SmaTIMES

Backnumber

#339(2009.7.11 OA)

  • トップニュース
  • トクベツキカク
  • シンゴ5
  • ゲストトーク
  • オオシタアナ
  • ヘンシュウコウキ

もっと聞きたい、家電トーク!

トップニュース

ドラクエ、ファストファッション、蒸気レス炊飯器、オバマ本…“家電芸人”土田晃之さんをゲストにお迎えして2009年上半期のヒット商品を大特集!!

「ことしも新商品がたくさん出て、いろいろと話題になっています。そこで今夜のスマステーションは、2009年上半期ヒット商品を、知られざる人気の秘密とともにたっぷりと紹介したいと思います。ボクと一緒にことしの流行をチェックしましょう!」。土田晃之さんをゲストにお迎えした今週のスマステーション。特集は、家電芸人としても名をはせる土田さんにぴったりの『売れているにはワケがある!?ヒット商品BESTセレクション30』です。『ユニクロ』でおなじみ、ファーストリテイリングの新ブランド『g.u.』が手がけたのは『990円ジーンズ』。発売4ヵ月で100万本に迫る売り上げを記録した大ヒット商品です。製造から流通・販売までを一貫して自社で行い、人件費等のコストを削減して990円という低価格を実現したこの商品、安さだけではなく、スキニー、サブリナ、スカートと、バリエーションも豊富なことも人気の秘密です。SMAPのみなさんのCMでもおなじみ、本日11日に発売されたのがロールプレイングゲームの金字塔ともいえる『ドラゴンクエスト』のシリーズ最新作『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』。予約段階で100万本を記録した本作は、初めてニンテンドーDSソフトとして販売されました。通信機能を使って他のプレイヤーとパーティーを組んで冒険することも出来るようになったのも大きな特徴です。一方、土田さんの本領が発揮されたのは、炊飯器の常識ともいえる蒸気が出ない構造を持つ『蒸気レスIH炊飯器』や、空気中に浮遊するウイルスやカビを分解除去するというハイテク性能を持つ空気清浄機『プラズマクラスターイオン発生機』といった大ヒット家電。家電量販店のスタッフを凌駕するほどのその商品説明トークに、香取編集長も思わず「ボク、買います!」と手を挙げたほどでした。サスガです!家電だけでなく、ガンダムやサッカーなどにも詳しい土田さんは、パソコンが苦手ということもあって、その知識は雑誌から情報を得ているそう。「いまハマっているのは、洗濯(機)。回っているのを見ているだけで幸せな気持ちになれる」というのも、なんとも土田さんらしいお答えでしたよね。
次回7月25日の放送は『全国オススメ花火大会ランキング』をお送りします。お楽しみに!

長引く不況下で、今、本当に売れているものは何なのでしょう。そして、ヒットの秘訣はどこにあるのでしょうか? 総力取材でお届けします!


スマステーション特別企画
売れているにはワケがある!?ヒット商品BESTセレクション30


No.1 g.u.「990円ジーンズ」

「ユニクロ」でおなじみ、ファーストリテイリングの新ブランド「g.u.」が手がけ、発売から4ヵ月で100万本に迫るほどの売り上げを記録しているのが、「990円ジーンズ」です。このジーンズは、製造から流通・販売までを一貫して自社で行い、人件費などのコストを削減し、990円という低価格を実現したのです。さらに、安いのにスキニー、サブリナ、スカートなどバリエーションが豊富なのも人気の秘密です。




No.2 ドラゴンクエストIX(ナイン)「星空の守り人」(5,695円)

本日11日発売の、言わずと知れた、日本を代表するロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」の最新作。予約段階で100万本を記録し、今後500万本を突破する勢いだといいます。今回は初めてニンテンドーDSソフトとして販売されるため、DS本体の売り上げも激増する見込みだといいます。そんな「ドラゴンクエスト」のヒットの人気の理由といえば、何と言ってもストーリーの面白さ。さらに、今作では通信機能も搭載。他のプレイヤーとパーティを組んで冒険することも出来るようになりました。




No.3 デジタルメモ「ポメラ」(27,300円)

「ポメラ」とは、あえてメモ機能だけにこだわった、いわばデジタル版の「メモ帳」のこと。ビジネスマンを中心に人気を呼び、昨年11月の発売から売り上げ6万台を記録するヒット商品となっています。そんな「ポメラ」のヒットの理由は、コンパクトな文庫本サイズなので取り出しやすい上、わずか2秒で起動するため、思いついたらすぐに書き留められること。キーボードは折りたたみ式ながら、小型パソコンのキーボード並みの打ちやすさを実現、らくらく長文も打ち込めるのです。さらに、ノートパソコンにつなげば、データも移動することができます。




No.4 ファッション誌「sweet」(価格は号により変動)

梨花、安室奈美恵、吉川ひなのら超人気タレントが表紙を飾り、現在急速に売り上げ部数を伸ばしているファッション誌が「sweet」です。5月号は過去最高の60万5000部を発行し、さらに人気は加速しています。そんな「sweet」のヒット最大の理由は、編集部が主体となって企画デザインを行い、今人気のブランドとともに製作したオリジナルの付録たち。毎月ついてくるこのバリエーション豊かなグッズが、他の雑誌には無い魅力となっているのです。




No.5 ハンバーガー「クォーターパウンダー」(390円)

マクドナルドが昨年の4月から全国販売している、ビッグサイズのハンバーガーで、5月末までに3000万食を販売する人気商品となっています。この商品の肉の量は、通常の約2.5倍! 価格は通常商品よりも高めながら、これひとつで満腹というボリューム感が、若者を中心に人気を集めています。




No.6 炊飯器「蒸気レスIH」(オープン価格)

前年度比約5%減という厳しい炊飯器市場にあって、当初目標の1.4倍という、すさまじい勢いで売り上げを伸ばしているのが、この炊飯器。この炊飯器は、炊飯器の常識ともいえる“蒸気”が出ないように作られています。蒸気は、集められて管をとおりタンクに溜まるようになっているので、蒸気を外部に出さないため、狭い棚の中にもおくことが出来、狭いキッチンにもマッチ。もちろん、火傷の心配もありません。




No.7 お手軽レシピ本

家メシブームを後押ししていると言われるのが“お手軽レシピ本”。誰でも簡単に作ることができるレシピを集めた書籍の数々で、男女を問わず幅広い世代に人気を集めています。中でも、「365日、たまごかけごはんの本」(735円)、「おとなのねこまんま」(1,050円)などが人気です。




No.8 納豆「あらっ便利!金のつぶ」(158円)

発売から9ヵ月で1億4000万食を売り上げた人気商品。味だけではない食べやすさも、人気を後押ししています。従来の製品は、納豆の上にあるフィルムをはがそうとすると粘ついたり、タレがこぼれて手が汚れることもありました。そんな消費者からの声を受け、乾燥を防ぐセロファンを密閉度の高い容器構造で省いたり、タレもゼリー状にして小袋をなくすなど、利便性も追求した商品なのです。




No.9 スイーツ製造機「生キャラメルポット」(3,129円)

現在、大人気となっている生キャラメルを、自宅で簡単に作ることができるのが「生キャラメルポット」です。4月の発売以降売り上げを伸ばし、現在までに5万個を売り上げています。人気の秘密は、何と言っても自宅で手軽に作れるところ。本体に材料となる、ザラメや牛乳などを入れ、電子レンジで温め、良く混ぜて冷蔵庫で冷やして、出来上がり! という手軽さ。誰でも簡単においしい生キャラメルをつくることができるのです。




No.10 おもちゃ「ベイブレード」

「ベイブレード」は1999年から販売され爆発的な人気を呼ぶも、2005年に販売を終了していました。それが、3年ぶりに再販売され、第2次ブームを迎えているのです。5月までの10ヵ月で290万個という、前回を上回る勢いでその売り上げを伸ばしています。発売元のタカラトミーが、現在10歳を迎える子供たちをターゲットにしたことがヒットの理由のひとつ。10歳の子供たちは、3年前の発売当時、幼くて自分ではできなかった世代。その潜在ニーズに働きかけた結果、予想を上回る反響を呼ぶ結果となったのです。




No.11 進化系たい焼き

現在、従来の素朴系から進化した“進化系たい焼き”がブームとなっています。通常、切り落とされる羽根の部分をあえて残した神田達磨の「羽根付きたい焼き」(140円)、生地にタピオカの粉を使いモッチリ仕上げた尾長屋の「白いたい焼き」(130円)などが人気です。




No.12 ガム「Fit's」(126円)

今年3月の発売からわずか3ヵ月で3000万個を売り上げているのが、この「Fit's」。人気の理由は、ガム離れが進んでいた若者が求めるガムを追求したこと。メーカーであるロッテは、ガムの新商品を開発する中で、ガムを食べると「アゴが疲れる」という意見など硬い食感を好まない若者の声を受け、「やわらかい食感」を追求し、商品化。これが、若者を中心に売り上げを伸ばす結果となったのです。




No.13 ヘアカラー「ブローネ泡カラー」(参考価格1,050円)

昨年10月から発売され、現在までの売り上げは500万本、白髪染めとしては異例の大ヒットを記録しました。人気の理由は、何といっても使いやすさ。これまでの白髪染めといえば、後ろや髪の内側はどうしてもひとりでは出来ないという難点がありました。そんな中、「ブローネ泡カラー」はシャンプー感覚で手を使いもみこむだけ。ひとりでもきれいに染められ、後片付けも簡単という優れものなのです。




No.14 「阿修羅展」(一般入場料:1,500円)

この春、上野の東京国立博物館に連日、長蛇の列が出来ました。お目当ては、奈良・興福寺の国宝「阿修羅像」です。61日間の会期中、入場者数は94万6,172人。これは、東京国立博物館の歴代3位の来客記録となっています。人気となった最大の理由は、その独創的な展示方法。興福寺でもガラス越しで正面からの姿しか見ることが出来ないのが、ここでは360度どこからでも鑑賞ができるのです。初めて見る裏側の表情に、思わず見入ってしまう、という人が続出。この「阿修羅展」は、7月14日から9月27日まで、福岡県太宰府市の九州国立博物館でも開催されます。




No.15 「やさしいお酢」(262円)

販売から4ヵ月で売り上げ目標の120%となる190万本を突破した人気商品。メーカーであるミツカンが新たな市場拡大のためにこれまでお酢を愛用していた人にではなく、お酢を「使いにくい」調味料と考えていた消費者に向けて、あえて酢の特徴である「ツン」とくる酸味を抑えたことが人気に火をつけました。また、この商品自体に「うま味」や「塩分」「甘み」を加え、サラダなどにドレッシング代わりにそのままかけても使えるようにしたこともヒットした理由のひとつです。




No.16 電子タバコ「mismo」(12,600円)

本体は12,600円と高額ながら、愛煙家を中心にその人気を伸ばし、発売6ヵ月で8万本を売り上げるヒット商品に。その人気の秘密は、特殊な構造によって味わえる、「実際のタバコに近い吸い心地」。吸引口をくわえて吸い込むと、内蔵のマイクロコンピューターが作動し、先端のLEDランプが点灯。同時に空気中の水分をバッテリーの電流で霧状にし、水蒸気を発生させ、これが、煙のような吸い心地を再現しているのです。もちろん、その煙に害はありません。




No.17 アトラクション「モンスターズインク“ライド&ゴーシーク!”」

今年、4月から開始したこちらのアトラクションは、初日は最高5時間待ちの人気に。「東京ディスニーランドの5年ぶりの新アトラクション!」という期待度の高さは、予想を遥かに上回るものでした。そんな中、10月には東京ディズニーシーに、シアター型のアトラクション「タートル・トーク」が登場予定です。




No.18 ファストファッション

「ファストファッション」とは、流行をいち早く取り入れ、短いサイクルで次々新しい商品が登場するファッションブランドのこと。その代表といえるのが、昨年11月に原宿にオープンした「H&M」です。スウェーデン発のカラフルで遊び心溢れるデザインが人気を集めています。また、全身コーディネートで1万円以下という手軽な値段も注目されているのが「フォーエバー21」。開店初日には12,000人が行列し、2ヵ月経った現在も、1日の来客数が16,000人から20,000人にものぼるといいます。




No.19 ヘアアイロン「ツヤグラアイロン」(12,800円)

髪をストレートにしたり、巻いたり、さらには盛ったりするためのヘアアイロンで、現在までに25万本を売り上げる人気商品となっています。ちなみに、人気の火付け役となったのが名古屋のキャバクラ嬢・通称「なごや嬢」たちの情報誌「ピンドン」。そんなアイロンのこだわりといえるのが、「高温」になること。通常、ヘアアイロンは、160度前後のものが多いのですが、「ツヤグラアイロン」は220度になります。美容院で使っているものとほぼ同じ温度、というだけあって、いきなりパーマを掛けたかのようにダイナミックに変身できるのです。




No.20 スチーマー「ナイトスチーマー ナノケア」(参考価格25,000円)

お肌と髪に潤いを与えてくれるというこのスチーマーは、美容家電が話題となったこの上半期のなかでも圧倒的な人気を誇りました。人気のポイントは、何といっても「寝ながらにしてきれいになれる」こと。これまでの美顔スチーマーは、15分ほど蒸気を直接吹きかけて肌に潤いを与える、という方式のものが中心でした。しかし、このスチーマーは、就寝前に、水を補給して電源ボタンを入れるだけ。「ナノイー」と呼ばれる、目に見えない弱酸性の水の粒が放出され、肌と髪に潤いを与えてくれるのです。




No.21 イタリアンジェラート「グロム」(メディオサイズ 590円)

今年4月、新宿マルイ本館にオープンしたばかりのジェラート店「グロム」。本店は、ジェラートの本場、イタリア・トリノというだけあって、連日、長蛇の列となっています。この「グロム」のこだわりは、世界各地から最高の素材を最高の状態で集め、ジェラートにすること。例えば、レモンのソルベに使われているのは、イタリア・アマルフィ産のレモンとイタリアの天然水、そしてメロンのソルベにはイタリアの自家農園で作られた、オーガニックメロンを使うといったこだわりぶり。さらに、無添加、無着色、保存料もゼロを追求しています。




No.22 下取りセール

長引く不況の中、影響を受けるデパート等で「下取り」が人気を集めています。これは、使い古した靴や洋服などを店頭に持ち込むと、決まった額の金券をもらえる、というもの。消費者にとってお得なのはもちろん、金券はその店舗でしか使えないため、店側にも「新しい商品を買ってもらえる」というメリットがあるのです。例えば、マルイ新宿店では現在「水着」と「浴衣」の下取りを受付中。古い水着、浴衣を持参すると1,000円の金券をもらうことができます。そして、この金券は、次回、10,000円以上のものを買うときに使うことができます。




No.23 もやし

ボリュームもあって、栄養価も高い! なのに安い!! さまざまな料理に使いまわしの効く食材として人気なのがもやしです。人気の高い「雪国もやし」も、今年6月までの売上が昨年と比べて12%アップと好調な売れ行きを記録。もやしを使った料理も、本や雑誌に特集されたりと、その注目度はまだまだアップしそうです。




No.24 空気清浄機「プラズマクラスターイオン発生機」

従来のイメージを覆す、新しい機能を搭載したハイテク空気清浄機「プラズマクラスターイオン発生機」は、昨年、秋から今年5月までに30万台の売り上げを記録しています。ヒットの理由は、プラスイオン、マイナスイオンを作り出し放出、これが空気中に浮遊すウイルスやカビを分解除去するというハイテク性能。「プラズマクラスターイオン」を発生させる技術は、発売元のシャープだけのものという希少性も人気の理由です。




No.25 耕運機「ピアンタ」(104,790円)

不況の中、売り上げを伸ばしている、初心者から気軽に使える耕運機が「ピアンタ」です。近年の家庭菜園ブームにも乗り、発売1ヵ月で年間目標の半分の3,500台を突破! 使い方が簡単で、持ち運びも、折り畳めば車のトランクに入るサイズで運搬にも最適。さらに、「ピアンタ」がヒットした最大の理由は、ガソリンではなくカセットコンロなどで使用する「家庭用ガスボンベ」を燃料にしたこと。ボンベ1本でおよそ32坪、実に、畳69枚分の面積を耕すことができるといいます。




No.26 ハイブリッドカー

“ハイブリッド”とは、ガソリンで動くエンジン、電気で動くモーターと、ふたつの動力があることを言います。その先駆けとも言えるのが、トヨタの「プリウス」(2,050,000円/グレードL)。今年5月に新型を発売し、これまでに18万台の受注を記録。現在、納車が最大8ヵ月以上先というほどの人気となっています。同じくハイブリットカーで好調なのが、2月に販売されたホンダの「インサイト」(1,890,000円/Gタイプ)。これまでに4万台を受注するなど、こちらの売れ行きも好調です。そのヒットの原動力となったのが、この春から始まった「減税」と「補助金」。最大で、プリウスなら394,500円、インサイトなら387,700円も安くなるとあって、車の売れない時代に大ヒットとなりました。もちろん、性能のよさも忘れてはいけません。プリウスの場合、Co2の排出量が61gと、同等の排気量の車と比べて半分以下と環境にやさしいのです(トヨタ「カローラアクシオ」135g/kmと比較 1キロ走行あたり)。さらに、リッター38キロも走るため、ガソリン代もお得(トヨタ「カローラアクシオ」は17.2km/l)なのです。




No.27 ベストセラー書籍

村上春樹最新作「1Q84」は、前作「アフターダーク」から実に5年ぶりとなる長編作品。発売からわずか2週間で100万部を売り上げるという、大ベストセラーとなっています。ヒットの一因となるのが、本人の意向により、新作の内容は事前に全くといっていいほど知らされなかったこと。発売前からにファンの間で期待感が高まり、爆発的な売り上げにつながったといわれています。また、上半期のベストセラーとなったのが、オバマ大統領関連の書籍。中でもオバマ大統領の演説時の音声を収録したCD付き対訳本「オバマ演説集」は発行部数48万部。語学本・演説集のジャンルでは異例のヒットとなりました。さらに、経済評論家・勝間和代氏の著書の数々も大ヒット。「断る力」は売り上げ20万部を突破しました。日本のすべての鉄道の路線・駅、さらには廃線までを掲載した「日本鉄道旅行地図帳」も大ヒット。全12冊の累計発行部数は140万部以上になるといいます。




No.28 USBグッズ

パソコンのUSBポートからの電源を利用して使えるさまざまなグッズが人気を集めています。例えば、「USBペットボトルウォーマー」、「USBあったか弁当ポーチ」、「USBフットウォーマー」、「USBあったかアイウォーマー」、「USBブランケット」といったものまで。まだまだ、進化は続きそうです。




No.29 キリン「フリー」(オープン価格)

キリンが開発したアルコール度数0.00%のビールテイスト飲料「フリー」は、発売から3ヵ月で100万本を売り上げる見込みとなっています。ドライバーには朗報ですが、肝心な味はといえば…「想像以上に美味しい!」といった感想がほとんどだといいます。




No.30 ETC

自動車に取り付けた車載器と料金所のアンテナが交信することで、料金所をスムーズ通過できる「ETC」が、現在も品薄な状況になるほど売れています。なぜなら、今年3月末からETC搭載車に限り、高速道路「休日1000円で走り放題」が実施されたから。自動車周辺機器販売の大手「オートバックス」では、昨年と比べて3倍の売上げを記録しているといいます。ちなみに、これまでは土日・祝日だけだったETC搭載車の高速道路料金「一律1000円」への割引が、8月のお盆休み、さらにその前の2週間については木、金曜日の2日間にも適用されることが決定しました。


新商品の凄さに惑わされ、半年の流れの早さが薄れてしまう…

今週の特集は『2009年上半期ヒット商品』でした。オープニングで香取編集長もおっしゃっていましたが、あっという間にもう7月。今回の格言は、そんな思いをつづったものです。「新商品凄いな、とか、上半期ヒット商品凄い、といいつつ、もう7月になっている、ということが実は一番ビックリかな、と。時の流れの早さ…日々どんどん早くなっている感があります。何かをまとめて発表したりするとき、上半期と下半期に分けられることって多いですけど、上半期の特集をやってしまった今日、『もう終っていくのか、この2009年も…』って思ったら何だか衝撃を受けました。何をやっていましたっけ、ことしは?近いところでは『座頭市』ですけど、もう随分前のような気もします。早いですね。この感じでニューヨークの舞台に立っているのかと思うと、ゾッとします。11月ですからね。もう7月ですから、結構あっという間だと思うんです。『こち亀』もまだまだ、1話も終わっていないのに、11月ニューヨークでステージに立っている…想像できないですね」。

土田晃之さん
家電は生活必需品だから、安くていいものが欲しい

初出演のご感想をお願いします。

楽しかったです。VTRを見て、ちょっとしゃべったら終わってしまったという感じでしたけど(笑)。VTRには知らない情報もたくさんありましたし、勉強にもなりました。

クイズの正解率も高かったですが、ご存知なかったものといえば…?

ファッション系のことですね。女の子の雑誌も知りませんでしたし、“ファストファッション”と聞いても、「ふ〜ん。そうなんだ」というくらいで。女性が興味ありそうなものでも、「お酢」なんかは知っていましたけど。

「ヒット商品30」全体を見て、どんなことを思いましたか?

安いもやしが売れて、ヘアカラーがブームになり、下取りセールが流行るというのは、やっぱり不況の影響があると思うんですが、その反面、高くてもいいもの、ちょっと変わったものも売れるんだな、と思いました。蒸気レスの炊飯器なんか、僕も興味ありますけど、結構、お高いと思いますよ。それでも、売れるんだから、いいものなんだろな、みなさんよく見てるなと思いました。

ちなみに、30の中で土田さんが興味があったものといえば?

あのジェラートは食べてみたいですね。凄く美味しそうでしたから。あとは、もやし本のレシピです(笑)。

最近、ハマッているものは「洗濯機」とおっしゃっていましたが、今、購入を考えているものはありますか?

洗濯機は、最近、買ったものだから、ってことだったんですけどね(笑)。今、買い換えようと思っているのは、テレビですね。リビングにあるプラズマテレビが6年ほど経っているので、そろそろかな、と。でも、今は本当に安いんです。この前も、ちょっと見てみたら42インチが17万円台でしたから。それで、映りもいいでしょう。うちのプラズマはもの凄く高かったのに、今となってはあまり映りもきれいじゃないな、って(笑)。

情報は雑誌などでチェックするとおっしゃっていましたが、家電量販店にもよく行かれるそうですね。

月に2回ほどですかね。量販店の中でも、白物家電のコーナーに行くことが多くて、店員さんから新製品の情報を聞いたり、値段をチェックしたりするのが好きですね。それ以外でも、話題の新製品は、自分の目で見るようにしています。そうすると、雑誌には書かれていない情報がわかったりしますから。

家電好きの土田さんにとって、家電とはどんなものですか?

どの家にとってもそうですけど、僕にとっても生活必需品です。だからこそ、安くていいものが欲しいと思うんです。どうせ買うなら、ちょっとでもいい物が欲しいな、と。思い起こせば、中学生の頃、うちにビデオデッキがなかったのがはじまりですね。コイケくんのうちにはあるのに自分の家にはない、そこが僕が家電に深く入って行くきっかけになったと思っています。結構、年季が入っているんです(笑)。

「ダチョ・リブレ」
出演 ダチョウ倶楽部
   土田晃之   ほか
日曜 午後6:00〜
月曜 夜10:30〜
テレ朝チャンネル(CS)にて放送中

寝ながらきれいになれたら最高!

不況とはいえ、売れているものは凄く売れているんですね。流行りものにも家電にも疎い私は、ファストファッションや下取りセールくらいしか知りませんでしたが……。耕運機、もやし、レシピ本が売れているのは不況の影響で、家庭菜園や自炊をする人が増えているからですよね。健康を考えたらそのほうがいいわけですから、ライフスタイルを見直せるという点からしたら、不況の副産物かもしれないな、とも思いました。ちなみに、私ももやしはよく利用するのですが、炒める以外にレパートリーがないので、もやしのレシピ本はチェックしてみたいと思いました。その他では、ジェラートとたい焼きがとっても気になりました。あのジェラートは、もう間違いなく美味しいです!今の季節、毎日アイスを食べるほどアイス好きな私としては、早速、行ってみたいと思いました。そうそう、「寝ながらきれいになれる」という保湿器も、以前から雑誌なんかで見ていて興味がありました。だって、寝ながらきれいになれるんですよ!こんないいことないじゃないですか。ゲストの土田さんもおっしゃっていましたが、なんだかもの凄く細かい粒子の水が出るのがいいらしい…って(笑)。それにしても、土田さんの家電に関する知識は圧倒的でしたね。ついつい面白くて聞き入ってしまいました。現在、除湿機の購入を考えているんですが、相談に乗っていただけばよかった、と今になって後悔しています。

土田さんが働いているお店に行きたいです!

◆土田さん、家電トークはやっぱり面白かったです!サスガです!ホントに欲しくなりました。土田さんが話してくれると、「買います!」って言いたくなります。プラズマクラスターの空気清浄機なんかも、説明がわかりやすかったし、ホントに体に良さそう。持っていると本当に体のためにいい商品なんだな、ということがたったの20秒でわかりました。あの人が働いているお店に行きたい(笑)

◆あとはやっぱりドラクエ。今日1日…いや、ここ何日か、いろんなところで言われました。あれだけコマーシャルで「ドラクエ!ドラクエ!」と叫んでいるボクなので、いたるところで「いよいよですね」「予約しました!」という声をたくさん聞きました。

◆ほかに気になったのは…990円ジーンズ。買いますね。ちょっとはいてみたいです。それ以外にも、いい商品が多かったんじゃないかな、って思います。今日は、全体的に「あ、いいな」「買ってみよう」って思える商品がたくさんあったんじゃないかな。そういう流れにあったからか、『1Q84』とかも、村上春樹作品をあまり読んだことがないボクですが、「あ、読もう!」って思いましたし(笑)。グッドチョイスだったと思います。

◆土田さんは洗濯機だとおっしゃっていましたが、ボクのマイブームは…携帯用の魔法瓶?水筒ですね。最近よくあるものの最新版だと思います。前はスタバとかで売ってるようなヤツを使っていたんですけど、1年か2年くらい使っててボロボロになってしまったんです。そういうときに、ちょうどこれをもらったんですけど、使ってみたら凄いんですよ。いま(番組終了後の24時半)氷が入っているんですけど、これ昼の3時ころに入れた氷ですからね。最近の30℃を超えたりするロケのときとかでも、氷入れてアイスコーヒーとかを入れておけば、夕方とかになっても氷とともに冷たいコーヒーが飲めるんですよ。そのまま夜の6時とか7時になったときに、ふと「あれ?この氷いつのだっけ?」って聞くと、「朝入れたやつです」みたいな。魔法瓶…の最近のヤツですね。同じような製品でCMをやっているのもあるし、雑誌でも似たようなものを見ましたけど、それより前に普通にいただいたので使っていました。『座頭市』のプロデューサーの方からもらったんですけど、CMや雑誌で見るよりボクの感想の方が先だった、っていうのも凄くないですか?これは、本当に便利で助かっています。