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今回は「マイノリティー・リポート」。おすぎさんの評価はいかに!?
 「2054年――犯罪は予告され未来の罪が裁かれる」。スティーブン・スピルバーグ監督とトム・クルーズが仕掛ける衝撃の近未来SFアクションサスペンス「マイノリティー・リポート」。第15回東京国際映画祭のオープニング作品にもなり、12/7には遂に全国映画館で公開される本作品をピックアップします。2054年のワシントンD.C.。テクノロジーの発達により、犯罪は予知され犯罪者は犯行前に逮捕されるようになっていました。ところがある日、そのシステムを忠実に守るチーフ捜査官アンダートン(T・クルーズ)自身が“犯罪者”として予告されます…。ほか出演はコリン・ファレル、サマンサ・モートン。この冬、大注目の作品をおすぎさんはどうベラベラするのでしょう?
提供:20世紀フォックス映画 AND ドリームワークス・ピクチャーズ

とにかくスピルバーグって人が頭がいいってことと、面白いものをちゃんと作る素晴らしい監督であることを、この映画で証明したと思うんですね。私、彼のことはあんまり好きじゃないですけど、とっても良くできてる映画なんで、すごくオススメです。けれども、映画館に入ってスクリーンに映像が映ってから30分、すべての画面をじっくり見てないと、後がまったくわからなくなる! ま、慎吾ちゃんみたいに頭の良い人は大丈夫だと思うんですけど、アメリカ人はそんなに優秀じゃないから、この映画がほとんどわからなかったらしくてコケたんですね。日本人は隅から隅まで映像を見るから大丈夫だと思うんですけど。頭の30分っていうのは、トム・クルーズがどういうことをやっているのかを描いてるわけ。2054年のワシントンD.C.では犯罪防止局っていうのがあって、そこでは予知能力のある人間が「こんな事件が起きますよ」って、事件を映像化したのをリーダーであるトム・クルーズが見て「いつ、どこで、どうなってるか」っていうのを把握して、「そ〜れ!」って出かけていくのね。そういうような感じの映像と、トム・クルーズの子供たちに襲い掛かったいろんなもの(これはトラウマになってるんだけど)、予知能力者の中の映像とか、とにかくいろんな映像が入り組んでるんで、何が何だかわからないんだけど、よ〜く見てればわかるんです! その後はもう素晴らしく面白くなってる!! 「ハリー・ポッター」なんかは「あー、わかる、わかる!」って感じで流れるから、考えなくてよかったんですけどね。この映画ではトム・クルーズが自分が犯人にされて、誰かの罠にかけられてるっていうんで、逃げながら犯人捜しもやんなきゃいけない。だから、トム君がやってる犯人捜しを観客も一緒にやんなきゃいけない。ここのところが素晴らしいんです。とにかく見て楽しめる映画です。3000円!! こんな感じです。
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