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今回は「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。おすぎさんの評価はいかに!?
今回は早くも公開されるレオナルド・ディカプリオ主演の最新作「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。翻訳すれば“できるものなら捕まえてみろ”という挑戦的なタイトルですが、それもそのはず。'60年代にわずか数年で400万ドルを稼いだ(!)実在の詐欺師フランク・アバグネイルJr.(L・ディカプリオ)の半生を描いたものなのですから。この10代の偉大なる詐欺師を追うFBI捜査官を演じるのはトム・ハンクス、監督はスティーブン・スピルバーグ。アメリカでは昨年12月に公開され、同時期に公開された「ギャング・オブ・ニューヨーク」の約2倍となる1億5700万ドルの興行収入を記録しました(しかも、撮影日数は5分の1の56日間)。製作に関わったすべての人々から、タイトルさながらの声が聞こえてきそうですが…。さて、おすぎさんにとっては捕まえたくなるような映画だったのでしょうか?
配給:UIP映画


とっても面白くできてる映画です。'60年代という、とっても潤いのあった時代をものの見事に再現してます。
ディカプリオがパイロットの格好から始まって、いろんな衣装を着たりします。雰囲気も…飛行場を'60年代にするのって大変なことなの! そのことから街全体…フロリダまで全部'60年代にするという素晴らしさ。さらに、もっと素晴らしいのは16歳の詐欺師に30代に近いディカプリオが化けちゃうっていう…ここが凄い! もう「ギャング・オブ・ニューヨーク」でとても汚いディカプリオを見た人は、この映画でもう1回、目を洗ってほしい! とにかくトム・ハンクスがどうの、誰がどうのっていうか、ディカプリオちゃんを見る映画ですよ! 実在の人物っていうのも凄いけど、それを演るディカプリオが何という詐欺師! っていう感じがとっても面白かった。まだ人を信じることができた時代に、それを逆手にとって詐欺をしたっていう面白さと、映画の作り方。スピルバーグはやっぱ上手いです。ぜひ御覧になった方がいいと思う。私はちゅうちょなく2500円はあげてもいいなと思うくらいの出来です。楽しいし、美しいし、そしていい演技者たちがいるんで、映画館を出てくる時にとっても良い気持ちです。
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