――オンエア中に、スマステをよくご覧になっているとおっしゃってましたが…。
はい。大好きで、初めのころからずっと見てるんです。特にベラベラは面白いですよね。あと、ニュースなどをいっぺんにやってくれるので、すごくわかりやすくて…。また、わかりやすいように構成してくれるんですよね。だから、つい見ちゃうんです。

――そんなスマステに初出演したわけですが、いまのご気分は？
いや、やっぱ緊張しましたね（笑）。僕は舞台の人間なんで…。！

――舞台の方がお客さんも多いですし、緊張するんじゃないんですか？
放送のナマとは違いますよ！　舞台だと、役に入ってるから平気なんですよ。でも、こうやって自分自身を出さなければならない場だと…僕、口下手なんで、何をしゃべっていいんだかわからなくなっちゃうんです。性に合わない（笑）。

――いやいや、かなり馴染んでらっしゃいましたよ。
いやいや…（笑）。でも、ベラベラで解答を振られなかったので、良かったです。ホント、ドキドキしてたんですよ。英語を聞くのは好きなんですよ。映画が好きなんですけど、セリフとかカッコいいじゃないですか。でも、それを理解しようとしないんで…。勉強しようとすればいいんですけどね。たまに海外へ行っても、ボディランゲージで何とかなるもんで…。たまに日本語でも通じることがありますよね？　誠心誠意、「○○をやってくれ！」って言えば（笑）。でもホント、今日は楽しかったです。「新選組！」でご一緒させて頂いてる香取さんと、こうやって素顔でご一緒させて頂いて…。

――「新選組！」での香取編集長と、今日の香取編集長とは何か違いはありますか？
大河では“近藤勇局長"ですからね。香取さんもすっごく集中されてますし、素顔とはまた違いますね。今日は何かヘンな気分でした（笑）。それにしても、香取さんはカッコいいですよね。

――大河で初対面するまでのイメージと変わらず？
そうですね。カッコよくて、優しくて…全然変わらないです。まだ一緒のシーンが少ないので、話す機会も多くはなかったんですが、これからどんどん仲良くして頂ければな、と思ってるんですよ。

――ところで、いま気になってるニュースなどありますか？
北朝鮮の問題とか…決して明るくはないニュースが多いですよね。でも、そういうものは気にしていかないと思うんですよ。スマステでもそういうニュースを紹介してくれてますけど、若い人がたくさん見てる番組ですし、知るうえで本当にいい機会だと思います。気にしないことって多いですしね。今日の日本国憲法だって、そうですよね。僕たちを守るためのものなのに、あまり気にされてない。阿川さんがおっしゃってた通り、時代と共に変わらなきゃならないって、今日初めて思いました。

――さて今後なんですが、番組でも告知があったように、舞台も始まりますが…。
そうなんですよ。「伝統」って言い切っちゃうはイヤなんですけど、ヨーロッパの国々ってそういう文化を大切にしてて、それによって人の温かさもわかってくるんです。だから、もしよかったら皆さんにも舞台に足を運んで頂けたら、と思いますね。