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――初めてのSmaSTATION-2、いかがでしたか?
あっという間でした。VTRがとても良いんですよね。深くてシリアスなことを、とても分かりやすく伝えてくれるじゃないですか。
それに引き込まれて見てるうちに、自分の中で意見が次々と出てきて…フライングしちゃった(笑)。
――東さん、医療関係についてはかなりお詳しいような印象を受けましたが…。
この10年間、骨髄バンクのことに関わっていて、泣き寝入りした患者さんの声などを聞いてきたんです。
それで、私たちは医療側と戦ってきた身だから、こういう番組は凄く嬉しいんです。いつもジレンマを感じていたので。
――ご自身のことで、医療側に不満をお感じになられたことはあるんですか?
私は今年の夏に2カ月、右足首を骨折して入院してたんです。で、ここぞとばかりに“医療側と戦ってやる!”って思ってたら、とても良い病院だったんです(笑)。カルテも見せてもらったし、セカンド・オピニオンもOKだったし。ただ、病院側があんまり「頑張って下さい」って言うので、「頑張るのは皆さんですよ。今、私は寝たきりで動けないので、リハビリになったら頑張ります!」とは言わせて頂きましたけど。でも、その1点だけでしたね。
――その病院については、前もって調べられたんですか?
以前から、外来で行った時に調べて「ここは大丈夫だ」って思ってたんですよ。でも、入院となると、どうかは分からないでしょ。
ところが、良かったという…。これがもし救急車できちんとしていない病院に運ばれていたら、大変でしたよね。
ケガと戦わなければならないわ、病院と戦わなければいけないわ…。こっちはお金払ってるんだから、冗談じゃないですよね!
私は患者=お客様だと思ってるから(笑)。
――ところで、今日は英語の方もかなり“できる”とお見受けしましたが…。
いやいや、私は座ってたから余裕があったんですよ(笑)。もし前に立ってたら、頭が真っ白になってたと思います。だって、目の前に外国人の方がたくさんいるでしょ。凄い勢いで見てるし(笑)、絶対に緊張しますよ。
――次はぜひ、前に立って対戦してるところを見せて下さい!
いやぁ、勘弁して下さい。なんか凄い怖い顔になりそうだもん(笑)。
――(笑)。では、最後に香取編集長に一言お願いします。
慎吾ちゃんのセンスの良さは凄いですよね。きっと努力してるんだと思うんですけど、一生“センスが良いと言われてやる!”くらいの感じでいて下さい(笑)。
そんな東さんが今度本を出版します。
「<私>はなぜカウンセリングを受けたのか」
11月21日 マガジンハウス刊 |
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(東ちづるさん・談) |
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