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ワインと共に食事すると食中毒にならない──という古くからの言い伝えに、科学的な視点から注目したオレゴン州立大学食品科学技術部のマーク・ダッシェル教授が、ワインを材料にした消毒剤を開発しています。
教授は、ワイン全般、特に白ワインには、大腸菌やサルモネラ菌などの細菌を殺す作用があることを発見、「この研究結果から、ワインを元にした消毒剤の開発を思いついた」と教授は話しています。開発中の消毒剤はワインが原料であるため、塩素系やヨウ素系消毒剤の代わりとして、台所や食品工場でも安全に使用できるということです。
現在は、最も消毒力が強く、使用後に変なニオイやネバネバが残らないものを作る方法を研究中。大学も弁護士を雇い、消毒剤の製法が完成したらに特許をすぐに取得できるよう、申請書類を準備しているとか。さらに、この話を聞きつけたワイン醸造所が、余ったワインの使い道として興味を示しているということです。
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ドイツのサッカー1部リーグで急きょ出場準備を命じられたヘルタ・ベルリンのカルワン選手は練習用のスーツを脱いで初めて、自分がユニホームでなく白いTシャツを着ていることに気付きました。チームドクターは着替えるよう勧めましたが、コーチはカンカン。ベンチに戻れと命じ、出場させなかったとか。チーム側は「ちょっとした“寄付”をしてもらうことになる」としており、同選手は罰金を科せられる羽目に。
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ロシアの宇宙管制センターは10月30日、ベルギー人を含む3人の宇宙飛行士を乗せた宇宙船ソユーズ号が、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から同日午前6時11分(日本時間同9時11分)、無事に打ち上げられたと発表しました。宇宙滞在は12日間の予定で、国際宇宙ステーションの救急カプセル施設の交換などの作業に従事します。
搭乗しているのは、ロシア人の機長とエンジニア、ベルギー人のエンジニアの3人で、欧州宇宙機関(ESA)提唱の科学プロジェクトも実施するとか。ソユーズ号の打ち上げは当初10月28日に予定されていましたが、貨物運搬用の同型ロケット「ソユーズU」が15日、発射直後に爆発。死傷者9人が出たため、打ち上げが延期されていました。その後の調べで、エンジン部分から使われていないはずの金属断片が見つかり、ロシア当局は妨害工作の可能性も示唆していたのです。
今回のソユーズ号には、米人気アイドルグループ「イン・シンク」のランス・バースさんが搭乗する計画もありましたが、推定2000万ドル(約25億円)の旅費支払い問題でロシア航空宇宙局ともめ、契約が破棄されていました。
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サッカーのスーパースター、英国のデービッド・ベッカム選手の年間広告収入が推定800万£(約15億円)を超えた、と英紙「イブニング・スタンダード」がこのほど伝えました。
そんな中、新たにテレビ放映されるのが、通信大手ボーダフォンのカメラ付き携帯電話の広告。買い物中のベッカム選手を見つけたファンがツーショット写真を撮るなどの場面設定で、年間契約額は100万£以上といわれています。広告関係者によると「ベッカム選手が持つブランド力で、この電話をかっこいいと思わせる戦略」だとか。ベッカム選手は既に清涼飲料水、スポーツ用品、サングラスなどの広告に登場し「ベッカム選手を見ずに繁華街を歩くのは難しい」(同紙)といわれるほど。
ちなみに、所属クラブ、マンチェスター・ユナイテッドとは基本年俸410万£(約7億円)で契約しています。
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イスラム教の影響が強いため、女性がオートバイや自転車に乗り辛い風潮のイラン。そんなイランでオートバイメーカーが女性向けの無料オートバイ教室への参加者を募ったところ、募集開始1週間足らずで3000件以上の申し込みがあったそうです。
イランでは、1979年の革命以降、国の指導者が「女性が運転するのは不適切なこと」と決めてしまったとか。しかし1997年に穏健派ハタミ大統領が就任してから、また少しずつ風向きが変わっているもようで、最近では、禁止にもかかわらずオートバイを運転する女性が増え、公園や交通量の少ない道でインラインスケートを楽しむ若い女性も見られます。
こういった風潮を背景に、オートバイメーカーの「バナ・インダストリアル・グループ」が女性向けの無料オートバイ教室を企画。同社の販売部長はロイター通信に対し、「すでに3000〜4000人の女性から申し込みがありました。非常に強力に、我々のビジネスを後押ししてくれそうです」と語っています。同部長は、イラン国内で女性向けのオートバイ教室がイスラム保守派から強い批判を受けることは認識しているとした上で、「予言者マホメットは信者に対し、乗馬と水泳、剣術を学ぶよう勧めていますが、男女の区別はしていません。イスラムの信者は、すべて等しく扱っています。今の時代、馬を使っての移動は実際的ではありませんから、オートバイが乗馬に代わるものになります」と話しています。このオートバイ教室は、来年5月に始まる予定。目下の悩みは、指導する女性教官の確保だとか。
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