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今回は「I am Sam」。おすぎさんの評価はいかに!?
2人はこんなに幸せなのに、どうして一緒に暮らせないの?――今回、おすぎさんにベラベラしてもらうのは、ジェシー・ネルソン監督の「I am Sam アイ・アム・サム」。親子のピュアな物語を描いたこの作品。全編をビートルズの名曲が彩ります。主人公は知的障害のため7歳の知能しかもっていないサム・ドーソン(ショーン・ペン)。娘のルーシーを男手ひとつで育てています。幸せに暮らす父娘のもとへ、ある日ソーシャル・ワーカーが訪れます。サムは父親としての能力がないと判断され、7歳になったルーシー(ダコタ・ファニング)を奪われてしまうのです。サムは娘を取り戻すため、エリート弁護士リタ・ハリソン(ミシェル・ファイファー)の事務所のドアを叩くのですが…。――おすぎさんの評価は?
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この映画は観てる間ずーっと胸が痛くて…。それにどれだけ耐えられるかってところなのよね。7歳の知能しかもたないショーン・ペンに、ひょんなことから女の子供ができちゃうわけね。母親は逃げちゃって、結局育てなきゃいけなくなるの。周りの力を借りて、7歳までは自分で育てるんだけど…。お嬢ちゃんが7歳になった時、自分がお父さんよりも能力が上になっちゃうことが怖くなって、学校で勉強しなくなっちゃうんですよ。それを先生に気づかれて、ソーシャル・ワーカーが家に来るわけです。そこで父親としての資格がないと判断されて、娘と別れさせられちゃう。それがアメリカの福祉なんですね。だから本当は、そのことを「冷酷だ」と言っちゃいけないんです。子供がきちんと育つように環境を整えることが、アメリカの福祉なんですよ。この作品を見ると「なんて、鬼なんだろう。こんなに愛情があるのに!」って、日本人はどんどん言っちゃうのね。だけど私なんか、その点では冷めてるんだけど、胸が痛いわ〜ってなっちゃう。どうしてそう思うかっていると、ショーン・ペンが上手いのよ! ハリウッドのスターさんってね、ハンディキャップ持ってる人を演じる時は研究し尽くしてやるのよ。だから、どうしても見てる側は「それはないんじゃない!?」って思っちゃうわけ。で、また子供が本当にいい子なのよ。だけどね、この作品が訴えてることに対して「そうなのよ」って思いながらも、「でも、父親としてはどうなのよ。間違ってるんじゃない?」ってとこを持たなきゃいけないわけ。そういう風に考えると、けなしちゃいけない映画だなぁって思って…。私は1500円かなって思います。

これは自ら主演した映画「模倣犯」(全国東宝系ロードショー)を評した中居さんの第一声。6/8から公開された同作品は宮部みゆきのベストセラー小説を、森田芳光監督が映画化したもの。中居さんが演じるのはピースと呼ばれる青年・網川浩一。異常な連続女性誘拐事件に世の中が恐怖に震える中、犯人と思われる男性ふたりの遺体が発見されます。が、突然マスコミに現れた網川は、連続誘拐事件の真犯人は別にいると主張を始め…。この映画の魅力を、中居さんは次のように語りました。「原作はベストセラーになった小説です。もちろんフィクションなんだけど、僕らが生活していく上で、あってもおかしくないと思わせるような、リアルな映画になってます。さらに、今は便利な世の中になっていると思います。いろんなことが便利になり過ぎて、こういうことが起こってしまってるんじゃないかなって…。社会勉強にもなる映画ではないでしょうか。そして何といっても、僕が出てる! いつも真剣にお芝居してない僕が、真剣にお芝居しました」と中居さん。藤井隆、津田寛治、木村佳乃、山崎努らをはじめとする豪華キャストとの共演で見せる、中居さんの新しい一面に期待を!
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