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現在は焼失して国宝ではなくなった名古屋城天守閣。この屋根にすえつけられた金のシャチホコは明治以降、3度も盗難にあっています(明治4年、明治9年、昭和12年)。ちなみに、1回目と3回目の盗難事件の犯人は見つかり、一回目の犯人はが銃殺刑に。しかし、明治9年の犯人はつかまっていません。シャチホコは現在どこへ?
また、昭和35年には、京大生が広隆寺弥勒菩薩の美しさに見とれ、指を折って持ち帰るという事件も。また、宝石をちりばめた東大寺不空絹索観音も盗難に。こちらは買取を持ちかけられた美術家の機転で、無事に戻りました 。
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番組では以前、国宝だった金閣寺が自殺志望の男性の放火によって焼失したことを紹介しましたが、ほかにも火事で失われた国宝が、、、それは昭和24年に焼失した法隆寺金堂壁画。出火の原因は壁画の仏像を写生していた人が切り忘れた電気座布団。ちょっとした不注意で1200年の歴史が灰に、、、。
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焼失以外にも、人為的に壊された国宝も。それは明治時代のこと。神道を重んじ、仏教を排する廃仏毀釈運動がおこり、数々の歴史的文化財が破壊されました。奈良の永久寺もその一つですが、運良く寺の外に流出した襖絵などは現在国宝になっています。また興福寺五重塔は250円(瓦1枚が1文の時代)で売り払われました。しかし皮肉にも解体費用のほうが高くつくという理由で難を逃れ、現在国宝に指定されています。
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