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#307(2008.10.25 OA)

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来週は308回記念です!

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放送307回記念SP! 香取編集長V豪華ゲストのトークを再び!

10月最後のSmaSTATION!!は、番組放送307回を祝したスペシャル企画! これまで放送された香取編集長とゲストのトークの中から、「もう一度見たい!」とリクエストも多かった名場面を『プレミアムベストセレクション』としてお送りしました。それにしても、「アニバーサリーなのに、なぜ、307回!?」と、ちょっぴりハンパな数字を疑問に思われた方も多かったのでは? それは番組冒頭で編集長からも明かされましたが、現在、SMAPが全国ツアー中で多忙を極めていて、「300回と行きたいところだったんですが、307回でもいいんじゃないかという」……つまり、編集長にとって、アニバーサリーを祝うベストなタイミングが307回だったということなのです。そんな、いい意味でのユルさがスマステらしくていいですよね。さて、気になるトークはといえば、セレクトされたのは東国原英夫宮崎県知事にはじまり、爆笑問題のおふたり、笑福亭鶴瓶さん、萩本欽一さん、映画『HERO』より木村拓哉さん、松たか子さん、大塚寧々さん、勝村政信さん、八嶋智人さんの5名、阿部寛さん、浅野忠信さん、松田翔太さん、室井佑月さん、IKKOさん、高畑淳子さん、竹内結子さん、石原慎太郎東京都知事、藤田まことさん、堺雅人さん、草ナギ剛さん、綾小路きみまろさん、水谷豊さん、徳永英明さん、久本雅美さん、田村正和さん、織田裕二さんという、超豪華なゲスト陣との名場面。インタビュアーとして立つ編集長は、東国原知事からもお褒めの言葉をいただいたように、好奇心いっぱいでピュアな人柄だからこそ聞けるストレートな質問で、相手の本音や普段は見せない素顔を引き出していました。そして、それとは逆に編集長のリラックスした素顔が見られたのが、木村拓哉さん、草ナギ剛さんがゲストの回。いつも以上に饒舌だったり、少年のようにはしゃいでゲームに興じる編集長がかわいらしかったですよね。今後は、どんなゲストが編集長の新たな一面を引き出してくれるのでしょうか? 楽しみにしたいです。さて、次回11月1日は、谷原章介さんをゲストにお迎えし「懐かしの海外ドラマ特集」をお届けします。ご期待ください!!

他の番組ではなかなか見ることが出来ない豪華なゲストをお迎えしてきたSmaSTATION!! これまでに放送されたなかから、選りすぐりのトーク名場面をお届けします! ゲストの意外な素顔を引き出す、インタビューアーとしての香取編集長のワザにも注目!!


スマステーション!!307回放送記念SPプレミアムトークベストセレクション

■東国原英夫宮崎県知事(08・2・16放送)

香取: これ(やっぱり国会議員を目指しますか?)が第1位でした。
東国原: 国政にも興味はあります。しかしですね、国会議員というのは、衆議院で480、参議院で252。その1/732になるかならないかは・・・疑問ですね。
香取: 小さい頃の夢は芸人と政治家。その政治家って県知事でしたか?
東国原: いい質問だ〜!そのときは国会議員でした。
香取: そのときの夢は国会議員?
東国原: そういうところでしたね〜。



■爆笑問題(太田光さん&田中裕二さん)(08・5・31放送)

香取: 「怒られたことはないの?」という質問ですが…。
田中: ないわけないじゃない!!
香取: これが聞いてみたい質問で出てきたんです
太田: こういう時だけですよ、俺の座高が低くなるの。
田中: この人は、子どもの頃から怒られどうし歴史なんです。怒られて怒られてきたんです。それは40過ぎたいまでも変わらないんです。奥さんには毎日のように怒られ…。
太田: こいつもキレるでしょ?どこ行っても居場所がないんですよ。慎吾ちゃんだけですよ、俺のこと分かってくれるの…だからSMAP入れてください!!最終的には自分が怖いんです。なんで言っちゃうんだろう?
香取: いろんな番組で「つい、言っちゃったんだろうな」ってところをボク見てきましたけど。「つい、言っちゃった」って自分で思ってるんですか?
太田: (うな垂れて)思ってます…。だから、僕に生放送やらせないで下さい…。
香取: 相方として「あっ」って思ってるんですか?
田中: こいつを突っ込んでるふりしながら、半ば本当に怒ってるんですよ。
太田: 毒蛇ってどんな気持ちなのかなって思うんですよ。自分の毒が回って死んじゃうこと無いのかなって…。
(「もし、相方をチェンジするとしたら?」という質問に)
田中: ウドちゃん!要は徹底的にボケ。対照的じゃないですか。政治とか経済とか関係なく、めちゃくちゃにボケる。
香取: ヒドいですからね〜。太田さんは?
太田: 猫ひろし。
田中: 変わんねぇじゃね〜か!



■笑福亭鶴瓶さん (07・8・25放送)

香取: 2回目のスマステーションということで、今日は「宣伝王子」?
鶴瓶: 一切ないです!
香取: 今日、顔が赤い・・・お酒?
鶴瓶: 飲んでないです!私、SMAPで落語つくれます。連中に色々されていますもん!SMAP落語!!
香取: SMAPのメンバーが入った・・・面白い!落語界に王子はいますか?
鶴瓶: いますよ。自分のとこの弟子を言うのは・・・弟子が13人いるんですよ。
香取: 鶴瓶さん、13人も弟子がいるんですか?!
鶴瓶: そうや。
香取: 師匠じゃないですか?
鶴瓶: 殴りかかるよ、生放送で!



■萩本欽一さん (07・4・21放送)

香取: 欽ちゃん、生放送です。
萩本: 夢だったんだよ。慎吾から『欽ちゃん』って言われるの。
香取: なぜ、僕は『欽ちゃん』でいいんですか?
萩本: 慎吾だけ特別好きだから。小堺じゃだめ!
香取: 香取慎吾は欽ちゃんファミリーですか?
萩本: 聞いちゃダメ!



■映画『HERO』より 木村拓哉さん 松たか子さん 大塚寧々さん 勝村政信さん 八嶋智人さん  (07・9・8放送)

香取: 6年ぶりの再会で変わったことは?
勝村: 阿部ちゃんが30センチぐらい背が伸びてたよね。ごめんなさい。
香取: 阿部さんそんな身長伸びてないでしょ。
木村: 伸びてないですよ。こういう話題になると必ず出てくる名前なんです。
一同: ごめんなさい…。
香取: 撮影現場などなど舞台裏で『HERO』メンバーの中で最もHEROだった人は?
勝村: やっぱりHEROですね。
八嶋: やっぱりね、HEROはHEROですよ。
木村: ちょっと裏いくぞ!
勝村: 皆でめし食い行くときとか、木村くんが10人乗りのバンとか運転して全員を連れて、送り向かいまでしてくれて…。
香取: 木村くんが運転してる車で松さんとか乗るんですか?
木村: 城西支部全員乗りますよ。
勝村: しかも東宝からTMCまで。
八嶋: ご飯を食べに。
香取: 変な移動。
勝村: そしてちゃんと電話で今から行くけど駐車場いれてもらえるかなとか仕切りまでして。
八嶋: HEROでしょ。
香取: HEROはやっぱり木村君だと。
木村: いや、ただのドライバーでしょ。
香取: その車に阿部さんも乗ってるんですか?
木村: ギリギリ(笑)。



■阿部寛さん(08・6・28放送)

(「いつから3枚目に?」という質問メールに)
香取: さぁ3枚目にいまもうなっているという…。
阿部: そうですね、そう決められましたね。
香取: 決められました、今のメール。
阿部: いつから…まぁあの、この局で『トリック』っていうドラマを仲間由紀恵さんと4・5本やったんですけど、それが確定的でしたね。
香取: やっぱそういうのってあるんですね。なんとなく自分の中で「あ、ここで3枚目になったな」って感じが一番したのが…
阿部: 一番代表作になりましたからね。



■浅野忠信さん (08・1・26放送)

香取: 共演じゃなく、監督としてだったら、ボクにこんな役っていうのはありますか?
浅野: 奴隷の役が…。もう、さむーい感じで。
香取: そういうのは好きですか?
浅野: 僕はやりたくないです。僕はそれを引き取るお金持ちの役とかで。
香取: 一応そこにも入っていて。
浅野: ドンドンやつれていく慎吾さんを…。
香取: それ、自分が映画で経験して辛かったことをボクに?
浅野: 多少あります(笑)。



■松田翔太さん (08・9・6放送)

香取: 日本と海外だったら、どっち行きますか?
松田: 海外のほうが行きたいかな。
香取: おすすめのスポットはありますか?
松田: 僕はイギリスに住んでいた経験があるので、イギリスには是非、足を運んでみてほしいなと
香取: イギリス行くときに、「ベラベラブック」持ってってくれたんでしょ?
松田: そうです。留学する初めてのときに。
香取: 留学する初めてのときに、スーツケースにベラベラブックが入ってたんですか?
松田: でも、アメリカ英語になってたんで、ちょっと使いづらかったです。
香取: あ〜イギリス英語版も出せばよかった。
大下: 何年くらいいらっしゃったんですか?
松田: 2年です。
大下: そうですか。じゃあ、いまや香取さんよりベラベラ。
香取: 大下さん!!



■室井佑月さん (08・5・17放送)

香取: さあ、室井さん今夜は美容整形特集ということですが、室井さんも・・・
室井: してます
香取: これはカミングアウトなんですか?
室井: いえいえ、元々エッセイとかに書いてますんで。ネタに困ってるとなんでも書いちゃうんですね。エステの激しいやつって思ってほしいな。整形って言わないでほしい。かわいい女心・・・
香取: ミニリフト…
室井: ああ、かわいいわ。



■IKKOさん (07・8・11放送)

(「ボディラインを保つ秘訣は?」という質問に)
香取: オープニングでも言いましたけど、45歳のオッサンには見えない!
IKKO: や〜だ、どんだけぇー!!
香取: どんだけー、見えないですよ!
IKKO: ホント〜、嬉し〜! 毎日ね、ウォーキングしてるんですね。
香取: ウォーキングがいいんですか?
IKKO: うん、朝晩で3時間!朝晩1時間半、1時間半!
大下: そこでさきほどの日焼け対策
IKKO: でも私は黒いの好きだから。



■高畑淳子さん (07・7・10放送)

(「不動産物件で重要視することは?」というメールに)
高畑: 日当たり、駅近!!
香取: 日当たり、駅近!!!
高畑: お値段も気になりますけどね。あとは、お隣さん。うさんくさい人はいないかなって。昔、痛い目にあったんで
香取: 痛い目にあいましたか…。難しいですよね。住んでて気づくこともあるじゃないですか。どうやって先に見極めるか…。
高畑: 不動産屋は知っているはずなんです。だから一泊させてくれるといいですね。



■竹内結子さん (08・2・9放送)

香取: ちなみに竹内さんのアニメヒロインは?
竹内: 私はもう、ベルサイユのバラのオスカルですね
香取: あぁ、バラにかけてるんだ?
竹内: そういういこともありますね。
香取: 実写版でやってみたいのってありますか?アニメで。
竹内: うーん…不二子ちゃん出来たら素晴らしいですけど、あのダイナマイトには及ばないですから。
香取: 不二子ちゃん?フルヌードですよ?
竹内: それは無理です!!あーそれは無理です。言い過ぎました!
香取: フルヌードで砂浜をこう…
竹内: すいません、ホントに絶対ないです!



■石原慎太郎東京都知事 (07・5・19放送)

香取: 東京でもっと、車のカーチェイスとかできないんですか?
石原: やろうと思ったら、お台場なんかではできるよ。
香取: じゃあ、ボク、何かの映画の時にスタッフが「カーチェイスやりたいんだけど、でも、できないんだ」って言われたら、「いや、慎太郎さんが『お台場で出来る』って言ってたよって言っていいですか?
石原: いいですよ。黙ってやっちゃったらいいんだよ、わかんない様にやればいいんだから。
香取: わかんない様にやれば(笑)
石原: 一般の市民が気がつかないようにしてやれば。
香取: はい、分かりました。



■藤田まことさん (08・3・8放送)

藤田: 僕は、初めて必殺で呼ばれて行った時にね、「おう藤田君、ちょっとちょっとやめよう。君な、そんな時代劇みたいなセリフ喋んなや」てね。
香取: ちょっと待ってください。時代劇なんですよね???
藤田: 「そんな時代劇みたいなセリフ喋るやつは東映行ったら腐るほどいる」ってね。「そういうのを使いとうないから君使うたんや」って言うんですよね。「これは現代劇やがな」って…。一番苦労したのはやはり中村主水の家庭のシーンですね。必殺の台本まわってきますね。で、「シーン15中村主水の家、現場にて宜しく!」って(笑)。



■堺雅人さん (08・8・23放送)

香取: ゲームって言ったら何ですか?
堺: 僕ドラクエ。僕上京して最初に買った電化製品が炊飯器とスーパーファミコン。その二つをまず買った。ちっちゃい頃、やらせてもらえなかったんですよね。
香取: あ、そう!堺さん、ゲームなんて一切やらなそう…
堺: やってましたよ。やってますよ、はい。
香取: 少しやってて、もう今は…
堺: 今はできないですね。でも次のドラクエは買うと思う。
香取: 堺さんは本をすごいいい姿勢で読んでそう
堺: いい姿勢でね。



■草ナギ剛さん (08・8・30放送)

草ナギ: ゲームのことはまかせてください。ファミコンは僕にとっての人生ですから。
香取: 一緒にやったよね。
草ナギ: やったね。
香取: よくやったよね。
草ナギ: 朝までやったじゃん
(「どうやったら格闘ゲームがうまくなりますか?」というメールに)
草ナギ: やりこむことですね。やりだすと、コマンドの出し方が単調ではなく、変則的に出せるようになるそしたら相手が読めなくなる



■綾小路きみまろさん (07・2・10放送)

きみまろ: こんな顔ですみません
香取: 生放送珍しい?
きみまろ: 初体験です。56歳です。会いたかったんです。若い頃の私に似てる。
香取: 「みんなのおかげ、あなたのおかげ」ですか…。
きみまろ: ホントにそういう気持ちで、毎日がんばってます。信じてやればいい事もあるんだと。それだけでやってきましたね。でも、ちょっと長かったですね、30年は。
香取: 潜伏期間30年…。
きみまろ: ボウフラのような人生でした。成虫になれ無いまま、ずっと水面下で動いてるような。
香取: 長かったですね。
きみまろ: その間に何回も正月は来るんですけど。やめずにやってこれたというのが良かったと思うんですけど。
香取: すごい気になるところなんでこの際聞いてもいいですか?
きみまろ: はい。
香取: ここの結んでるのはどっちですか?
きみまろ: これは下が自分の毛で、上がカツラなんです。半分半分で結んでるんです。風が吹いて半分まで取れても、ここまでは取れないんですね。絶対外れることは無い。ここでつながってますから。
香取: ありがとうございました。?
きみまろ: 前は髪がありませんので、風が吹いたらズレることもあります。そういう時は…こうやって引っ張ってます。(会場どよめき)ショーとかやってるとだんだんずれて来るんですよ。だから分からないように引っ張ってはいるんですけど。
香取: もう充分です!



■水谷豊さん (08・4・26放送)

水谷: 僕は俳優の仕事は、やってもやっても終わってしまうと何も残もやってない気がするんですね。こんな風に見る初めてなんですけど、「あぁ、仕事してたんだ…」と。
香取: 大分お仕事してましたよ!!(ひとつのドラマが終わるたびに、いつも引退を考えていたという水谷さんに)どうして引退しようと思ったんですか。
水谷: 自分には他に向いてる世界があると思ってました。
香取: でも、他にもたくさんありましたよ。「傷だらけの天使」のときも?
水谷: あれやったら辞めようと思ってました。これが30過ぎまで続きましたね。どこで辞めようか、考え続けて…。僕、その後休むんですね、1年半くらい。もう1回仕事から離れて、その中で他に向いてるものが見つかればそっちへ行こうと…。でも、結局見つからなかったんですよ。
香取: 良かったです!!見つからなくて!!



■徳永英明さん (07・12・8放送)

香取編集長のリクエストで、『大人が選ぶ女性バラードランキングベスト30』の1位に選ばれた『LOVE LOVE LOVE』、視聴者からのリクエストがあった山口百恵さんの『いい日旅立ち』を、徳永さんがアカペラで披露してくれました。が、しかし…徳永さんが『いい日〜』を歌ってくれているとき、スタッフがカンペを出したためにサビまで聴くことができず…。
徳永: 今日のこのテンションは一体なんなのかよく分かりませんけど…。「SPOTいきます」。
香取: そのカンペ出すな、そのカンペを出すな!!



■久本雅美さん (07・3・3放送)

香取: 芸人は親の死に目にあえない…スタッフに聞いたんですけど、久本さんのお母さんが危篤のときがあって、東京と大阪を行き来して、そのとき、生放送があって…。
久本: そうですね。ちょっと危ないとき、行き来させていただきました。
香取: 生放送で、しかも東京と大阪で離れなければ行けないじゃないですか?つらいときもありますよね?『いいとも』ですよね。少し遅れてらっしゃったらしくて。で、客席から久本さんが登場したって聞いて…
久本: うちの母親、応援してくれましたから。最初はお芝居することとか反対でしたけど。劇団入って、色々な姿見たら応援してくれましたから。最終的には『あなたのやることやることは、100%大切なことだから』って。叱咤激励してくれましたから。一番のファンでしたし、『一番の応援者や』って言ってくれましたし…。



■田村正和さん (07・6・16放送)

香取: この芸能界、たくさんの「田村正和」伝説があるんですが・・・撮影の現場に台本を持ちこまない?
田村: いや、持ち込む。
香取: 持ち込みますか!?
田村: 次は?
香取: 「お蕎麦屋さんで、人に見られないようにお蕎麦屋さんを貸切にした」って…
田村: ウソだよ〜。そんなことするわけない。ウソウソ。
香取: これはウソですか!伝説、ウソです。
(対談の最後にはこんな衝撃発言も!!)
田村: 「田村でこういうドラマ作りたい」って思ってくれなくなったらやめるときだと思ってる。もうそろそろ、店じまいしてもいいかなって思ってる。
香取: もうそろそろですか!?
田村: サラリーマンだったら定年。
香取: そのあとは監督?
田村: そんなことできるわけないでしょ!
香取: そしたら何もしない?いつかお芝居で共演させていただきたいです。店じまいはまだしないでください。
田村: 伸ばします



■織田裕二さん (07・11・24放送)

香取: 『恋はあせらず』ですよ。
織田: 成長した?赤ペン買った?
香取: それ、もうちょっとあとで。21の僕どうでした?
織田: かわいかったですよ。
香取: 30と21・・・だから織田さんよくキレていたんですね。
織田: かわいいっていうかさ。何かいいもん持ってんなって思うわけですよ。
香取: 本当ですか?
織田: 思ったよ。でも、こいつ寝てばっかりでやる気ないな〜って。
香取: 織田さんは赤ペンを持っているんですか?
織田: 持っているよ。いつも持っているよ。台本には赤では書かないけどね。
香取: でもあのとき、赤ペンって…。
織田: お前の場合は赤じゃなきゃダメだって思ったんだよ。おれは鉛筆でいいんだよ。色々書き換えるからね。
香取: 『赤ペン買え』って言ったの覚えてますか?
織田: お前がいつも言ってるから〜。でも、真っ白だったのは覚えている。
香取: 放送後、非常階段に呼ばれてぶっ倒されると思った。「昨日の放送見た」「よかったです」・・・あれは正解は何だったんですか?
織田: だって正解、ないじゃない!この世界、自分で考えることが大切なんだよ。



■オクダプロデューサー コメント

放送307回!ありがとうございます!!

2001年10月に始まった、SmaSTATION!!が、300回を超え、8年目に突入しました!これも、番組を見ている視聴者の皆様、そしてこのSmaTIMESを楽しみに読んでくださっている番組ファンの皆様のおかげだと思っています。いつも応援してくださってありがとうございます!

・・・と、放送307回ばかりに気がいきがちですが、このSmaTIMESも300号超えという偉業を達成したことも忘れてはいけません。
放送終了後の香取編集長やゲストへの取材から始まり、紙面のレイアウト、色の指定などの作業をこなし、朝方には印刷して全国に発送するというスゴ技を毎週こなしているスタッフには、本当に頭が下がります。

また、SmaTIMESで忘れてはならないのは、毎週ものすごいクオリティーを保ち続けている、香取編集長自作の表紙です。今は毎週、絵を描いてくださっているのですが、その発想力と丁寧な作業に、いつも感嘆のため息が出ます。色んなメッセージがこめられている絵なので、皆さんも色々想像して楽しんでみてください。我々スタッフにも絵の意図は明かされないので、毎回深読み(笑)をして楽しんでいます。
絵の前に表紙にしていた、香取編集長が毎日取りためた写真は、「SNAP NO SHINGO」として写真集に出来たので、いつか個展や画集として皆さんにお届けできれば良いなと思います。

今後も香取編集長を筆頭に頑張っていきますので、SmaSTATION!!&SmaTIMESを、よろしくお願いいたします!

一度でいい、みんなと話したい!

307回記念の格言です。『みんな』というのがポイントですね。香取編集長の心を知る前に、誰のことを指しているのか予想してみてください。「ゲストに来てくれる人だけじゃなく、ホントに、コンビニにちょこっと立ち寄ったときとかに、『あれ!? 香取慎吾じゃない?』っていう顔をした人には、逆にこっちから『こんにちは!』みたいに話しかけたいです。今日もあったんですけど(笑)。何か話したいんですよね。『何やってんすか、こんな時間に?』ってこっちから聞いたりとか…。『そっちこそ何やってるんですか?』とか言われながらね(笑)。ホントに、人間みんなそれぞれが、映画のようなストーリーを生きていると思うんです。だから、どんな人にも話を聞いてみたいなと思っているんです。だからこそ、SmaSTATION!!も、いままでに来たことがない人がもっと来てくれるような番組になったらいいと思います。それから、この前、トニー・レオンさんにも『また絶対来てください』って言ったんですけど、あまりこういう番組には登場しない人が来てくれたときの、2回目っていうのも期待したいですね。その後も他にはあまり登場していないのに、『あのとき言われたからまた来たよ』って感じで来てほしいですね」。

香取さんには、自分を見透かされているような気がします。

通算307回、8年目に突入しまして、いろんな方から「長寿番組だね」と言っていただくのですが、私個人としてはそんな実感がなく、むしろあっという間の8年目でした。それは、毎回、「もっとこうすればよかった」とか、「こう言えばよかった」といった反省点があって、その度に「まだまだダメだな。これから頑張らなくちゃ」と思うからだと思うんです。ゲストの方にお話をうかがうときも、ほかの番組では見られない違った面を少しでも引き出したいと思いながらも、それが出来ないこともあって。今後は、守りに入るのではなく、いい意味で多少はっちゃけてもいいから(笑)、スマステらしく質問をぶつけていきたいです。香取さんは、人とは違った視点からゲストに向き合うことができる方なんですよね。そんな香取さんにうまく寄り添いながら、番組を盛り立てられたらいいなと、気持ちを新たにしています。 今だから打ち明けますと(笑)、香取さんは今まで会った誰とも違う感性を持った方で、ご一緒していると自分の考えが見透かされているような気がすることがあります。それは怖さであると同時に、自分も成長しなきゃいけないという刺激にもなっていて。私にとっては、そんなところが尊敬できるし、信頼もできます。そんな香取さんとだから、いい緊張感を持ちながら、ここまで来れたんじゃないかと感謝しています。今後も、さらに感性を磨き、変化していくであろう香取さんとご一緒できるのは、うれしいことです。末永く、よろしくお願いします!

生放送の中で生まれる言葉たちから受ける影響っていうのは、ボクの財産になっているんじゃないかな、と思います

◆307回記念プレミアトークベストセレクション…改めて不思議な番組だな、と思いました。どうして、多方面から色々な方が、しかもあまりテレビでは見ることがなかったりする方が、生放送のこのSmaSTATION!!に出演するという決断をしてくれて、来てくれたのか…という面は不思議でもあります。それをやれている、っていうのは…生放送っていうのは、もう何年もやっていてもどこか緊張するものなんです。やっているボクも、大下さんも、スタッフも、それから視聴者の方々も、どこか緊張感があるじゃないですか。忘れかけているけど、完全に忘れることはできない小さな緊張感がある中で、そういう方々とお話できる…ゲストの方々も少しはあると思うんですよ、そういう緊張感が。その中で話すってことになると、他では言ったことがないことをポロリと言ってしまったりとか、本心がついつい出ちゃったりとか…っていうお話を聞けるこの場がある、っていうことが嬉しいです

◆勉強っていう勉強は、あまり好きじゃないと思うんですけど、それこそ気になった映画を見てみて、2時間時間が経ってみたら、「いいな」って思う部分が吸収されるようなボクとしては、毎週この1時間の中で、しかも緊張感のある生放送の中で生まれる言葉たちから受ける影響っていうのは、凄く大きいものなんじゃないかと思います。ボクの財産になっているんじゃないかな、と思いますね

◆ボクは、基本、しゃべるのが好きだし、クエスチョンマークが好きなので、単純に「どうして?」って思ったことを聞いてもいい場なので、楽しいです。あとどっか、自分が取材される側のボクとしては、そういう人たちが時々、ピリッとしたことを言ったりして、「そんなこと聞きやがって…」っていうことがあるんだけど(笑)、そういうのが凄く分かるくらいに、実はボクも、「わかってはいるけど、わかってないんですよ、私」っていう感じで、「これはどうなんですか?」って聞いちゃうんですけどそれも楽しい(笑)。本当は、「聞きたいけどこれはマズイかな?」まではいかなくても、「これは他で誰も聞かないから止めておこう」って思ってても、生放送になったら、自分でもビックリするくらい、ついつい言っちゃったりすることもあるんですよね。そうすると、ゲストの方もついついそれに対して答えてくれたりするし…ホントに楽しいです!