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今回は「青い春」。おすぎさんの評価はいかに!? |
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今回、香取編集長が選んだのは現在公開中の「青い春」(豊田利晃監督)。松本大洋作の同名漫画を映画化したものです。舞台となるのは男子校。先輩たちの卒業後、高3になった九條(松田龍平)は、屋上の肝試し“ベランダゲーム”の勝者となり、“番”を張ることになります。しかし、九篠にとってはすべてが無意味でどうでもいいことだったのです…。出演はほかに、高岡蒼佑ら。新世代の不良たちがドロップアウトしていく姿を、鮮烈に描いた本作品。壮絶な“青い春”に、おすぎさんは何を感じたのでしょうか? |
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慎吾ちゃんが珍しい映画を「観ろ」って言うから、一応見ました。高校生の話なんだけど、原作が松本大洋さんのコミックスなんですよ。コミックスを映像化することが悪いとは言わないし、そういう傾向のものがあってもいいと思うの。この作品も、いわゆるやさぐれちゃった高校生たち…私たちは昔「不良」って言ったんですけど、今は何て言うのかしら。でも、高校生が出刃包丁持って、平気で人を刺すなんて現実とは思えないし、現実である必要もまったくないわけですよ。でも、監督・脚本の豊田さんがどういうつもりで撮ってるのかが、私の中では納得がいかなかったのよ。きっと彼の世界があるんだろうとは思うのよ。でも心理をほとんどセリフでも見せようとしないし、映像でも見せようとしない。それは漠然と受け取れよってことなんだろうけど。どんだけ新しい形を取ろうとしても、結局は友情の物語だし、それが悲劇に終わるものであるとしか思えなかったの。ただ「見てよかったな」と思うのは、松田優作の息子だってことばかり言われてた松田龍平くんが、「御法度」なんかよりずーっと良かったってこと。だから金額を言われると困るんですけど…。若い子だったら1800円。60歳に近い私は1500円かな。 |
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