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今回は「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」。おすぎさんの評価はいかに!? |
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香取編集長の今回のオススメは「天才マックスの世界」で注目を集めたウェス・アンダーソン監督の新作「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」。テネンバウム家は子供たちが各界の天才となったことで、マスコミにもてはやされる存在でした。が、そんな栄光もどこへやら。今では家族の絆は崩壊寸前の状態。そんなある日、別居していた父ロイヤル(ジーン・ハックマン)は再び家族をまとめようと一念発起します。ところが、子供たちの彼への思いは複雑で…。淡々とした中に、皮肉なユーモアが効いた作品。さて、おすぎさんのオススメ度は?
配給:ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン) |
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私が題名も覚えないような映画を慎吾ちゃんが選ぶなんて、すごく信じがたいんですけど…。私は今「この映画をわからないヤツはバカだ」みたいな風潮がいけないと思うんです。春先にこの映画を見せてもらったんですけど、確かにハリウッドの大物が随分出演してて豪華よね。小さいころに神童だって言われた姉妹、兄弟が大きくなってどうなったんだっていうお話なんですけど、ただ見てて私がわかるようなバックグラウンドがないんだよね。頭の良かった子供達がああなって、こうなって…どうなんだろう!? って言われたって、それは「ただのバカだっただけじゃないの?」と言いたくなってしまうわけよ。で、ファッションも年中ラコステだとか、ジャージなんかを着てるってのが一つのウケる要素になってるんだけど、言っちゃえば「オタクっぽい映画」なのよ。ひねた考え方で描いたものを、ひねた問題として見る人たちが「素晴らしい映画だ」とか言っちゃうんだけど、私みたいに脳ミソがちょっとエンターテインメントしちゃってる人には、ちっとも面白くない。この映画ひとつで価値基準を決め付けられるのは、イヤだなって思います。まぁ、この映画はいい人にはいいだろうから、1000円ってところかしら。 |
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