楽しかったので、また、何かあれば呼んでください。チョリース!

ギャルが日本を元気にするかもしれません

毎回、大好評の“オバさん”検定、今回も楽しかったですね。前回半年前の放送で、渋谷や新宿にあるギャルのみなさんに人気のスポットをご紹介して、私としては流行をキャッチしたつもりだったんですが、あれからさらに新しい流行が生まれていて驚きました。それにしても、ギャルのみなさんは元気ですねぇ。農業でもなんでも、「楽しそうなことならなんでもやってみよう!」という貪欲さ、勢いみたいなものを凄く感じて、見ているこちらまで元気をもらいました。男子が草食系になっている一方で、ギャルのみなさんはどんどんエネルギッシュになっているみたい。それと、私なんか、仕事なら楽しくなくても当たり前と思っているところがあるんですが、みなさんはそんな悲壮感は微塵もないですし、仕事でもみんなで明るく楽しんでやろうという前向きなパワーにあふれているのも印象的でした。今の日本の大人たちが忘れているものを、彼女たちは気づかせてくれるんじゃないか、と思いました。どなたかが言っていましたが、日本がキラキラでいっぱいになれば、本当にみんなが元気になるかもしれないな、とも思いました。私はおっくうな性格なので、なかなか流行発信地に足が向かないのですが、みなさんからパワーをもらうためにも、109くらい行かないとダメですね。そして、お休みさせていただいた「月イチ」。前田(有紀)アナが相手で、稲垣さんはいつも以上ににこやかでしたね(苦笑)。来月、またご一緒できるのを楽しみにしています。

楽しそうな姿を見ていると、人は自然と楽しい気分になってしまうんですね

◆吾郎ちゃんは気持ちよかったですね。最近、他では見ないですよね。あそこまでひと言で言い放つような人って、最近はあんまりいないですよね。ときどき吾郎ちゃんも…まあ、気分なのか…こうこうこうで、こうなんだけど、みたいに言ってから、「まあでもヒドイよね」って言うこともありますけど、今日みたいにいきなり「ヒドイですね、この映画」みたいなのはあんまりない。ユッキーナも言ってたとおり、逆に『サブウェイ123』が気になって仕方ないくらいです(笑)。「そんなわけない!」っていうのもあるんですかね?地下鉄ジャックっていう題材とかっていうのは、もちろんわかっているじゃないですか。わかった上だけど、あのキャストだから…っていうことを考えたときに、「そんなわけないだろう!何かあるんじゃないの?」って思っていたのに、「いや、ないよ。ヒドイ映画だよ」と(笑)。その感じがちょっと気持ちいいですけど、「どうなんだ、稲垣吾郎!?」っていう気持ちから、より見たくなるような感じでもあり…

◆今日は、1位『BALLAD』と2位『正義のゆくえ』の対決でしかなかったんでしょうね、吾郎ちゃんの中では。みなさんと違う気持ちとしては、チラシだけで選んだボクのチョイスがめった打ちされたような感じなんですよ。酷評されるのがどれかひと作品くらいだったら、まだ「好みの問題なのかな?」って感じですけど、ボクが選んだっていうものに対して、「これはないでしょ!」「はい、これもない!」「ない!」ってなって、「まあ、このふたつの対決かな?」って感じもあるんですよね。ちょっと屈辱的な(笑)。だから、これからはチラシで選ぶ時もさらに気合いを入れていこうと思います。

◆7人のギャルたちは、楽しかったです!凄いパワーですよね。自分たちが本当に楽しそうだし、楽しそうな姿を見ていると、人は自然と楽しい気分になってしまう、っていうのが凄くよく表れていたんじゃないですかね?

◆プラス、どこか気持ちの中に「それ、ねーよ!」みたいな、ジェネレーションのギャップに対するいたずらな心、ちょっと文句を言いたくなるような感じもストレス解消になっていたりとか、でもさらにその裏側では憧れていてしまったりとか。「…あの輪に入りたいな」ってね。

◆109行ってみたいな、っていうのを通り越して、ギャルママサークルに入りたいです(笑)。ギャルも無理だし、ママも無理なんだけど、そういうのを全部通り越して、入りたい、って思ってしまうくらいの魅力がありますよね。

◆ブリトニーさんとは、唯一、今回の7人の中で直接お会いしたことがあって、コントで共演したんです。この間も会ったんですけど、まだ起きたての状態でスタジオに行ったら、スタジオの前室に彼女がいて、「おはようッス」みたいな。「え〜、何かテンション低いッスけど〜」みたいに言われた瞬間に、笑いますよね。「うるせぇ!」とか言いながらも、笑顔にならざるを得ないあの感じは大事です。ステキだと思います。あの、命のキャリーバッグ、いつかぶち壊そうと思っています(笑)。