SmaSTATION!!

――初出演のご感想をお聞かせください。
1時間があっという間だと聞かされていたんですが、本当に思っていた以上に短かったですね。ランキングを見ながら「見てた、見てた」「知ってる、知ってる」と言ってるうちに終わってしまいました。家でテレビを見ている感覚で楽しめました。香取さんもいてくださったので、緊張することもなくリラックスして過ごせました。

――ランキングに入った作品は、ほとんどご覧になっていたそうですね。
そうですね。もちろん、再放送で見たものも多いと思いますが。子供のときは、9時より前にやっていたアニメは、ほとんど見ていたような気がします。

――お好きだとおっしゃっていた「ベルサイユのばら」のオスカルもランキングにありましたが、ほかに印象的だったヒロインといえば？
「ハクション大魔王」のアクビちゃんですね。かわいらしかったですよね。それから、ふと思ったのが、意外と最終回を知らないんだなってこと。「ハクション大魔王」の最終回もそうですし、ほかの作品も今見てもかなり感動しそうですよね。

――今、ご覧になりたい作品はありますか？
「タッチ」に続編があったなんて知りませんでしたので、見てみたいですね。浅倉南のその後が気になりますね。ほかにも、いろんな作品を全編通して見てみたいと思いました。

――現在、ドラマ「薔薇のない花屋」で香取さんとご一緒されていますが、ドラマの現場の香取さんとスマステの香取さんに違いはありましたか？
違いましたね。「あっ、スーツ着てる」って(笑)。現場では、当然、英治さんなので、役柄通りにいい人過ぎて心配になっちゃうくらいなんですけど、今日は香取慎吾さんでしたね(笑)。周囲に気を配ってくださるっていうのは、ドラマの現場でも同じなんですけど、今日はそこに楽しませてくれるという、うれしい部分がプラスされていました。人をリラックスさせてくださる方ですので、私も現場では伸び伸びさせていただいています。

――香取さんも「今日の竹内さんは違う」と思われたのでは？
髪型違う、メイク違う、目も見えてるってことですよね。きっと、思われたと思います(笑)。

――最後になりますが、2月9日から公開の映画『チームバチスタの栄光』の見どころをお願いします。医療ミステリーなのに、コメディーだと思いながら撮影に臨まれたとおっしゃっていました。
老若男女どなたにも見ていただける、本当に間口の広い作品になっていると思います。病院のなかで起こった医療ミスが事件になっていくお話なんですが、その事件を解決する役を演じるのが阿部寛さんと私、犯人に疑われるのがチームバチスタの7人という設定で。確かに医療ミステリーではあるんですが、結構、クスッと笑えるセリフも多くて、私は楽しかったんですよ。でも、実は、よく考えてみるとそれが凄く怖いセリフだったりもするんですけど…。そして、犯人がわかったときには、今の医療の問題点も、原作がいわんとしていたこともちゃんとわかるように投影されていると思います。まずは、ぜひ、気楽な気持ちでご覧いただきたいと思います。

(竹内結子さん)

「チーム・バチスタの栄光」
　全国東宝系にて公開中！