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ナイジェリアでは、長年の軍政に終止符を打った1999年以来の大統領・議会選挙が来年に予定されていますが、選挙管理委員会によると、有権者名簿がシロアリに食い荒らされ、選挙準備に支障が出ているとか。前回選挙で紙に書いた名簿はコピーしていましたが、「シロアリの被害に加え、さまざまな暴力ざたがあり、各地で名簿が失われた。選挙作業の基礎資料がない」と選管の責任者。予算不足に悩む選管ですが、今後は名簿をコンピューターで管理するということです。 |
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米テキサス州テキサーカナ――米空軍の元戦闘機パイロットで、1995年のボスニア紛争で敵ミサイル攻撃を受け墜落、奇跡の生還を果たしたスコット・オグレーディ氏(36)が19日、米映画「エネミー・ライン」は自らの体験を材料に無断で製作したものとして、映画会社の20世紀フォックスとケーブルテレビのディスカバリー・チャンネルを相手取り、テキサス州テキサーカナの連邦地方裁判所に損害賠償訴訟を起こしました。訴状によると、同氏は名前や個人情報を不正使用されたなどとして、プライバシーの侵害を主張。映画の中では主役が上官の命令を無視するなど、事実を曲げた創作場面があるとも指摘しています。オグレーディ氏は、F16型戦闘機のパイロットとしてボスニア・ヘルツェゴビナ上空を偵察中、敵勢力のセルビア人武装組織による地対空ミサイルの攻撃を受け墜落。米海軍から救出されるまでの6日間、セルビア人勢力の追跡から逃れ、政治家などの賞賛を受ける中、英雄として帰国していました。昨年11月に全米公開された映画「エネミー・ライン」は、ボスニア紛争を舞台にジーン・ハックマン、オーウェン・ウィルソンが主演した作品。偵察中に大量虐殺の証拠隠滅作業を空中カメラで撮影したために撃墜され、敵の執ような追跡を受けながらも、戦い抜いて救助されるパイロットを描いたもの。作品は映画公開前に、ディスカバリー・チャンネルのドキュメンタリー番組「BehindEnemy Lines: The Scott O'Grady Story」として放映され、98年から2001年までに繰り返し再放送されていました。 、オグレーディ氏は映画やテレビの放送で得た利益の3倍の賠償金や裁判費用などの支払いを求めているそう。同作品は公開されてから今年の3月までに全米だけで総額5900万ドル(約70億8000万円)を稼ぎ出しており、日本でも今年3月に公開されています。フォックス、ディスカバリー・チャンネル双方は提訴に対し声明などは発表していません。一方、オグレーディ氏は昨年米空軍を辞め、現在は自分の経験に基づいて子供の本を書いたり、講演する生活を送っているそうです。 |
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アメリカの人気アイドルグループ、「イン・シンク」のランス・バースさん(23)が計画する民間宇宙旅行ニュースの続報。ロシア航空宇宙局は滞納されていた旅行費の支払い期限日として、今月23日を設定していましたが、その日までに代金が支払われなかったことが明らかに。問題の旅行費用はおよそ2000万ドル(約24億円)。航空宇宙局は支払いにあと数日間の猶予を与えると話しています。(「数日間」の具体的日数は不明)。
バースさんは10月28日に飛び立つロシアの宇宙船ソユーズに同乗する予定で、7月からモスクワ郊外の宇宙飛行士教育施設があるスターシティーで、旅行に備えた訓練に参加しています。支払い最終期限日だった前日の22日には、ソユーズに同乗する宇宙飛行士2人とともに無重力訓練を行い、24日からは米ヒューストンのジョンソン宇宙センターで1週間の訓練を引き続き受けることになっています。しかし代金が支払われなければ訓練も中止されることに。
バースさんの宇宙旅行に関しては、米デスティニー・プロダクションがテレビ番組として放送することになっていますが、支払いが遅れていることについて同プロダクションは、ロシアの関係当局間の連絡のまずさなど官僚主義の弊害を批判するだけで、詳しいコメントは避けています。しかし、3社とスポンサー契約を結び、各社からそれぞれ500万ドル(約6億円)から1500万ドル(約18億円)の資金を獲得している、と費用に関しては全く問題がないと強調しています。 |
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金正日総書記がロシア極東訪問に向かったのと時を同じくして、500羽のガンが平壌上空を飛び回った後、ロシア極東方向へと飛んでいったそう。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の朝鮮中央放送はこのほど、このガンの話を金総書記のロシア訪問にまつわる「珍しい現象」だと紹介しています。同放送は2001年8月に金総書記がロシア訪問から帰国した際にも、金総書記の生誕地で革命の聖地とされる白頭山上空に早朝、珍しい虹が架かる神秘現象が起きたと報じていました。北朝鮮では、新奇な自然現象を金総書記の威光に関連させ紹介することが多く、今回の“ガンの群れ”もロシア訪問の成果を予告する狙いがあるとみられています。 |
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米ペンシルベニア州の川で、釣りを楽しんでいた男性ふたりが、大物を釣り上げたと思ったところ、かかったのは魚でなく、さび付いている未使用のロケット弾だったそう。地元警察によると、川の浅瀬で見つかったのは長さ約60 センチで、バズーカ砲などに用いるロケット弾。発見時も爆発の恐れがありましたが、そうとは知らないふたりは、ポーズをとってロケット弾と一緒に仲良く記念撮影をしていたとか。結局、引き取った警察が専門施設で遠隔操作によって爆発処理しましたが、なぜ川に落ちていたかは不明ということです。 |
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スマ特でもお伝えした「地球温暖化」にアメリカが非協力的だというお話。
26日からヨハネスブルクで始まる「持続可能な開発に関する世界首脳会議(環境・開発サミット)」に、米国のブッシュ大統領が欠席するよう求める手紙を、米国内の保守系シンクタンクや業界団体の代表が送っていたことが分かりました。環境保護団体「地球の友」がこの手紙を入手し、20日明らかにしました。「地球の友」のロジャー・ヒグマンさんは「ブッシュ大統領の欠席の決定に、産業界からの圧力が影響したのは確実で、地球の市民よりも、産業界の利益を重視する大統領の姿勢が明確になった」と批判しています。手紙は8月2日付で、競争的企業研究所、全米納税者連合などを代表する31人の連名。手紙は、サミットを「世界の経済と環境にとって最も無責任かつ破壊的な動きに、世界のメディアが注目する機会を与えるためのものでしかない」と批判。「大統領が出席すれば、グローバリズムや自由、西欧的な価値といったものに反対する動きが、さらに大きな注目を集めることになる」と、サミット欠席を求めています。また「地球温暖化は、環境問題では最も重要でないものなので、米国の交渉団はヨハネスブルクでこの問題にスポットライトが当たらないようにし、交渉のテーブルから遠ざかるべきだ」とも主張しているそう。 |
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先週のスマタイムズでお伝えした、「タイでスパイダーマンの衣装を着てガスボンベを配達」し、売上を3倍にしたというニュース。その後、タイでスパイダーマンの著作権を持つ出版社がこの店を告訴していたことが明らかに。ガスボンベのお店では、「迅速な配達」をアピールするためにハリウッド映画「スパイダーマン」の衣装に似せて作った服を配達員に着せ、配達させていました。
その後店と出版社で和解が成立、これからは著作権に関係のない、タイのキャラクターを使うことになったとか。ちなみに、このガスボンベ店、スパイダーマンの成功に気を良くしてバットマンやスーパーマンの衣装まで用意していたそうですが、全てあきらめたと言うことです。 |
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