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マサチューセッツ工科大学の研究チームが、米国人を対象に「これなしでは生活できない発明品は何か?」という電話アンケートを取ったところ、歯ブラシが文句なしの1位になりました。2位以下は車、パソコン、携帯電話、電子レンジだったとか。今回の調査は、成人1000人と10代400人を対象に、研究者があらかじめ選んだ歯ブラシなど5品目のうち「これなしでは生活できないのはどれか」を電話で尋ねたもの。このほかの設問では、成人の60%、10代の56%が「生きている間にガンの治療法が見つかるだろう」と答えています。 全米歯科協会のリチャード・プライスさんは「当然の結果だ。歯は毎日使うもの。車やパソコンなら取り替えがきくが、歯はそうはいかない」と話しています。研究チームは、歯ブラシが1位に選ばれたことについて強い関心を持っています。その理由は、一般人は「偉大な発明は複雑なものであってはならない」と考えているからです。歯ブラシの発明は意外と古く、全米歯科協会によると、1498年に中国の皇帝がブタの剛毛を骨に植えて作ったことがわかっています。このタイプの歯ブラシは人気を呼びましたが、高価だったそう。故に、経済的に余裕のない家では歯ブラシを家族で共有していたとか。1938年になり、有名な化学会社「デュポン」がナイロン歯ブラシを開発し、米国で歯ブラシの使用は一般化しました。 チームはこれまで、発明をテーマにしたさまざまな調査を行っています。1998年の調査では56%の回答者が「医学の進歩の中で最も大切なのは、抗生物質の発明だった」と答えています。また1999年の調査では「最も重要な発明家はだれか」という問い、凧揚げによる静電気実験で有名なベンジャミン・フランクリンが、マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長や、電話を発明したグラハム・ベルを押さえて選ばれています。
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「完璧な雪だるまの作り方」を長年研究してきたブルーフィールド大学工学部がこのほど、確実な方法を開発したそう。完璧な雪だるまの作り方は次の通り――。
1. しっかりした土台をつくる。広く平らな場所を選び、少なくとも2インチ(約5センチ)の湿った雪でしっかりと覆う。できれば前庭の方がよい。
2. 雪だるまを作る。足の部分には、直径約3フィート(約90センチ)の球を作り、土台にしっかりと置く。次に、直径約2フィート(約60センチ)の球で胴体の部分をつくり、一番下の球の真上に置く。最後に直径約1フィート(約30センチ)の球を作って頭にし、2つの球のてっぺんに乗せる。手として、長さ2.5フィート(約76センチ)の棒を、胴体部分の上半分の左右に刺す。
3. 雪だるまに個性を持たせる。これは非常に重要な手順なので、注意して行う。5つの小石を頭部の下半分に、円弧を描くように並べ、にっこり笑った口を描く。ほんの少し大きめの石2つを並べ、目にする。次に、新鮮なニンジンを用意して鼻とする。ニンジンは雪だるまにとって、不可欠な物なので注意する。
これで完璧な雪だるまが完成するとのことですが、古い手袋や帽子、スカーフがあればより素晴らしい雪だるまとなるとか。 同大学のブルース・マター準教授(構造工学)は、「雪だるま作りは小さな子供達にとって、物体の構造や質量を理解するために役立つ、楽しい遊び」と話しています。
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マダガスカルに生息する原猿類シファカのメスが出産前にタンニンを含む薬草を多く食べることを京都大学霊長類研究所のマイケル・ハフマン助教授が突き止め、英科学誌「ニュー・サイエンティスト」に発表しました。タンニンは有毒ですが、少量では母乳を出すのに効果があるとされています。獣医師は流産防止にも使っており、同助教授は「妊娠時に自ら薬を服用する動物が確認されたのは初めて」と話しています。
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「新しい恋愛が最高のダイエット法」。イタリアの減量専門誌最新号が専門家への取材を基にこんな記事を掲載しました。栄養士によると、「チョコレートなど甘いお菓子や炭水化物を食べると、神経が刺激されて“幸福感”が得られるが、恋愛でも同じ感覚が得られるため、この感覚欲しさに高カロリー食を取る必要がなくなる」というのです。ただ、恋愛の減量効果は、男女ともに結婚や第一子の出産など時間がたつにつれ失われ、永続するケースはわずか12%とか。
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就学前の子供を対象にした早期英語教育には「大した効果はない」という研究結果が韓国で発表されました。このニュースに、既に子供に早期英語教育を受けさせている親は混乱に陥り、一部の専門家はこの調査結果とは反対に「教育的効果が大きい」として強力に反発するなど、韓国では今大問題になっています。同徳(トンドク)女子大の禹南姫(ウ・ナムヒ)教授が 英語教育の経験のない4歳児10人と7歳児13人に、週2回ずつ8回に渡って実験教育をした後、身体発達の条件や知能など、2つのグループの学習能力の差を考慮して成績を分析しました。その結果、92点満点のうち、4歳児は平均29.9点、7歳児は60.6点を獲得、7歳児の成績がはるかに高かったそう。また、2つのグループの英語の発音に関する実験でも7歳児がはるかに優れており、教育課程を撮影したビデオの分析では7歳児は学習内容に対する理解と興味が高く、教育がしっかり行われていましたが、4歳児は英語の遊びやゲームの意味と規則を理解することができず、事実上、教育が難しかったということです。研究チームは幼児英語スクールの外人教師の70%が教習経験がなく、教育の質も疑われると指摘。禹南姫教授は「早期英語学習のために不正確な発音が固定し、幼児にストレスを与えるため脳の発達に悪い影響を及ぼすなど副作用が生じる可能性もある」と警告しています。一方で幼児英語サイトの「スクスクドットコム」のソ・ヒョンジュ代表は、「英語の早期教育が効果がないと断定するのは一方的な主張。大切なのは時期ではなく学習方法であり、英語幼稚園方式ではなく子供が生活の中で楽しみながら学習する方法であれば効果はある」と反発しています。専門家は「少なくともヒアリングとスピーキングは13歳以前、特に4〜8歳の時に学ぶ程効果があるという研究結果が大部分」とし、「発音はより効果が大きい」と述べています。
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