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――この番組に対しての鳥越さんの印象はいかがですか?
 いつも見てますよ。印象は…いつも英語で、俺はどこまで出来るか、ハラハラしながら見てるんだけど(笑)。一時期、かなり英語に偏った時期もあったと思うけど、最近はニュースもちゃんとやってて、ニュースに普段関心のない、縁のない人たちが、香取くんを媒介にしてニュースに近づく、みたいなところがあるんじゃないかな。実際、若い人たちからそういう話も聞くしね。

――では、その香取編集長に関してはいかがでしょう?
 僕は中居(正広)くんと一緒に番組をやってたから、よくわかってるんだけど…最初は「大丈夫かな?」って思ったけどね(笑)。でもホントに、SMAPのメンバーは全員そうだけど、みんないわゆるアイドルではないよね。何でもこなすじゃないですか。それこそ、歌や踊りはもちろんだけど、ドラマやバラエティー、それから料理でも何でも出来る。中居くんは先に報道番組もやってたわけだし…。アイドルって大体、歌と踊りで、ちょっとドラマにも出る、っていうくらいまでで、あそこまで何でもやるグループって、いままでなかったと思うんだよね。昔の…ドリフターズじゃなくって、その前…そう、植木等さんたちがいたクレージーキャッツみたいな感じかな。でも、確かにクレイジーキャッツはそれに近いとは思うけど、彼らはアイドルではなかったからね(笑)。そういう意味では、非常に珍しい存在だと僕は思っているんですよ。その中で香取くんは、一番年も若いし、そういう存在なのかな、と思って見てたけど、段々、自分の分野を発揮してきて、結果を残してきた上で、この番組でまたひとつ新しい分野を開いたという意味で、香取くんにとってもいい番組だと思う。彼が、英語の努力をしているのを見るだけでもファンとしては嬉しいと思う。確実に彼は実力が上がってるじゃないですか。ああやって努力すれば、英語は身に付いていくんだ、っていうのがわかるから、面白いよね。ハンパじゃないから。だから、はやく香取くんの英語が、チョナン・カンの韓国語のレベルに追いついてほしい(笑)。そうなれば、番組としてもおいしいし(笑)。

――さすがにSMAPにお詳しいですね(笑)。
 コンサートも何回も見てるからね(笑)。でも、ホントに、チョナン・カンまでいくのは難しいからね。彼の努力スゴイから…。だから、問題は香取くんがそこまでやってるかだよ。番組としては、モチベーション高めてそこまでやってもらって、ホントにちゃんと英語をしゃべれるようになってもらえば、OKなんだよね。チョナン・カンの韓国語は、韓国の人たちに聞いても、ちょっと日本人がしゃべってるっていう感じはあるけど、発音も凄くしっかりしてる、って言ってるもんね。せっかく始めたんだから、タレントがちょっと挑戦してみました、っていうレベルじゃなくて、本物にして欲しいよ。見てるうちに、「凄くなったなぁ」「おい、本物になっちゃったよ」って思うくらいね。彼なら絶対出来るんだから。
(鳥越俊太郎さん・談)
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